ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)は、クレジットカードや外貨両替ショップに比べ、圧倒的に手数料が安いので、とてもお得。
使い方によって、海外での手数料が変わってくるので、賢く使うのがコツ。
中でも、この1つを絶対に注意しないと本来は手数料が0円でいいところ、無駄に払うことになるので、注意です。
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETとは?
ソニーバンクウォレットで何ができる?
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET (ソニーバンクウォレット)は、ソニー銀行のキャッシュカード&VISAデビット、ANAマイレージクラブが合体した1枚。
年会費無料で持つことができ、1枚で、海外ATMで現地通貨を引き出したり、クレジットカードのように使え、しかも為替の両替コストは一番オトク。
さらに、国内での利用ならANAマイルが貯まり、外貨定期預金で毎年ハワイに行けるくらいのマイルまで貯められる超便利なカード。
まず、何ができるのかざっくり紹介。
ソニーバンクウォレットでできること
- 外貨預金を外貨のまま海外ATMで引き出せる
- VISAデビットカードとしてクレジットカードのように使える
- 外貨両替が低コストでラクラク
- 外貨預金が足りなくても円預金から自動的に不足分を充当して海外ATMで外貨を引き出せる
- 外貨定期預金でANAマイルがたくさん貯まる
- 外貨預金、投資信託残高でANAマイルがちょっと貯まる
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETの概要
カード詳細
ソニー銀行キャッシュカード
【デビットカードブランド】
VISA
【対応外貨】
10通貨
(10通貨以外でもATM引き出しやデビットカードとしての利用はもちろん可能)
【年会費】
無料
【家族カード】
設定なし
【特徴】
外貨定期預金やデビットカードの国内利用でANAマイルが貯まり、為替手数料も低いので海外旅行の相棒になる
入会定キャンペーン
ソニー銀行の新規口座開設とANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET の発行で500マイルプレゼント中
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETの入会・キャンペーン詳細はこちら
外貨定期預金でハワイ往復分のマイルを貯めることも可能
こちらもあります
もし、ANAマイルを貯めていないなら、国内利用でマイルではなくキャッシュバックを受けられる「 Sony Bank WALLET 」がおすすめ。
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETとの違いなどはこのあとの「マイルよりもキャッシュバック希望の方は通常の「Sony Bank WALLET」がおすすめ」章へ。
損しないために絶対やるべき1つのことは「外貨普通預金口座開設」!!
とにかくまず外貨普通預金口座を開設しましょう!
これだけやっておくだけでかなり手数料を抑えることができます。
逆に言うと、これをしないまま ソニーバンクウォレットを使うと損してしまうので注意です。
例えば、1,000米ドル(1USD=130円)をショッピングで使った場合、外貨普通預金口座を作り、外貨残高内で使えばなんと手数料は0円!
一方、外貨普通預金口座を作らず使った場合の手数料は、約2,327円。
かなり差がありますよね?
クマは、海外に行く日にソニーバンクウォレットを受け取り、外貨普通預金口座を開設せずに利用したため、かなり損しました。。。
同じ失敗をしないために、ぜひまず外貨普通預金口座を作りましょう。
外貨普通預金口座の開設方法
外貨普通預金口座の開設は、とても簡単。
あっという間にできるので、開設可能な口座はすべて開設しておくのがおすすめ。
口座を持っているだけで手数料を取られることはありませんので安心です。
口座開設できるのは、以下の10通貨。
- 米ドル (USD)
- ユーロ (EUR)
- 英ポンド (GBP)
- 豪ドル (AUD)
- ニュージーランドドル (NZD)
- カナダドル (CAD)
- スイスフラン (CHF)
- 香港ドル (HKD)
- 南アランド (ZAR)
- スウェーデンクローナ (SEK)
ソニー銀行の自分の口座にログインし、外貨預金を選択し、通常購入を選択。
開設した通貨を選び、該当するものを選び、チェックを入れていき、「外貨普通預金口座のみ開設する」を選択。
内容を確認し、取引暗証番号を入力し、決定を押すと口座開設が完了します。
この要領でどんどん外貨普通預金口座を開設していくだけです。
海外利用手数料のシミュレーション
実際にどれくらいの手数料がかかるのか?
また、外貨普通預金口座の有無によってどのくらい手数料に差があるのか?
具体的に利用する金額と、為替レートを入れると手数料の目安がわかるのでシミュレーションしてみてください。
通貨 |
米ドル |
---|---|
為替レート | 1USD:円 > 最新為替レートはこちら |
利用金額 | USD |
海外利用手数料解説
シミュレーションしていただくとわかりますが、特にVisa加盟店でショッピングするケースでは、外貨普通預金口座の有無で大きく手数料が変わります。
Visa加盟店でショッピングする場合
ソニーバンクウォレットは、Visaデビットカードとして、クレジットカードのように海外のお店で利用できます。
ショッピングで利用した場合の手数料から見ていきましょう。
外貨普通預金口座があり、かつ、外貨残高がある場合
外貨普通預金口座開設済みで、外貨残高の範囲内でお買い物した場合は、なんと「手数料0円」!
一番オトクです。
外貨普通預金口座開設済みで、残高がなくなってしまったケース
続いてオトクなのが、外貨普通預金口座開設済みで、残高がなくなってしまったケース。
外貨残高がない場合、「円からアシスト」機能で円から自動的に両替してくれます。
ソニーバンクウォレットの外貨コストは安いので、外貨残高がなくても安心。
例えば米ドルなら4銭~15銭(優遇プログラム Club S のステージに応じて変わる)とオトクなレートで両替可能!
1,000米ドル(1USD=130円)を円からアシストで使った場合の手数料は、わずか「40円~150円」ととても安いです。
ソニーバンクウォレットはデビッドカードなので、残高の範囲内でしか利用できません。そのため、円普通預金にも残高がない場合は残高不足で利用できないので注意です。
外貨普通預金口座未開設、または10通貨以外
外貨普通預金口座未開設の場合や外貨普通預金口座開設可能な10通貨以外の国の通貨で利用した場合は、事務処理経費が 1.79%/ 回(税込み)かかります。
1,000米ドル(1USD=130円)使った場合は、1,000米ドル×1.79%=「1,790USD(約2,327円)」の手数料になります。
外貨普通預金口座が作れる通貨なのに、作らないと手数料がぐっとアップします。
そのため、外貨普通預金口座を開設を忘れずに!となるんです。
それでもクレジットカード(2%)や外貨両替所(1USDあたり3円)よりも安い手数料なので、Sony Bank WALLETのほうがお得。
海外ATMで現地通貨を引き出す場合
ソニーバンクウォレットは、海外のATMでもお金が下ろせる国際キャッシュカード。
海外ATMにカードを入れると、現地通貨を下ろせます。
この場合の手数料を見ていきましょう。
外貨普通預金口座があり、かつ、外貨残高がある場合
外貨普通預金口座開設済みで、残高の範囲内でATMから外貨引き出しした場合は、2つの手数料がかかります。
例えば、1,000米ドル(1USD=130円)の場合、「約2,327円+現地ATM手数料」になります。
ショッピングで利用した場合同様、外貨普通預金口座開設し、残高の範囲内での利用が一番手数料が安いです。
- 事務処理経費 1,000米ドル×1.79%=1,790USD(約2,327円)
- 現地ATM設置機関利用手数料(設置機関や場所により手数料の要否や金額は異なる)
外貨普通預金口座開設済みで、残高がなくなってしまったケース
続いてオトクなのが、外貨普通預金口座開設済みで、外貨残高がないケース。
例えば、1,000米ドル(1USD=130円)を円からアシストで使った場合の手数料合計は、「約2,477円+現地ATM手数料」になります。
- 事務処理経費:1,000米ドル×1.79%=1,790USD(約2,327円)
- 現地ATM設置機関利用手数料(設置機関や場所により手数料の要否や金額は異なる)
- ソニー銀行為替コスト:1,000米ドル×15銭(※)=150円
※優遇プログラム Club S のステージに応じて、為替コストは異なります。
外貨普通預金口座未開設、または10通貨以外
最後は未開設または外貨普通預金口座開設可能な10通貨以外の国の通貨の場合。
例えば、1,000米ドル(1USD=130円)の場合の手数料合計は、「約2,547円+現地ATM手数料」と一番高くなります。
ショッピング利用の場合に比べると、口座開設済みとの手数料差は少ないですね。
- 事務処理経費:1,000米ドル×1.79%=1,790USD(約2,327円)
- 現地ATM設置機関利用手数料(設置機関や場所により手数料の要否や金額は異なる)
- 海外ATM利用料: 220円 / 回(税込み)
現地ATM設置期間利用手数料
現地ATM設置期間利用手数料とは、現地のATM使用料のことで、利用するATMによって料金は異なります。
例えば同じハワイのホノルルでも、空港だと1回5.25米ドル(約680円)。
市内に出ると1回4.25ドル(約550円)。
国や地域によりますが、現地のATM手数料を取られます。
そのためお金を下ろす回数は減らしたいので、できる限り現金を使わず、Visaデビットして使ったほうがお得ですね。
海外でのおすすめの利用方法
1.キャンペーンを利用して外貨普通預金に預金しておく
Sony Bank WALLETでは、入会後数ヶ月や不定期に外貨コスト無料キャンペーンを実施しています。
その時に、円を旅行先の通貨に両替しておくのが一番オトク。
なかなかタイミングよくキャンペーンがなくても、Sony Bank WALLETは、外貨コストがとても安いので、そこまで気にしなくても実は大丈夫。
2.できるかぎりVisaカードとして使う
海外利用手数料が一番安いのは、Visa加盟店でショッピングする方法。
Visaブランドのクレジットカードが使えるお店なら、現金払いではなく、ソニーバンクウォレットをVisaカードのように使いましょう。
外貨普通預金残高があれば、なんと手数料なしで外貨のまま使え一番オトクです。
3.どうしても現地通貨も必要
とはいえ、クレジットカードが使えない場面(屋台やカードが使えないお店、手渡しのチップなど)もあるため、どうしても現地通貨は必須。
現地空港に到着したら、空港内のATMでソニーバンクウォレットを使って、当面使いそうな分の現地通貨を引き出し。
ATMから引き出すと大きめの通貨で出てきてしまうので、売店でちょっとしたものを買って細かく崩す。
これで、少額のチップ用の現地通貨が手に入るので、すぐに取り出せるところに入れておけばOK。
マイルよりもキャッシュバック希望の方は通常の「Sony Bank WALLET」がおすすめ
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET は、ANAのマイルが貯まるバンクウォレット。
ANAのマイルは貯めていないから、キャッシュバックを受けたいという方には、通常の「 Sony Bank WALLET 」がおすすめ。
Sony Bank WALLETとANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETの違い
違いは国内利用でマイルが貯まるか、キャッシュバックを受けるかの違いのみ。
それ以外はすべて同じ。
なお、通常の「 Sony Bank WALLET 」では、外貨定期預金でANAのマイルは貯められないので注意。
その代わり、高い金利のキャンペーンなどは利用できます。
両方同時持ちはできない
残念ながら、両方同時持ちはできません。
どちらか一方を作ってしまうと、解約してからでないともう一方のバンクウォレットは作れません。
まとめ
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET は、海外で利用しても手数料が安いのがとても魅力。
しかし、外貨普通預金口座を作っておかないと、かなり手数料に差が出てしまいます。
簡単に外貨普通預金口座を作れるので、まずは外貨普通預金口座を開設し、それから海外へでかけましょう!
入会定キャンペーン
ソニー銀行の新規口座開設とANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET の発行で500マイルプレゼント中
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETの入会・キャンペーン詳細はこちら
外貨定期預金でハワイ往復分のマイルを貯めることも可能
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