おじさんに送ってもらいなんとか無事、カイロの空港に到着。
何より何より。バスが搭乗口まで送ってくれるので、搭乗口ロビーで待っていました。
*2010年9月に行ったエジプト旅行(カイロ、アブ・シンベル、アスワン、ルクソール、アレキサンドリア)の記事です。
カイロからアスワン経由でアブ・シンベルへ向かう
本日行く飛行機での経路
①カイロ国際空港 → アスワン(経由のため搭乗したまま) → アブ・シンベル/11:40着
②アブ・シンベル神殿を見学
③アブ・シンベル神殿を見学後、アブ・シンベル/14:10発 → アスワン
最終目的地はアスワンです。アスワンのホテルに宿泊しました。
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①カイロからアスワン経由でアブ・シンベルへ。
カイロからアスワンへ、私たちはそのままアブ・シンベルへ向かうので、アスワン到着中は機内に搭乗したまま。お客さんが搭乗後、アブ・シンベルへ向かいました。
②アブ・シンベルに到着。アブ・シンベル神殿へ向かい見学。
アブ・シンベルはあくまでアブ・シンベル神殿の観光のみ。アブ・シンベルは車を走らせないと何もないといった感じの雰囲気でした。
③アブ・シンベル神殿を見学後は、再び飛行機でアブ・シンベルからアスワンへ。
もちろんアスワン空港からホテルまではタクシーで(-_-;)
今日の流れはこんな感じ。
外は暑そう。。
国内線だから、小型飛行機です。みなエジプト人ばかりでした。
座席は三人席。通路側を予約。通路側から2席が私たちの席。窓側は他のお客さんです。クマは体が大きいので通路側、私は真ん中に座りました。
窓側に座ったのは、白いガラベイヤ(エジプト民族衣装)を着たおじさんでした。典型的なエジプト人っていう感じの雰囲気で、人懐っこいエジプト人とは違い、真面目そうな、頑固そうな感じのおじさんでした。
のんきにかまえているわりには、私は警戒心だけは強いので、常に鬼太郎のごとくアンテナを張っていました。このおじさん、アンテナが発する限り怪しくはなさそうだ、なんて思い、念のため用心せねばと考えていました。
私、「バック足元において大丈夫かな。危ないかなぁ?」なんて、こっそりクマにきいてみたり。こっそり聞いたところで相手はエジプト人だから言葉なんかわからないと思うのですが、
クマ、「大丈夫だろ。飛行機の中だし。」ということだったので、アンテナ張りつつもバックを足元に置きました。
そして、無事に出発。お~~~やっと無事に出発した~~~と少し人南進しました。
と、そんなのもつかの間、クマが仁王様のような顔をしてチケットをじーーーーっと眺めているではなりませんか?
一体何が!?勘弁してくれ( ̄□ ̄;)(心の声のわたしより)
アブ・シンベル神殿行きの無料バス
アブ・シンベル神殿へは、定期的に無料のバスが出ていたので、そのバスに乗ってアブ・シンベル神殿へ行く予定でした。
ただ、時間が決まっているようで、定期的にしかバスが出ていないため、それを逃すと神殿へ行く交通手段がなくなってしまうため、行くのは困難或いは不可能になってきます。なので、その無料バスはかなり重要でした。
そのバスに乗るはずだったのですが…
問題発生/荷物はどこへ!?荷物持参で見学か!?
アブ・シンベル神殿見学後、また飛行機に乗る。どうやらその飛行機は同じ飛行機だったようで、荷物はそのまま置いておいてくれるものだろうと思っていました。荷物はスーツケース(大)とスーツケース(小)。
クマ、「スーツケース、アブ・シンベルで降ろされるかもしれない。。。」って。。
私、「え”っ????え”??」
私、「だって、最終的にはアスワンまでいくから、スーツケースはアスワンまで預かっててくれるんじゃなかったの?スーツケース持って回るの???」
クマ、「空港で確認したつもりだったけど、うまく通じていなかったのかもしれないな。。とにかく、アブ・シンベルに着いたら、スーツケースが出てくるか確認して受け取るしかないよ。受け取ったとしても、アブ・シンベル神殿にはいけないかもな。。」
クマ、「荷物を受け取っている間に、アブ・シンベル神殿行きの無料バス(上記のアブ・シンベル神殿行きの無料バスを参考)が行っちゃうかもしれない。それに乗らないと神殿には行けないんだよ。バスは飛行機が到着した時にしか出ないからそれを逃すとバスにはのれないんだよ。スーツケースを置いてくのいやだろ?置いて行ったところで、あったとしても見学している間に盗まれてないよきっと。」って。。。
なぬーーーーーーーーーーー( ̄ □  ̄ ;)!!!!
なしてそんな・・・( ̄□ ̄凍る私)
放置して行ってしまったら、バックが残っているはずがないと予測。さすがにエジプト2日目にしてバックがないなんて痛い。痛すぎるではないか!!!パスポートやコンタクト、カメラなんかの貴重品だけは持ち歩いていたので、それだけは本当によかったと二人で話しになりました。
とにもかくにも、人間生きていれば、なんとかなる!から無事で何よりだよっ!ていって、アブ・シンベルへ向かいました。
ちなみに、「本日行く飛行機での経路」を見てわかる通り、飛行機はアブ・シンベルへ11:40着し、再びアブ・シンベルから14:10発に乗るので、その間2時間半しか時間はありません。
問題その1 荷物を受け取って、スーツケースをもって、無料バスには間に合うのか?
問題その2 荷物を受け取って、スーツケースを空港に預けたのはよいが、バスは行ってしまっているので、どうやって神殿へ向かうのか?
などなど、問題が浮上してきます。それは現地に到着しない限り状況がつかめませんでした。そのため、神殿へはいけないのを覚悟しないといけませんでした。
パスポートを落としたわけではないし、と、とにかく、まだ大丈夫なはず…と。
9泊11日と今回は新婚旅行なだけにかなり旅行プランが長いので、スーツケースがないのは避けたいと思っていました。
もしやこれはエジプトの民族衣装を着るチャンスか!?なんて思いながら、着いたら即、スーツケースを確認しました。
生きていればなんとかなる!/過去に経由ロシアでパスポート紛失事件。。
ちょっと余談ですが、思い出したので。書き留めます。
エジプトとは関係ないので、興味のない方はスルーでどうぞ。
過去に私はヨーロッパへ行く途中、経由のロシアでパスポートを落としかけた経験がります。。。
パスポート紛失騒動で、ロシアの乗務員さんたちを巻きこみ、30分程フライトの時間を遅らせ、搭乗していた皆様にもご迷惑をおかけいたしました(汗)
もう出発しないとだめというぎりぎりの時に、ロシアの客室乗務員さんが、「これじゃない!!!!」と発見!!見つかった瞬間、私は思わず、ロシアの客室乗務員さんの元へかけつけて抱きつき、号泣しながら、お礼を言ったのを今でも忘れません(ToTセンキュー、センキュー!!!)
いいわけにすぎませんが、この時はパスポートを厳重に黒い腹巻にいれていました。
チェックの際に何度も出したり入れたりを繰り返していたのですが、その腹巻が黒く、紺色のセーターを着ていて、パースポートも紺色、しかもメガネで視界も悪く、移動中も夜で薄暗かったのでよく見えておらず、落としてしまったのかな…と思いました。
そのため、これからはあまり厳重にしすぎるのはやめよう。。と思い、それからは厳重だけどすぐ対応がきるようにパスポートを持参するようになりました。
思い出すだけでも、恥ずかしい。
機内に入るときも泣きべそをかきながら搭乗したのを覚えています。しかも私の席の周りには日本人はおらず…とても心細くなりました。3席並びの隣は、ロシア系のおばちゃん2人組。
「どうしたの?泣いて?」って聞かれ、ご飯の時(ロシアの料理だったので)は、こうやって食べるのよって教えてもらい、他にも色々話しかけられたのを覚えています。当時22歳でした。でもアジア人なので相当若く見えたのでしょうか?
おばちゃんはどの国へ行ってもやっぱり“おばちゃん”ですね。おっちゃん、おばちゃんはインターナショナル。これはどこにいても感じます。
マンガにでもありそうな話ですが、嘘のようで本当の話です。
でも、その時も思ったのが、生きていればなんとかなる!でした!
どこに行こうと、人と人。みな同じ人間!