ついに日本にも待望のセンチュリオンラウンジが羽田空港第3ターミナルに2025年7月16日オープン!
お披露目会に参加してきたのでラウンジ内部の様子を写真たっぷりで徹底レポートします!
気になる利用条件や対象カード、利用方法も。
一言で感想を言うと、もはや鳥肌が立つくらい素晴らしい空港ラウンジでした。
センチュリオンラウンジが利用できるなら、航空会社ラウンジに行かなくていいかも。
アメックスセンチュリオンラウンジとは?

センチュリオンラウンジは、アメックスが世界の主要空港で展開しているプレミアムな空港ラウンジ。
アメックス会員の中でも一握りの方専用。
アメックスプラチナ、アメックスビジネスプラチナ、センチュリオンカード(アメックス最高峰)の保有者に限られ、「上質な出発前体験」が魅力です。
他のカードラウンジとは一線を画す豪華なサービスと空間が特徴で、アメリカを中心に、香港、ロンドン、シドニーなどにも展開。
今回オープンする羽田空港は、世界で30番目、アジア圏ではデリー、香港、ムンバイに続く4か所目であり、日本初のセンチュリオンラウンジです。
羽田空港センチュリオンラウンジの様子
内装

待ちに待った日本初のセンチュリオンラウンジ。
格子の木が特徴的な入口で、THE CENTURIONが輝いています。

営業時間は午前8時~午後10時で年中無休。

プラチナカード以上の方のみが入室を許される特別な空間へ。

プラチナカードは左へ。

アメックス最上位の招待制カード「センチュリオンカード」保有者はプライオリティチェックインができます。

アメックスプラチナカードとアメックスビジネスプラチナ。

受付左手には緑の中にアメックスロゴ。

そして、受付の後ろにはカード券面に記載されているいつからアメックスメンバーなのかを示すロゴがあるのが面白い。

いざ入室すると驚くくらい上質な空間が広がっていました。

ゆったりと配置された座席からは、江戸切子から連想された特注のシャンデリアが目を引きます。

藍色「ジャパンブルー」をイメージした配色になっており、アメックスのカラーとも合っていてとても素敵。


デザインセンスもとてもよく、見ているだけで楽しいです。

プライベート感が強い座席でのんびり出発まで待てれば最高ですね。

そして緑も多いので、とても落ち着ける空間。

絵に見えて実は西陣織。
センチュリオンラウンジには必ず犬の絵があり、日本は狛犬をイメージしたチャーリー(ワンちゃんの名前)。


窓からは空港を一望できます。

続いて、バーやライブキッチンがあるエリアへ。
バーエリアに入ると格子状の模様が取り入れられ、ジャパンブルーのまさに日本のセンチュリオンラウンジ。

こちらのエリアは食事がしやすいような座席配置。

大きなテーブルも用意されており、ゆったり食事をできます。

空港ラウンジの醍醐味、空港の様子を見ながらの食事ももちろんできます。
はっきり言って、ここが本当に空港の中?と思うくらい。
ダイニング

お待ちかねのダイニングエリア。
ライブキッチンとビュッフェ台が用意されています。

センチュリオンラウンジでお寿司が食べられる!

ライブキッチンでは、目の前でお寿司を握って頂けます。

左から尾崎牛、サーモン(いくらがけ)、中トロの3貫。


ライブキッチンではラーメンも目の前で作って頂けます。
今日は豚骨ラーメン。

続いてビュッフェ台。

サラダの種類も豊富。
どれも新鮮でシャキシャキでした。
フルーツは、メロン、オレンジ、グレープフルーツ。

どれも美味しい小鉢料理。

ガーリックステーキプラフに野菜と大豆ミートの酢豚。
いやどれも美味しそうで何を取るか迷います。

それ以外に尾崎牛のカレーライス、ミネステローネ、お味噌汁もあり。

パンも用意されています。

アイスクリームにソフトドリンク。

生ビールは、一番搾りとスーパードライ。

緑茶や紅茶。

コーヒー。

どれも美味しそうでついつい山盛りに。
お寿司にラーメンは間違いなく美味しいです。
サラダや小鉢料理も美味しい。
スライダーバーガーも中から肉汁が出てきて美味しく、またびっくりしました。

尾崎牛を使ったビーフカレーもお肉が柔らかくてこれまた美味しい。
ミシュラン星付きレストランで腕を振るってきたシェフ・荻野聡士氏監修の特別メニュー
2025年秋からは、赤坂おぎ乃を含む、星付きレストランで腕を振るってきたシェフ・荻野聡士氏監修の特別メニューが登場予定。
季節ごとにメニュー開発が行われるので、季節ごとに違ったメニューを楽しめます。
特別メニューの提供が始まったらまたぜひ行きたい。
食事メニューの美味しさの秘密
センチュリオンラウンジはラウンジでは珍しく、フルキッチンが奥にあり、そこで一流のシェフたちが調理しているので、どの料理も美味しい。
このあと出てくるスイーツやアメックスクッキーもフルキッチンで作った自家製。
バー

バーもとても充実。
バーテンダーの方が目の前でカクテルを作って頂けます。

ブルーのお酒が、日本のセンチュリオンラウンジのシグニチャーカクテル「ブルーバード」。
日本らしく日本酒ベース。



お酒が飲めない方にもうれしいノンアルコールのモクテルもあり!
左から抹茶ベースの「抹茶スカッシュ」
和紅茶ベースの「ローラデルテ」

抹茶スカッシュを頼んでみました。
そしたらびっくり。
抹茶を目の前で立ててくれます。

抹茶なのでお茶っぽい味をイメージしていたら、しっかりスカッシュでした。
レモンのおかげでさっぱり頂けて、絶品。 暑くて乾いた喉を爽やかに潤してくれました。
カクテルメニュー


バーでは、ワインや日本にちなんだカクテル、日本のビール、日本酒、焼酎などプレミアムなドリンクが楽します。
スイーツバー

そして日本のセンチュリオンラウンジにしかない和菓子のスイーツバー。
日本のおやつ文化を取り入れた和菓子とお茶を提供する専用のスイーツバー。
甘いもの好きにはたまらない。

目にもきれいな和菓子の数々。

かわいい練り切り。お花模様の練り切りにはあんこ入り。
和のグミも美味しいです。

自家製の抹茶わらび餅。
プルプルで黒蜜がしみます。

季節のフルーツゼリーに黒豆抹茶ロール。
季節のゼリーは白ワインも使われておりさっぱり。

まさかのアメックスロゴが入った自家製クッキー。

サクサクで美味しい。

一緒にいただきたい緑茶や紅茶。

おすすめのセットを作っていただきました。

さすがわざわざスイーツバーまで用意するだけあります。
どれも美味しくこれは楽しい。
スイーツバー目当てでまたいきたくなりますね。
シャワールーム

センチュリオンラウンジには、シャワールームは2室。

2室だけなので、混雑が心配ではあります。

シャワールームの中はというと、もはや空港ラウンジのシャワールームではないです。
ホテルのシャワールーム。

洗面台も大きく使いやすい。

椅子とテーブルもあるので荷物も十分に置けます。

USB-AとUSB-C端子も用意されているので、シャワーを浴びている間、充電も可能。


レインシャワー付きの広々としたシャワールーム。

ロクシタンのシャンプー、リンス、ボディソープ。

利用時間は1人20分。

もう1つのシャワールームは、バリアフリー仕様。
ファミリールーム

センチュリオンラウンジには、ファミリールームも用意されています。

小さな子ども連れも安心。
個室電話ブース

通話や瞑想に利用できる個室電話ブースもあり。
電話ブースもおしゃれです。
センチュリオンVIPルーム
センチュリオンカード保有者なら専用のVIPエリアを利用できます。
組子細工の木工、専用のドリンクステーションなど、本当に限られた方限定の特別な空間でくつろげます。
内部の見学はできましたが、残念ながら写真はNGでした。
羽田空港センチュリオンラウンジの場所・概要
場所は羽田空港第3ターミナル(国際線)出国審査後の制限エリア

センチュリオンラウンジは、羽田空港第3ターミナル(国際線)出国審査後の制限エリア内の4階。
出国審査後、左に曲がり、11番ゲート先にある、JALサクララウンジの隣に位置します。
羽田空港第2ターミナル利用の国際線も多数ありますが、第3ターミナルから出発時のみ利用できます。
広さと座席数
広さは683㎡で、122座席。
羽田空港第3ターミナルにある他のクレジットカードやプライオリティパスで利用できるラウンジよりも座席数が多いです。
ラウンジ名 | 面積・座席数 | 備考 |
---|---|---|
センチュリオンラウンジ | 約683㎡・122席 | アメックス会員限定。 食事・アルコール・シャワーあり。 |
TIAT LOUNGE | 非公開・80席 |
一部航空会社・プライオリティ・パスで利用可能。 軽食・アルコール・シャワーあり。 |
SKY LOUNGE | 非公開・89席 |
ゴールドカードなどで利用可能 ソフトドリンクのみ。アルコール等は有料 |
SKY LOUNGE SOUTH | 非公開・73席 |
プライオリティ・パスで利用可能。 軽食・アルコール・シャワーあり。 |
ただ、JALやANAなど航空会社ラウンジに比べるとコンパクト。
羽田空港センチュリオンラウンジのサービス

センチュリオンラウンジでは、これらのサービスを受けられます。
羽田空港センチュリオンラウンジが利用できるカード

対象カード
センチュリオンラウンジに入室できるのは以下のカード。
ANAアメックスプレミアムは、アメックスプラチナとほぼ同等の年会費ですが、対象外。
アメックスゴールドプリファードなども対象外になっています。
家族カード・追加カード
家族カードでも無料でセンチュリオンラウンジを利用できます。
ビジネスカードの追加カードも、特典付きカードであれば無料で利用可能。
ビジネスカードの追加カードには、特典ありと特典なしの2種類があり、特典なしはセンチュリオンラウンジ利用は不可なので注意。
羽田空港センチュリオンラウンジの同伴者

無料で同伴できる人数
日本発行の対象カードであれば、同伴者は2名まで無料。
夫婦で家族カードを発行していれば、子供や両親など4名まで同伴できるので6名で利用も可能。
なお、同伴者は家族である必要はなく、搭乗券を持っていれば2名まで無料で同伴できます。
※米国発行の対象カードのプラチナカード又はビジネスプラナの場合は、年75,000米ドル買い物をしていない場合、1名から同伴者有料
2名を超える場合の追加料金
同伴者を2名超えて利用したい場合は、追加料金を支払えば可能です。
子供は利用できる?
子供も問題なく利用できます。
2歳から同伴者として1名カウントされるので、その点は注意。
羽田空港センチュリオンラウンジの利用条件

出発便・乗継便のみ対象
センチュリオンラウンジは、出発便・乗継便利用時に利用できます。
到着時は利用できないので注意。
出発便は3時間前から利用可能
センチュリオンラウンジは、出発時刻の3時間前から利用できます。
乗継便での利用の場合は出発時刻にかかわらず利用できます。
営業時間
羽田空港第3ターミナルのセンチュリオンラウンジの営業時間は8時~22時の年中無休。
羽田空港センチュリオンラウンジの利用方法
ラウンジで提示するもの
- 対象カード
- 搭乗券
- パスポート
この3点をラウンジで提示すれば無料で利用できます。
センチュリオンラウンジは出発時刻3時間前から利用可能。
ただし、乗り継ぎ便での利用の場合はその制限はなく、利用できます。
世界のセンチュリオンラウンジ
現在世界には30箇所のセンチュリオンラウンジがあります。
羽田空港は日本初のセンチュリオンラウンジ。
国 | 都市 | 空港名(正式名称) | ターミナル |
---|---|---|---|
日本 | 東京(羽田) | 東京国際空港(羽田空港) | 第3ターミナル |
アメリカ | アトランタ | ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港 | コンコースE |
アメリカ | シャーロット | シャーロット・ダグラス国際空港 | コンコースD&E |
アメリカ | ダラス | ダラス・フォートワース国際空港 | ターミナルD |
アメリカ | デンバー | デンバー国際空港 | コンコースC |
アメリカ | ヒューストン | ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港 | ターミナルD |
アメリカ | ラスベガス | ハリー・リード国際空港(旧マッカラン国際空港) | コンコースD |
アメリカ | ロサンゼルス | ロサンゼルス国際空港 | ターミナルB(トム・ブラッドレー) |
アメリカ | マイアミ | マイアミ国際空港 | コンコースD |
アメリカ | ニューヨーク | ジョン・F・ケネディ国際空港 | ターミナル4 |
アメリカ | ニューヨーク | ラガーディア空港 | ターミナルB |
アメリカ | フィラデルフィア | フィラデルフィア国際空港 | ターミナルA |
アメリカ | フェニックス | フェニックス・スカイハーバー国際空港 | ターミナル4 |
アメリカ | サンフランシスコ | サンフランシスコ国際空港 |
ターミナル3 (2027年までは仮設でターミナル2) |
アメリカ | シアトル | シアトル・タコマ国際空港 | Central |
アメリカ | ワシントンD.C. | ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港 | ターミナル2 |
メキシコ | メキシコシティ | メキシコ・シティ国際空港 | ターミナル1 |
イギリス | ロンドン | ヒースロー空港 | ターミナル3 |
スウェーデン | ストックホルム | ストックホルム・アーランダ国際空港 | ターミナル5(メイン) |
香港 | 香港 | 香港国際空港 | ターミナル1 |
インド | デリー | インディラ・ガンディー国際空港 | ターミナル3 |
インド | ムンバイ | チャトラパティ・シヴァージー・マハラジ国際空港 | ターミナル2 |
オーストラリア | シドニー | シドニー国際空港 | ターミナル1(国際線) |
オーストラリア | メルボルン | メルボルン国際空港 | ターミナル2(国際線) |
ブラジル | サンパウロ | グアルーリョス国際空港 | ターミナル3 |
メキシコ | モンテレイ | モンテレイ国際空港 | ターミナルA |
※2025年7月15日現在
アメックスプラチナのセンチュリオンラウンジ以外の利用できるラウンジ
アメックスプラチナ・アメックスビジネスプラチナは、センチュリオンラウンジ以外にもアクセスできる空港ラウンジがクレジットカードトップクラス。
アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクションとして、世界1,550ヶ所以上のラウンジを利用できます。
最新のセンチュリオンラウンジ及びアメックスプラチナで利用できる世界各国の空港ラウンジは、「グローバル・ラウンジ・コレクション」ページで確認できます。
アメックスプラチナ・アメックスビジネスプラチナ
アメックスプラチナ

アメリカン・エキスプレス・プラチナカード
(アメックスプラチナ)は、申し込めるアメックスの中で、ステータスNo.1。
メタル製(金属製)カードで存在感抜群。
年会費は高いですが、24時間365日使えるコンシェルジェサービス&4つのホテルプログラム上級会員など簡単に元が取れる特典が豊富。
クマもメインカードとして使っています。
カード詳細
【年会費】
165,000円(税込)
【家族カード年会費】
4枚目まで無料
実施中のキャンペーン
アメックスプラチナの詳細はこちらの記事で↓
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アメックスプラチナカードの入会キャンペーン&メリット・デメリット!実際に使った感想は価値あるおもしろいカード!
アメックスビジネスプラチナ

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
(アメックスビジネスプラチナ)は、アメックスビジネスの最高峰のカードで特典がとても充実。
券面もメタル製カードで見た目も中身も最高のステータスを有しています。
クマも法人カードはアメックスビジネスプラチナを愛用。
カード詳細
【年会費】
165,000円(税込)
【追加カード年会費】
付帯特典あり:4枚目まで無料で5枚目から13,200円(税込)
特典なし:年会費無料
実施中のキャンペーン
アメックスビジネスプラチナの詳細はこちら↓
アメックスビジネスプラチナのメリット・デメリット!経営者なら恩恵を最大限受けられるので、持たないとむしろ損
まとめ
羽田空港のセンチュリオンラウンジは、空間がとにかく素晴らしく、空港ラウンジということを忘れさせてくれます。
唯一、出発便の電光掲示板と窓から見える飛行機で思い出させてくれます。
ライブキッチンで美味しいお寿司やラーメンを頂け、食事はどれも美味しく、スイーツバーは日本らしくとてもいいです。
バーカウンターでは、バーテンダーによる美味しいカクテルもあり。
今後も2025年にソルトレークシティー国際空港、2026年にはニューアーク・リバティー国際空港やアムステルダム・スキポール空港に開設予定。
カード会社がラウンジを直接運営する=旅行特典を重視している証拠。
どんどんアメックスプラチナの価値が高まっています。