アメリカ、ハワイ、グアムではやっぱりレンタカーがあったほうが自由に動き回れるので便利!
レンタカーじゃないと気軽に行けない観光地やアウトレットやウォールマートなどのショッピングセンターなどもレンタカーがあれば自由に楽しめる!
そんな便利なレンタカーですが、海外でのレンタカーはやっぱり不安が。。。
でも実は日本と変わらず簡単なので流れを知って不安とはおさらばしましょう!
レンタカーを借りてから返すまでおおまかな流れ
まずはおおまかな流れをみていきましょう!
基本的な流れは日本と同じ。
ただ相手が英語を喋ってきて、車線が反対になるだけ(いやいやそこが大きな違いなんだよと思いますが、逆にそれだけ)
1.レンタカーの予約
↓
2.国際免許証の取得
↓
3.チェックアウト
↓
4.右車線を安全運転
↓
5.ガソリン給油
↓
6.チェックイン
↓
7.思い出の整理
こんな感じです。なんかチェックアウトとチェックインが反対のように感じますが、レンタカーを車庫から出すのでチェックアウト、車庫に入れるからチェックインなんです。
それでは一つ一つ見ていきましょう!
レンタカーの予約
レンタカーなので予約せずに借りることも出来るけど、日本から予約していったほうが保険や税金すべてがパックになったプランが使えるので断然お得!
それに日本から予約していったほうが言葉の問題もないので安心だし(笑)
日本から予約してしまえばバウチャーを自分で印刷して現地に持って行って受付で出して、片言の英語でも借りられるので。
予約についてはこちらを参照:
損をしないダラーレンタカーの借り方!
国際免許証の取得
国際免許証は必要?いらない?
海外でレンタカーというと国際免許証!という感じですが、いらないというのもチラチラ見るかと。
確かに国際免許証は日本の免許証の翻訳という位置付なので、日本語の免許証があれば大丈夫なのは事実!
なので法的には日本の免許証とパスポートを持っていればOK。
それにも関わらず心配性のクマとミーコはいつも国際免許証を取得して持っていきます。
恐らく今後も海外でレンタカーを借りるときは国際免許証を持っていく予定。
それは「言葉の壁」ですよ。。。(苦笑)
国際免許証と日本の免許証をセットに出せばレンタカーの受付では何も聞かれません。
まだ経験はありませんが道中にポリスマンから声をかけられ免許証の提示を求められたとき日本の免許証は日本語でしか書いてないため読めないしと。。。
基本外人に日本語だけのものを見せても暗号にしか見えない。
残念ながら日本の免許証にはローマ字での表記も無いので。
そうしたら色々聞かれるかな〜なんて(すでに声をかけられた時点で色々聞かれること間違いなしなんですが。。。)
そんな時日本の警察が正式に発行した国際免許証があれば少しは怪しくないかなと(笑)
レンタカー会社の免許証翻訳サービスは?
レンタカー各社日本語の免許証を翻訳してくれる有料サービスを2千円くらいで提供しています。
でもこれただ日本語で書いてあることを英語にしているだけなのに2千円も取られるのはなんか勿体無い。。。
翻訳サービスを使うくらいなら公的な国際免許証の取得がオススメ。
もちろん国際免許証だけ持って日本の免許証を持って行かないとレンタカーを借りられないのでご注意を!
国際免許証の取り方
手続きできる場所
国際免許証は免許センターや国外免許センターでは即日発行が可能です。
手続きとしては混んでなければ15分くらいで終わりますので忘れ物さえなければあっという間に終わります。
近くに免許センターがない場合は最寄りの警察署になりますが、警察署の場合は土日祝日含まず2週間かかるので3週間前には手続きを開始しましょう。
なお、受け取りは郵送でも可能(有料)なのは助かります。
国際免許証の料金
2,400円で一年間有効
国際免許証取得に必要なもの
1.運転免許証
2.パスポート
3.収入証紙代2,400円(現地購入可能)
4.証明写真1枚(タテ5cm×ヨコ4cm・6ヵ月以内に撮影したもの)(現地撮影可能だけど千円くらい?かかる)
返納を忘れずに
国際免許証は期限が切れたら最寄りの警察署に返納しなきゃいけない。
全くそんなこと知らなかったのでこれまで取得した国際免許証が記念にずらりと取ってあるけど後日返さないとな。。。(ちなみに返納してなくても新しい国際免許証は発行されてます)
チェックアウト
受付で必要書類提示
空港のレンタカーセンターや街のレンタカーオフィスでまずは受付からです。
日本から予約している場合は予約確認書(メールで送られてくるのでプリントアウト)を受付に渡して、
「ハロー、チェックアウトプリーズ」
といえば手続きを淡々と進めてくれます。
次に、パスポート、クレジットカード、日本の免許証、国際免許証を提示。
もし、複数人で運転する予定があるなら追加運転手の申請を受付で行い、追加運転手のパスポート、日本の免許証、国際免許証の提示が必要です。
※追加運転手の申請をしていない人が運転して事故を起こすと保険が下りないので忘れずに!
追加オプションのお誘いとサイン
続いて契約内容の確認です。
借りる期間や車種や保険の内容の確認などなど。
確認ついでに不安につけ込んで?追加オプションのお誘いをしてきます。(苦笑)
追加オプションは車種のアップグレードだったり、カーナビだったり、追加の保険やロードサービスだったり。
英語でまくしたてられても本当に必要かその場で判断するのは難しいので、お勧めはレンタカーの予約の時に必要なものが全部入ったプランで予約すること!
そうすればあとは「ノーサンキュー♪」といえばいいだけなので、初めてでも安心。
契約内容の説明がひとしきり終わると、契約です。
契約社会なので契約書にサイン(最近は紙じゃなくてiPadのようなものにサインするデジタル署名が主流)した時点ですべて決まったことになるので、もし疑問があったり、料金が違っていたりしたらサインする前に確認しましょう。
※英語が壁になりますが片言でも必死に言えば想いは伝わるものです。これ本当
車を選択
受付で契約が完了すると日本だと鍵を渡されて車の傷のチェックになりますが、アメリカだと駐車場に行けと言われます。
そこで自分のレンタカーをピックアップします。
契約書を持って指示された駐車場に行くとそこにいる係りの人に
「Cエリアに置いてある好きな車に乗ってあのゲートから乗り出して行ってー」
と言われるので、自分が契約した車のクラスにあったエリアから好みの車を選びます。
去年ラスベガスでレンタカーを借りた時もSUVクラスを予約していたので、jeepのグランドチョロキー、GMCのジャックバウワーが乗っていたやつ(GMCユーコン)、日産のエクストレイル(日本のよりも大きかった気が)の3台エリアに置いてありました。
3台の車の中の汚れを見たり、外観を見比べたりして、やっぱjeepでしょということで白いjeepのグランドチョロキーをチョイス。
別パターンとして、日本のようにあなたの車はこれと車を指定されることもあります。
それでも不満があれば遠慮せずに言いましょう!
傷や汚れは自己申告制
日本のように係りの人と車の傷や汚れのチェックを行いません。
基本自己申告制なので軽く外観や内装をチェックし、ライト、ウインカー、パワーウインドー、リモコンキーなどが正常かチェックします。
もし何かあれば他の車にするか、選択肢がなければ係りの人に言って交換してもらいます。
一度過去にサンフランシスコで借りた三菱のレンタカーがリモコンキーが効かない、パワーウインドーがイマイチ動きが悪いとハズレを引いてしまったことがあり、1週間不便だったので何かあれば遠慮せずに言いましょう!
※もちろん乗り出してからも交換してもらえますが、いちいちレンタカー屋に行かなきゃいけないし、交渉もめんどいので。。。
地球の歩き方に書いてあるならし運転
すでにレンタカーには鍵が付いているのでスーツケースを積み込んですぐに発進出来ます。
でもその前に、ミラーや座席を合わせて、ウインカーやライトのレバーの位置を念のため確認。
地球の歩き方を読むとさらにはレンタカー屋の駐車場が広いのでくるくる回ってならし運転を的なことが書かれています。
10数年前に初めてレンタカーを借りた時は地球の歩き方を教科書にレンタカー屋の駐車場をくるくるためし運転。
そしたら係りの人がキレ気味にやってきてパスポート見せろと。
そんで見せると日本人とわかると呆れ顔でしゃーないなーでも早く出てってね的な感じに。
きっと日本人で練習しちゃう人が多いのかも。。。
最近は広い駐車場の所よりも立体駐車場でそんなこと出来ない感じにはなってますが、レンタカー屋の中でのならし運転はキレられるのでやめましょう。
とはいえ、レンタカーで必要な知識はこの一冊でばっちりマスター出来るので、一読をおすすめします。
ゲート通過
レンタカー屋の駐車場を出るところで検問所?料金所?のようなものがあります。
そこで車に乗ったまま、レンタカーの契約書を提示して車に貼ってあるバーコードを読み取られ、契約書とレンタカーが紐付けされます。
これで晴れてレンタカーのチェックアウトは完了し、いよいよ公道です。
右側通行、左折注意
実は座席やミラーの調整をした時にもう一つやることが。
大事なメモを真ん中にペタリ。
「右側通行、左折注意」
アメリカと日本で大きく違うのが走る車線。
日本は左側通行、右ハンドルなのに対して、アメリカは右側通行、左ハンドル。
反対車線をまたいで曲がるのも日本は右折に対して、アメリカは左折。
運転自体は道も日本に比べすごく広いし、駐車場も広いので運転しやすいんだけど「右側通行、左折注意」だけが気をつけないといけないところ。
運転に慣れた頃が一番危ないので常に目に入るところにこれを貼っておいて駐車場などから公道に出る時や左折する時に声に出して注意してます。
まっすぐ走っている分には当然間違えることはないのですが、駐車場などから公道に出るときなどは、車通りの少ないところだとついつい日本のくせで左側で走り出してしまう恐れがあるので。
アメリカのヨセミテ国立公園に行った時は全く車通りがない山道でカーブを曲がり切ったところでいきなり目の前から車が!!
日本人の夫婦がまんまと反対車線を走行していて危うく正面衝突!
ヨセミテ国立公園に着くまでにサンフランシスコからそれなりの距離を走って来ているはずなので、やはり慣れた頃、疲れが出る頃が一番危ないです。
スピード違反に注意
アメリカの制限速度は合理的で同じ道を走っていても都市部に入ると徐々に制限速度が遅くなり、学校が近くなるとさらに制限速度が遅くなる。
そして街を抜けるとまた制限速度が速くなるなどとても合理的。
日本ではそんなに守られていないけど、アメリカではほとんどの人が制限速度を守る。
それだけ取り締まりも厳しいので特に街中を走るときはご注意を!
関連記事:アメリカの交通ルールと標識(後日アップ予定)
ガソリンの給油
もう日本でもセルフ型の給油が普及してきたので違和感なく使えると思います。
十数年前は日本にはセルフ型のガソリンはほとんどなかったので当時は戸惑ったけど(苦笑)
ただ、日本のクレジットカードが使えないことがほとんどなので注意を!
給油の仕方とクレジットカードについてはこちらの記事で:アメリカのガソリンスタンドで日本のクレジットカードが使えない!
チェックイン
レンタカーの返却は簡単!
空港の営業所であれば、空港に近づくと「Rental Car Return」と標識に書いてあるのでそれに従って走っていけば返却場所にたどり着けます。
ホテルなど空港以外の営業所の場合はそこまで行き、やっぱり「Rental Car Return」と書かれているところに向かって行けばたどり着けます。
そこに着いてしまえば特にやることもなく、最後にレシートをもらって終わりです。
クレジットカード払いなら最初に渡される契約書すら提示しなくても、フロントガラスに貼ってあるバーコードをピッと読み取られて終わりです。
日本のレンタカーのようにすごく神経質な傷のチェックなどはありません。
日本から予約したレンタカーの場合はほとんどのプランで「自車輌損害補償制度(LDW)」(レンタカーが破損したときの自己負担を0円にする保険)が付いています。
この保険が付いたプランならレンタカーの傷があってもレンタカー会社は保険で直すため気にしないのでしょう。
ガソリンの量だけはチェックされる
契約したプランに「返却時ガソリン補給不要 (FPO)」が付いていれば何も見られないで返却終了なんですが、これに入ってないとガソリンの量をチェックされ、満タンじゃないと市価の4倍くらいのぼったくった料金を取られます。
とはいえわざわざガソリンスタンドを探して満タンにするくらいなら、高くてもそのまま返してしまうのも手です。
アメリカの場合は治安が悪いガソリンスタンドもあるので、適当なガソリンスタンドがない場合は満タンでなくても返却するのがおすすめです。
それが、なんだか損して嫌だと思うなら、「返却時ガソリン補給不要 (FPO)」が付いているプランに入っちゃいましょう!
ただ、一見お得に見えますが、ガス欠寸前でレンタカーを返すことも難しいため、結局は半分くらいガソリンが残った状態で返すことになるため、結果どっこいどっこい!?
まとめ
案外レンタカーを借りて返すのは簡単なので、ご安心を!
レンタカーは日本で予約。
念のため国際免許証を取得。
「右側通行、左折注意」を忘れずに。
ぜひ安全運転で楽しい旅を!
●目次
アメリカ・ハワイ・グアムでレンタカーの借りるから返すまで
私がダラーレンタカーを選んだ理由
損をしないダラーレンタカーの借り方!
これだけは入っておきたい!アメリカレンタカーの保険と税金
海外レンタカーのオプション!カーナビは必要?
アメリカのガソリンスタンドで日本のクレジットカードが使えない!
初めてアメリカでレンタカーを借りる時の不安と疑問はこれで解消!