クレジットカードをいざ海外旅行に持って行こうと思うとこんな疑問が出てきます。
どのクレジットカードが海外旅行におすすめなのか?
おすすめのクレジットカードを見つけるためにまず知っておきたいのが国際ブランドの違い!
VISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス・カード、ダイナースと色々なカードブランドが。。。
今回は海外旅行にはどの国際ブランドがおすすめなのか見ていきましょう!
クレジットカードの国際ブランドとは?
国際ブランドとはクレジットカードの決済システムを提供する会社のブランドのことです。
なので今回はセゾンカードや三井住友カードなど馴染みのあるカード発行会社の話ではなく、決済システムのブランドのお話です。
メインの国際ブランドは6つある
クレジットカードは色々な所から発行されていますが、発行元は次の5つのうちどれかになります。
ポイント
- VISA(ビザ)
- MasterCard(マスター)
- JCB(ジェーシービー)
- アメリカン・エキスプレス・カード(アメックス)
- ダイナース
- 銀聯カード(ぎんれんカード)
既にクレジットカードをお持ちなら手元にあるクレジットカードには、VISA、MasterCard、JCB、アメックス、ダイナースのいずれかのマークが入っていると思います。
※デパートなどが発行しているカードでこれらのマークが入ってないカードがたまーにありますが、このマークがないとその発行したデパートでしか使えないので海外旅行では使えません。
結構何気なく選びがちだけど、海外旅行に持って行くなら国際ブランドによって実は大きな差が!
海外旅行に持っていくクレジットカードなら国際ブランドの特徴を知って賢く作るのがおすすめ!
国際ブランドの特徴を知っておく理由
クレジットカードが使えるお店なら全てのクレジットカードが使える訳ではないんです。
お店の前にこんなステッカーが貼ってありますよね?
ここに書いてあるブランドがそのお店で使用可能であることを意味しています。
お店によってどの国際ブランドと契約しているかによって使える国際ブランドが異なるんです。
だったら使えるお店(加盟店数)が多い国際ブランドを選べばいい!
ということになるのですが、加盟店数が少ない国際ブランドは付加サービスを充実させて対抗しているので、単純に加盟店数だけで選べないのが難しいところ。。。
まずは国際ブランドごとの特徴を見ていきましょう!
VISA(ビザ)
特徴
加盟店数ナンバーワンを誇る国際ブランド。
世界中のどこでもクレジットカードが使えるお店ならほとんど使える。
加盟店数で選ぶなら断然VISA!
メリット
・どこでも使える安心感
・VISAだけで海外旅行でなんら支障がないという安心感
デメリット
・加盟店数が多い以外、案外特徴がない
MasterCard(マスター)
特徴
VISAにつぐ加盟店数を有する国際ブランド。
「プライスレス」のCMで有名。
ヨーロッパに強いと言われてますが、最近はVISAがほとんど使えるためMasterCardを持つ動機が減りつつある。
日本ではMasterCardの優れたカードが発行されていないのでなんとなく影が薄く、万年2位的な存在。
メリット
・どこでも大体使える安心感
・MasterCardだけで海外旅行でなんら支障がないという安心感
デメリット
・VISAと比べるとより特徴がない
・日本だとVISAのほうが馴染みが深いためマイナーなイメージが拭えない
JCB
特徴
日本唯一の日本発国際ブランド。
日本発の国際ブランドなので日本での加盟店数は問題ないレベルですが、海外に出ると激減。
ハワイなど日本人が良く行く観光地なら結構使えるお店も多いです。
海外では加盟店数が少ない分、日本人好みのサポートサービスが売り。
メリット
・海外でJCBプラザと呼ばれるトラベルデスクで日本語での観光案内やチケット、レストランの予約などのサービスを受けられるなど日本人好みのサポートが充実
・ハワイではJCBカードを持っているだけで無料でトロリーバスに乗れるなど特典が充実
デメリット
・日本以外での加盟店数が少ないため、使えないこともしばしば
・国によってはアメリカンエキスプレスと提携して、アメリカンエキスプレスが使えるところではJCBを使えるようになっているが、元々アメリカンエキスプレスも加盟店数はVISAやMasterCardよりも少ないため十分でない
・JCBだけだと海外旅行は不安
アメリカン・エキスプレス・カード(アメックス)
特徴
トラベル&エンターテイメントに特化した国際ブランド。
富裕層向けのクレジットカードとして、世界中のセレブが持っているカード。
アメックスは「クレジットカード=決済手段」ではなく、「クレジットカード=旅行やエンターテイメントを楽しむためのツール」として持つのがベスト。
※アメックスにも無料や安い年会費で発行されているものもありますが、それはかなりサービスが削ぎ取られているので持つメリットは少なくなります。
メリット
・空港でのラウンジサービス、スーツケースの往復無料宅配、コンシェルジュサービス、カード紛失時の緊急カード再発行などなど海外旅行に役立つサービスが、盛りだくさん
・優雅に海外旅行するなら欲しい1枚
デメリット
・VISAなどに比べ加盟店数が大幅に少ないため、アメックスだけ持っていても海外旅行では困ることもしばしば
ダイナース
特徴
アメックス同様、トラベル&エンターテイメントに特化した富裕層向けのブランド。
ダイナースとアメックスは性格がとても似ているのでダイナース、アメックスどちらか持っていれば優雅な旅行をすることも可能。
メリット
・空港でのラウンジサービス、スーツケースの片道無料宅配、コンシェルジュサービス、カード紛失時の緊急カード再発行などなど海外旅行に役立つサービスが、盛りだくさん
・優雅に海外旅行するなら欲しい1枚
デメリット
・アメックスよりもさらに使えるお店が少ないため、必ずVISAかMasterCardを持っていかないと海外旅行では困る(正直日本でも困るくらい)
銀聯カード
特徴
中国発のカードブランド。
以前は国際ブランドではありませんでしたが、最近は世界中多くの都市で利用できるようになってきています。
日本でも中国からの観光客が多いお店では使えるところが増加中。
ただ、あえて日本人が作る理由は少ないです。
メリット
・中国旅行ならどこでも使えるので便利
デメリット
・日本で発行しているクレジットカード会社が少ない
海外旅行に持って行きたい国際ブランドベスト3!
第1位 VISA
不動の1番!
海外旅行に行くなら絶対に持っておくべき1枚。
1枚しかクレジットカードを持って行かないなら間違いなくこれ1枚。
迷ったらVISAを作っておけば間違いない。
現在、アメックスプラチナをメインカードにしていますが、海外ではVISAかMasterCardしか使えないお店続出。
VISAがないと不便不便。
やっぱり1枚は必要と今更痛感。。。
第2位 アメリカン・エキスプレス・カード
アメックスは海外でのサポートが優れているので、1枚持っていると海外旅行でとても安心。
それに海外旅行保険も充実。
VISAでは足りない、旅の特典が豊富なので、持っていたいブランドです。
第3位 JCB
MasterCardと迷ったけど、MasterCardは特徴がないのでJCBをランクイン!
JCBの海外トラベルデスクでのサポートなど手厚いサービスを評価です。
ただ、トラベルデスクは主要都市にしかないし、わざわざ時間を作って行くこともないので使わないのですが。。。
年会費無料のJCBカードでもJCB特典は受けられるので、一枚JCBブランドを持っておくのもあり。
MasterCardはヨーロッパで強いというけど
順位にMasterCardが入ってないのが気になる方がいると思います。
最近は、日本でもMasterCardの知名度がアップし、とてもいいブランドに。
だけど、正直MasterCardしか使えないお店に出会ったことがないです(コストコは現在MasterCardだけですが)。
ヨーロッパ(特にドイツなど)ではMasterCardのほうが強いと言われていますがドイツに行ったときもVISAがあれば問題なしでした。
そのため、VISAがあれば十分ということでMasterCardをランク外にしてみました。
まとめ
海外旅行にVISAは外せないです!
アメックスやダイナースやJCBがあると旅が豊かに!
じゃあ何枚クレジットカードを持って行くべきなの!という突っ込みが来そうなので次は、海外旅行に何枚クレジットカードを持って行くべきか見ていきましょう!
【海外旅行保険におすすめのクレジットカードをすぐ見たいなら】
-
海外旅行のためのクレジットカードの国際ブランドの選び方!最新ランキング!
続きを見る