アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードが2025年3月4日よりリニューアルされました。
年会費の改定や新しい特典の追加、既存特典の変更点を、現行スペックとの比較を交えて詳しく解説します。
年会費アップをしてもなお、メリットがあるのか?年会費アップの影響や新特典のメリットをしっかりチェックして、最適な選択をしましょう。
今回の記事は変更点に注目した記事になっております。
アメックスビジネスゴールドの詳細を知りたい方は「アメックスビジネスゴールドの入会キャンペーン!ビジネスゴールドのメリット・デメリットのレビュー」へ。
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アメックスビジネスゴールドの入会キャンペーン!ビジネスゴールドのメリット・デメリットのレビュー
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アメックス・ビジネス・ゴールドの変更点まとめ(現行 vs. 新)

項目 | 現行(〜2025年3月3日) | 新スペック(2025年3月4日〜) |
---|---|---|
年会費 | 36,300円(税込) | 49,500円(税込)(13,200円アップ) |
追加カード | 1枚目から13,200円(税込) |
付帯特典あり/なしを選択可能 - 付帯特典あり(有料): 13,200円(税込) - 付帯特典なし(無料): 白いカード(1年間利用なしの場合3,300円の管理手数料発生) |
メンバーシップ・リワード・プラス | 3,300円(税込)/年 | 初年度無料(2年目以降3,300円 /年) |
ビジネス・フリー・ステイギフト | なし | 年間利用額に応じて国内ホテル宿泊特典 |
ポケットコンシェルジュキャッシュバック特典 | なし | 10%キャッシュバック(年最大1万円) |
ホテル上級会員 | なし | プリンスホテル&リゾーツのゴールドメンバー |
特定加盟店でのポイント還元率アップ | なし | あり |
変更点のポイント
変更点
✔ 年会費が36,300円→49,500円にアップ!
✔ 追加カードは「特典なしの無料カード」が選択可能に(ただし、利用なしの場合は管理手数料3,300円が発生)
✔ メンバーシップ・リワード・プラスが初年度無料に!
✔ ビジネス向け特典が新たに追加(ホテル宿泊・ポケットコンシェルジュ特典、ポイント還元率アップ)
新たに追加される特典を詳しく解説!
年会費無料の追加カード登場

アメックスビジネスゴールドは本会員カードがメタルカード。
追加カードも1枚メタルカードで発行できるのが強みでした。
さらに、年会費無料の特典が付帯しない白いカードを発行できるようになりました。
最大99枚年会費無料で発行できるので、出張や会食をよく利用する幹部は特典付きカードを発行、経費精算だけの社員には年会費無料のカードを発行など柔軟に対応可能。
1枚毎に利用限度額を設定できるので経費コントロールもできます。
カード決済で貯まるポイントは基本カード会員(メイン会員)に集約されるため、これまで取りこぼしていた決済のポイントも獲得できます。
また、会計ソフトとデータ連携可能なのでクラウド会計ソフトと合わせて使えば経理管理が劇的に楽になります。
なお、この変更はアメックスビジネスグリーン、アメックスビジネスプラチナでも利用可能です。

カード裏面は本会員のカード券面と同じ色になるのも面白いですね。
アメックスビジネスゴールドの場合は、写真のように裏面はゴールドに。
白いカードの質感もよく、一瞬プラチナカードと見間違えるほど良いです。
「ビジネス・フリー・ステイ・ギフト」新設!
年間の利用額に応じて、国内対象ホテルの1泊2名分の無料宿泊特典が最大2泊分もらえる新特典が追加。
一定額を超えるビジネス利用をする方にとっては、大きなメリット!
カード決済条件達成で年間最大2泊の無料宿泊特典がもらえるようになりました。

東急が運営する定額宿泊サービス「TsugiTugi」の対象施設から好きなホテルを選択して宿泊可能。
項目 | 内容 |
---|---|
プログラム期間中 | 1月1日~12月31日(カード入会日にかかわらず) |
期間中に年300万円以上本日利用 | 1泊2名様分プレゼント |
期間中に年500万円以上利用 |
さらに1泊2名様分プレゼント (合計2泊) |
2万円相当の宿泊が最大2泊無料になるので約4万円相当の特典になります。
この特典だけで、今回の年会費値上げ分を十分カバーできます。
ただ、アメックスビジネスプラチナやアメックスゴールドプリファードはマリオットやプリンス、オークラなどで無料宿泊できるので、同じフリーステイギフトではないので注意。
「ポケットコンシェルジュ」キャッシュバック特典

レストラン予約サービス「ポケットコンシェルジュ」で利用できる10%キャッシュバック特典がスタート。
信頼できるよりすぐりのレストランを集めたポケットコンシェルジュで年間最大1万円のキャッシュバック
ビジネスでの会食シーンでキャッシュバックは大きいです。
こちらも個人向けアメックスゴールドプリファードについている特典なので、ビジネスカードとの特典差が縮まりました。
ホテル上級会員

プリンスホテル&リゾーツのゴールドメンバーに登録でき、カードを保有している限りステイタスを維持できます。
ゴールドメンバーだと以下の特典が受けられます。
- レイトチェックアウト
- 優先チェックイン&チェックアウト
- 誕生月の宿泊時のプチギフト
- 食事10回でお食事券プレゼント
特定加盟店でのポイント還元率アップ
ビジネスでよく使う特定加盟店でのポイント還元率や移行レートがアップします。
- 携帯料金を50万円ご利用金額達成で5,000ボーナス
- コスモ石油で20万円利用で5,000ボーナス
- ビックカメラ、コジマ、ソフマップ(すべてオンライン)で100円=2ポイント(ポイント2倍)
- コンビニ広告(ローソン、ミニストップ)で100円=3ポイント
対象の加盟店での利用が多い方なら、ポイントがアップするのでとても魅力。
新規入会特典
リニューアルを記念して最大170,000ポイントを獲得できる新規入会キャンペーン開催中!特典内容 | 条件 | 獲得ポイント |
---|---|---|
ご利用ボーナス1 | 入会後4ヶ月以内に80万円以上利用 | 50,000ポイント |
ご利用ボーナス2 | 入会後6ヶ月以内に150万円以上利用 | 50,000ポイント |
ご利用ボーナス3 | 入会後6ヶ月以内に200万円以上利用 | 50,000ポイント |
通常利用ポイント | 200万円利用時の通常ポイント | 20,000ポイント |
合計 | 200万円利用時の最大獲得ポイント | 170,000ポイント |
- 200万円利用で実質8.5%還元!
- 150万円までの利用でも10万ポイント獲得可能!
- ANAマイルに移行すれば4年連続ハワイ往復できるマイル数相当
どんな人におすすめ?
新スペックが向いている人
✅ 法人・個人事業主で、年間利用額が多い方
➡ 「ビジネス・フリー・ステイ・ギフト」のホテル特典が大きな魅力
✅ 追加カードもメタルカードが欲しい方
➡ 付帯特典ありの追加カードを選択すれば、1枚のみメタルカードが発行可能
✅ 経費精算に困っている方
➡ 年会費無料の白い追加カードを作れるようになったので、すべてをカード決済にして経費管理をまとめられます
✅ 出張や接待が多い方
➡ 「ポケットコンシェルジュ」や旅の特典が活用できる
アメックス・ビジネス・ゴールド vs. ビジネス・プラチナ vs. ゴールド・プリファード(比較表)

基本項目
項目 | ビジネス・ゴールド | ビジネス・プラチナ | ゴールド・プリファード |
---|---|---|---|
年会費 | 49,500円(税込) | 165,000円(税込) | 39,600円(税込) |
追加カード |
付帯特典あり: 13,200円(税込) 付帯特典なし:無料(利用なしで管理手数料3,300円) |
付帯特典あり: 13,200円(税込) 付帯特典なし:無料(利用なしで管理手数料3,300円) | 2枚まで無料、3枚目以降 19,800円(税込) |
ETCカード | 無料(発行手数料なし) | 無料(発行手数料なし) | 発行手数料935円、年会費無料 |
コンシェルジュサービス | なし | あり | なし |
旅行関連特典
項目 | ビジネス・ゴールド | ビジネス・プラチナ | ゴールド・プリファード |
---|---|---|---|
無料宿泊特典 |
国内ホテル無料宿泊特典(年間利用額に応じ最大2泊) 東急ツギツギ対象ホテル |
フリーステイギフト1泊分(カード更新のみ条件) マリオット、ヒルトン、オークラ、プリンス、ハイアットなど |
フリーステイギフト1泊分(カード更新&年間200万円利用) マリオット、オークラ、プリンス、ハイアットなど |
ホテル上級会員 | プリンスホテルゴールドステータス | ・マリオットボンヴォイゴールドエリート会員 ・ヒルトンオナーズゴールドエリート会員 ・プリンスホテルズ&リゾーツ プラチナメンバー ・Radisson RewardsPremiumステータス | プリンスホテルゴールドステータス |
その他ホテル特典 | ザ・ホテル・コレクション | ・ファイン・ホテル・アンド・リゾート ・毎年20,000円分のホテルクレジット付与 | ザ・ホテル・コレクション |
空港ラウンジ | 国内主要空港+ホノルル(本人+同伴1名無料) | ・国内主要空港+ホノルル(本人+同伴1名無料) ・プライオリティ・パス(無制限)他 | ・国内主要空港+ホノルル(本人+同伴1名無料) ・プライオリティ・パス(年2回無料) |
手荷物宅配 | 往復1個無料 | 往復2個無料 | 往復1個無料 |
レストラン特典
項目 | ビジネス・ゴールド | ビジネス・プラチナ | ゴールド・プリファード |
---|---|---|---|
ポケットコンシェルジュキャッシュバック | 10%(年最大1万円) | 10%(年最大2万円) | 20%(年最大1万円) |
所定のコース料理1名無料 | ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン | ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン | ゴールド・ダイニング by 招待日和 |
ポイント
項目 | ビジネス・ゴールド | ビジネス・プラチナ | ゴールド・プリファード |
---|---|---|---|
ポイント還元率 | 1%~3%(メンバーシップ・リワード・プラス加入時) | 1%~3%(メンバーシップ・リワード・プラス加入時) | 1%~3%(メンバーシップ・リワード・プラス加入時) |
マイル交換先 | ANA・JALなど14社 | ANA・JALなど14社 | ANA・JALなど14社 |
保険一部
項目 | ビジネス・ゴールド | ビジネス・プラチナ | ゴールド・プリファード |
---|---|---|---|
海外旅行死亡保険 | 最高5,000万円(利用付帯) | 最高1億円(利用付帯) | 最高1億円(利用付帯) |
海外旅行治療保険 | 300万円限度 | 1,000万円限度 | 300万円限度 |
※上記は基本カード会員
比較まとめ
アメックスビジネスゴールドに無料宿泊特典やポケットコンシェルジュキャッシュバックが追加され、アメックスビジネスゴールドの特典が強化。
その分年会費がアップしていますが、決済金額が多い方や会食をよくされる方なら十分もとが取れる形です。
アメックスビジネスプラチナとの年会費差が少し縮まりましたが、それでもビジネスプラチナの特典豊富さを考えるとビジネスプラチナの優位性はゆらぎないですね。
一番比較したくなる個人向けのゴールドプリファード。
ゴールドプリファードは、最強のゴールドカードと言っていいくらい特典が豊富で、確実に年会費を超えた体験を受けられるカード。
無料宿泊特典がビジネスゴールドにも追加されたものの、対象ホテルのランク的にはゴールドプリファードのほうが優位。
また、特典ありの家族カードを2枚無料で発行できるのも大きい。
しかし、ビジネスで使うなら追加カードが無料で多く発行できるビジネスゴールドのほうが経費管理の効率化を考えると有利。
また、ビジネスマッチングという商談相手を探したり、自社PRができるサービスがあるので、やはり、ビジネス用途ならアメックス・ビジネス・ゴールドがおすすめ。
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5. まとめ:変更のポイントを整理
- 年会費が36,300円→49,500円にアップ!
- 特典なしの白い年会費無料の追加カードが登場(特典付きの有料カードもあり)
- 最大2泊分の無料宿泊特典追加
- ポケットコンシェルジュ10%キャッシュバック追加
- プリンスステータスゴールドメンバー特典追加
- メンバーシップ・リワード・プラスが初年度無料に
- 特定加盟店でのポイント還元率アップ
新規入会キャンペーン
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