VISA、マスター、JCBに比べて利用できる店舗が少ないダイナースクラブカード。
ダイナースクラブカードは本当に使えないのか?
国内・海外での実際の使い勝手は?
メインカードとしてダイナースを国内・海外で使いまくったので、実際の使い勝手についてレビューしてみます!
ダイナースクラブの使い勝手
ダイナースクラブカードをメインカードとして使っているクマです。
クレジットカード払い出来るところでは、すべてクレジットカード払い。
そんなわけで、国内・海外色々なところでダイナースクラブカードを出してみて感じた結果です。
国内での使い勝手
結論から言うと、国内ではJCBと提携しているため、だいたいのお店で利用可能です。
数年前は正直使えないお店も結構ありましたが、最近は使えるお店がどんどん増えてきているのを感じます。
もちろん利用不可のところが、まだまだあるのは事実。
ただ使う金額が大きいところは大抵使えるので不便は感じてないです。
コンビニ
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、サークルKサンクスといった主要ところは問題なく使えます。
ダイナースクラブは100円から1ポイント付くので小額決済でもダイナースクラブで。
ちりも積もればなんとかってことで。
デパートやスーパー
三越、伊勢丹、東武、西武などなど当然使えます。
スーパーもイオン、イトーヨーカドーなど普通に使えます。
メジャー所のスーパーではなく、地元のスーパーでも問題なく使えます。
これまでクレジットカードそのものが使えなかった角上魚類(新鮮な魚が格安)が入ったスーパーもクレジットカードの取扱を開始して、ダイナースクラブも使えるカードの仲間に入っていて一安心。
飛行機やJRやホテル
当たり前のように利用可能です。
ただ、民宿などは使えないところもあるようです。
マイルを貯めるために入手したクレジットカードなので旅行でクレジットカードが使えないとね。
レストラン
高級なお店はもちろん、ファミレスなどでも問題なく使えています。
ただ、居酒屋などでローカルなところは使えないところがちらちらある印象ですね。
飲食店は数が多いのでどこが使えてどこが使えないというのは難しいですが、恐らくダイナースクラブが使えないところは多そう。。。
オンラインショッピング
Amazonや楽天など、メジャーなオンラインショップはばっちり使えます。
むしろ、ダイナースには、ダイナースクラブポイントモールと呼ばれる、ダイナースのポイントが最大19倍になる魅力的なオンラインショップの集まりもあるくらい(楽天、一休、エクスペディア、ユニクロなどなど多数)。
なので、あまり不便を感じたことはないですね。
ただ、やはり、VISA、MasterCard、JCB、アメックスは使えるのに、ダイナースだけ使用不可といったところも中にはあるので、100%と言えないのが、残念なところ。
また、最初に戸惑うのはダイナースクラブはVISAやマスターに比べてクレジットカード番号の桁が少ないところ。
オンラインショッピングの決済画面の多くはVISAやマスターの16桁で表示されています。
そんな中ダイナースクラブは14桁なのであれ?なんか収まりが悪い感じに。。。
左詰めで数字を入れていって最後に2つ分数字を余らせればいいだけなんですが、ちょっと戸惑います。
海外での使い勝手
アジア
アジアはそもそもクレジットカードが使えないお店も多々あることに加え、ダイナースはやはり使えないところが多いです。
タイに行ったときはデパートなどでは使えるものの、町のレストランなどではやはりVISAかMasterCardが必須の状況でしたね。
ヨーロッパ
イタリア旅行にダイナースを持って行きましたが、イタリアでも利用できるお店は少なめです。
ヨーロッパならダイナースよりもアメックスが強い傾向があるのも事実。
経由地のフランスの空港でもアメックスは大々的に広告が打たれていて、空港のショップはアメックスはOKでもダイナースはNGといったところが多かったですね。
やはりVISAやMasterCardのいずれかが必要ですね。
アメリカ(ハワイ・グアム含む)
アメリカ(ハワイ・グアム含む)については、ダイナースはほぼ使えると言っても大丈夫なくらいです。
ダイナースクラブカードの裏面にDISCOVER(ディスカバー)のロゴがありますが、これはアメリカのクレジットカードブランド。
ディスカバーと提携しているため、アメリカではダイナースは活躍してくれます。
実際どのくらい活躍したかはこちらの記事で↓
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ダイナースクラブカードがあればハワイでホテルの無料アップグレードや無料でトロリーに乗れる!
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海外旅行でのダイナースクラブカードのレビュー!グアム旅行でダイナースクラブカードがどれほど活躍したか?
ダイナースクラブカードとJCBの業務提携について
国内の使い勝手でも触れましたが、ダイナースとJCBは日本国内で業務提携を結んでいるため、JCBが使える加盟店ではダイナースも使える可能性があります。
可能性があるというのはなんとも微妙な言い方ですが。。。
それは、「JCBが使える=ダイナース」が使えるということならいいのですが、残念ながらJCBすべての加盟店で使えないので微妙な言い方になります。
試した結果
トヨタに車検を出すにあたり電話で、車検でもクレジットカードが使えるのか?ダイナースは使えるのか?を確認。
電話に出た受付の女性らしき方は車検でもクレジットカードは使える旨は即答。
しかし、クマの滑舌の悪さとダイナースの知名度の低さとがあいまって、「大なす?ですか?」と大きなナスになってしまったので、もう一度ゆっくりダイナースと伝え、確認するので少々お待ちくださいと一旦保留に。
確認して頂いた結果は、ダイナースは使用不可でVISA、MasterCard、JCBは使えるとの返事が。
実は電話する前に、「JCBが使える加盟店ならお店の人が知らないだけで実は使えることがあるので試す価値あり」との貴重な情報を旅マイルに寄せてくれた方がいて、試す機会をうかがっていたので、これはチャンスと、決済当日にダイナースを使ってみる事にしました。
ダイナースであっさり決済
事前に使えないと言われていたので無理にでも試すだけ試してくださいと言わなきゃいけないかなと心配していたのですが、あっさりダイナースで決済完了。
その決済結果をレシートで確認するとJCBとして決済されていたので、やはりJCBが使える加盟店ならダイナースも使える可能性は高いようです。
10万円を超える決済だったのでポイントが手に入って良かった。
店員さんが知らないのが最大の壁
ダイナースクラブカードの特典で、コナミスポーツの法人会員になることができ、コナミスポーツ以外の提携スポーツクラブでも法人会員の都度会員として利用することができます。
そのとき、ダイナースで支払うと500円補助が出て、そのスポーツクラブは1回1,000円で使えるので、とてもお得。
なので、できればダイナースで払いたいところ。
電話で確認したところ、使えますとの回答だったので安心してスポーツクラブへ。
しかし、ダイナースの認知度は残念なことにかなり低いので、店員さんがダイナースが使えることを知らず…
確かにカウンターに使えるクレジットカードのロゴ表がなかったので、知らないとわからない状況ではありましたが…
「使えるはずなので試しに通してみてください」とお願いしたものの、がんとして「VISA、MasterCard、JCBは使えますが、ダイナースはご利用頂けません」と言われ断られてしまい、仕方なくVISAカードでお支払。
でも、数ヶ月後、カウンターに使用できるクレジットカード一覧のプレートが掲げられているのを見るとしっかりダイナースのロゴが。
最大の壁は店員さんが使えることを知らないことですね。
運悪く知らない人に当たると、使えるお店で使えないなんてことも多々あります(海外でも経験済み)。
ただ、本当に使えないこともあるので、その時は負け?を認めてVISAカードを出しましょう(笑)
※提携スポーツクラブの中には、ダイナースが使えないところが実際にあります
ダイナースクラブにはMasterCardブランドのサブカードがある
使えないお店もあるのでダイナースクラブカード1枚では厳しいです。
そんな弱点を補うべく、MasterCardブランドのコンパニオンカード(年会費無料で追加可能)が登場しました。
MasterCardブランドなので、世界中のほとんどのお店で利用できるので安心。
もう一枚持ち歩く必要はありますが、心強い。
ポイントもダイナースクラブカードのポイントに合算されます。
ただ、ポイント還元率が「200円=1ポイント」とダイナースクラブカードの半分なのが残念なところ。
基本は、ダイナースクラブカードを利用し、使えないお店だけコンパニオンカードという使い方がベストですね。
まとめ
ダイナースクラブカードは、日本国内ではJCBと業務提携しているのと、どんどん利用できるお店が増えているので、さほど不便を感じることはないですね。
ただ、海外旅行ではアメリカ圏以外はダイナースが弱いのは事実。
やはりダイナースにはVISAかMasterCardのサブカードは必須。
とはいえ、ダイナースの特典は使えないお店のデメリットを上回るくらいあるのでめげたら負けですね。
ダイナースの特典詳細はこちらの記事で↓
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ダイナースクラブカードの入会キャンペーン!特典満載カードのメリット・デメリットまとめ