ちょと前の新聞に日本航空(JAL)とハワイアンエアラインが提携へと出ており、びっくり。
ハワイアンエアラインは全日空(ANA)と提携していたのですが、一気に解消してJALと組むことに。
まだ詳しいことはわかりませんが、どのようになるのか、どんな問題があるのか考えてみました。
JALとハワイアンエアラインの提携
2018年3月から、日本航空(JAL)とハワイアンエアラインが業務提携すると発表されました。
コードシェア便、ラウンジの相互利用、マイレージ提携など、これまでの全日空(ANA)との業務提携に比べかなり踏み込んだ内容に。
ハワイアンエアラインは、これまでANAと業務提携していましたが、あくまで諸島間のみ。
(諸島間とは、オアフ島からマウイ島やオアフ島からハワイ島などのハワイ内でのフライト)
そのため、ラウンジの相互利用もなし、マイレージも中途半端と正直あまり効果を感じなかったので、今回のJALとの業務提携は期待大!
関連ニュース:東洋経済ニュース(JAL・ハワイアン大連合、「打倒ANA」の勝算)
マイルのサービスも連携
ハワイアンエアラインはANAと提携していたものの、日本ーハワイ間のフライトマイルは、ANAマイレージクラブに加算できず。
あくまで、ハワイアンエアラインのマイルがANAマイレージクラブに加算できるのは、諸島間だけでした。
今年、羽田ーホノルル間のハワイアンエアラインを利用したのですが、渋々ハワイアンエアラインのマイルに加算しました。
これがJALマイルに加算できるようになるとかなり便利に!
ハワイアンエアラインのラウンジが変更に
JALとの提携を受けて、ハワイアンエアラインの成田空港のターミナルが、第1ターミナルから、JALが利用している第2ターミナルにお引っ越し。
ニュースによると、日本とハワイのラウンジを相互に利用できるようにするらしい。
これまでは、ハワイアンエアラインの成田空港ラウンジは、大韓航空ラウンジだったのでかなり力不足。
それが、JALのサクララウンジが使えるようになるなら、大幅パワーアップ!
これは期待できますね。
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成田空港第1ターミナルのラウンジ、大韓航空KALラウンジを利用してみました!グアム旅行記
ANAとJALのハワイ覇権争い
ANAは、2019年からオール2階建ての超巨大飛行機「A380」を投入予定で、大勝負をかけてきます。
そこに、JALとハワイアンエアラインの連携。
JALとハワイアンエアライン連合がこれまで通り、シェアの約半分を維持するのか、ANAが一気にシェアを伸ばすのか見ものですね。
期待するのは、航空運賃が安くなること!
供給数が増えれば、当然値段は下がるはず。
航空券がもっと安くなれば、物価の高いハワイ旅行がお財布に優しくなるんだけどな。
個人的な懸念事項
ハワイアンエアラインの運賃がJAL並に高くなる?
ハワイアンエアラインのビジネスクラスはフルフラットベットになって快適。
それにも関わらず、JALのエコノミークラス運賃にちょっとプラスするだけで、ビジネスクラスに乗れる料金設定の日も。
かなりお得な航空券が正規割引運賃として売っているんですよね。
もし、JALとのコードシェア便が増えると、JALの運賃に引っ張られて、JAL並に高くなるなんてことが。。。
ハワイアンエアラインの運賃が高くならないことを期待しています。
ハワイアンエアラインのラウンジが激混みに?
ハワイアンエアラインの空港ラウンジは結構狭いところが多いんです。
特に、ハワイ島のコナ空港にあるハワイアンエアラインのラウンジ「プレミアクラブ」はとっても狭いラウンジ。
現在でも狭すぎて、20人くらいで満席になるので、立って飲み物を飲む羽目になるくらい。
JALは日本からコナ空港への直行便を2017年9月から再開済み。
JAL便利用者がラウンジを利用できるようになると、完全にパンク間違い無し。
まだ、どの程度ラウンジを相互利用するか分かりませんが、もし、ビジネスクラス利用者と上級会員が利用できるなら、拡張しないと厳しい気がします。
まとめ
ANAのA380投入も驚きましたが、JALとハワイアンエアライン連合もびっくり。
世界情勢が不安定な中、ハワイは安定した日本人人気観光地No.1。
航空会社も旅行会社もかなり本気。
競争が増えればその分、料金やサービスが良くなるはずなので、期待です。