JALグローバルクラブ(JGC)を目指すマイル修行!
JALのマイル修行は、とにかくフライト日数を少なくするべく、同じ三角飛びをひたすら繰り返していました。
そんな、JALの日帰り三角跳びの様子をレポートします!
裏技として、最後のフライトだけでもJALファーストクラスにすれば、その前のフライトで国内線最上級ラウンジ「ダイヤモンドプレミアラウンジ」を利用できるので、かなり快適です!
三角飛びとは
JALのJGC修行のスタートは、羽田ー那覇の単純往復から。
その時の様子は、こちらを参照↓
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至福のJAL国内線ファーストクラス搭乗記!豪華なシート&機内食で大満足♪羽田ー那覇からJGC修行スタート!
それ以降は、ひたすら三角跳びで、JAL上級会員に必要なフライオンポイント(FOP)を稼いでいました。
三角飛びとは、3フライトで周遊するように飛ぶフライトのことをいい、修行ではよく使われる飛び方。
CAさんにも今日は三角飛びで周遊ですねと言われたことがあるので、その界隈では結構メジャーな用語のようです。
知らなかったけど。
本当は、「羽田空港-那覇空港-新千歳空港-羽田空港」の三角飛びがあればよかったのですが、ちょうどいいタイムスケジュールがなかく断念。
ということで、ファーストクラスの設定があり、かつ、FOPが多い「羽田空港-福岡空港-新千歳空港-羽田空港」の三角飛びがメイン。
この三角飛びをひたすら繰り返していました。
伊丹空港のJALラウンジにも行ってみたかったので、2回だけ伊丹空港も混ぜてみました。
※伊丹空港のJALラウンジは、改修前でとても残念なラウンジなので2019年の改装後のほうがいいですね。
結論から言うと、「羽田空港-福岡空港-新千歳空港-羽田空港」の三角飛びよりも、「羽田空港-那覇空港」の単純往復のほうが、楽だし、効率がいい…。
フライトスケジュール
1ヶ月間でJGC修行を終える必要があり、フライトの日数を極限まで減らすべく、効率最優先でファーストクラスとクラスJ利用で8日間の修行!
そのうち、5回行なった福岡を絡めた三角跳びのスケジュールは、こんな感じです。
【JAL307便】
東京/羽田 → 福岡
定刻 08:15発 - 10:10着
【JAL3513便】
福岡 → 札幌/新千歳
定刻 11:45発 - 14:00着
【JAL514便】
札幌/新千歳 → 東京/羽田
定刻 15:00発 - 16:40着
福岡空港では、1時間半、新千歳空港では1時間のインターバルなので、クマ的には結構タイトなスケジュール。
JAL国内線の乗り継ぎ時間は、20分以上(羽田空港は25分以上)が推奨なので、1時間あれば結構余裕のあるスケジュールです。
ファーストクラス乗り継ぎならダイヤモンドプレミアラウンジ&サクララウンジが利用できる
ちょっとした裏技。
当日、ファーストクラスに乗り継ぎがある場合は、なんと普通席・クラスJ利用時でもラウンジが利用できる!
JALのHPにもしっかり明記されています。
三角飛びのヘンテコなフライトでも利用できるのはありがたい!
たとえば、最後の便だけファーストクラスにすれば、羽田空港と福岡空港でもラウンジが使えるので、費用を抑えつつ、ずっと空港ラウンジが使える快適な修行に。
ただ、ファーストクラスチェックインも利用できるかは不明。
実は、クラスJ利用の際も、うっかりファーストクラスチェックインを利用しましたが、何事もなく利用できました。
これも乗り継ぎ特典なのでしょうか??
また、ラウンジへの入室方法は乗継便特典でも同じです。
保安検査場で利用した航空券やバーコードをラウンジ入り口の端末にかざせば、ちゃんと「ダイヤモンドプレミアラウンジへ」と表示されるので、堂々と利用できます。
羽田空港から福岡空港へ
ファーストクラスチェックインからダイヤモンドプリミアラウンジへ
まずは羽田空港から福岡空港へ!
朝のラッシュを避けるため、朝早く空港に到着。
ANAとは違い、JALだとファーストクラス利用でも、一番いいチェックインカウンターとラウンジを利用できます。
これはかなり特別感があり、いいですね♫
(ANAは、上級会員の最上級であるダイヤモンドステイタスのみ利用可能)
ちなみに三角飛びだと、保安検査の証明書がとんでもない長さになって出てくるので、不思議そうな顔をされます。
これ結構恥ずかしい。
保安検査の方に???という顔をされます(苦笑)。
保安検査後、直結しているダイヤモンドプレミアラウンジへ。
ラウンジで軽食が提供されているので、最初の頃はついつい手を出してしまい、家・ラウンジ・ファーストクラスでの3回の朝ごはんに(苦笑)
朝早く来たご褒美♫と勝手な理由をつけて、ムシャムシャ食べながらラウンジでしばしのんびり。
ファーストクラスで朝食
優先搭乗でスムーズに搭乗!
修行完了後JALグローバルクラブ(JGC)に入会すれば、ずっと利用できるのでありがたい。
福岡までは約2時間のフライト。
シートベルトサインが消えると朝ごはん。
3月の羽田発の朝食は洋食。
すべて陶器で提供され、朝ごはんとしてはボリュームもしっかり。
月に3回変わるので、別の日にはこんな感じに。
ただ、月に3回しか変わらないため、週に2回乗ると、まったく同じ機内食。
同じのが2回続くとちょっと飽きる(苦笑)
朝食を食べてコーヒーを飲んでいるとあっという間に福岡空港に到着!
福岡空港から新千歳空港へ
時間が中途半端でお昼に困る
10:10に到着し、出発は11:45なので、福岡空港滞在時間は1時間半くらい。
ただ、空港到着後、一旦到着出口から出て、保安検査を通過する必要があるので、実質1時間ほど。
次のフライトはちょうどお昼の時間帯を飛ぶ便ですが、ファーストクラスの設定がなく、クラスJ。
というわけで、食事なし。
困るのがランチ。
最初の頃は、せっかく福岡に来たからと、とんこつラーメンを食べていました。
でも、よく考えると朝ごはんを3回食べて、10時半頃にラーメン。
なんか胃がおかしいくなる(涙)
でも、博多のラーメンは美味しい!!
保安検査前にあるラーメン滑走路
ちなみに、福岡空港でラーメン屋さんには困らないです。
福岡空港の一般エリアの3階にあるのがラーメン滑走路。
ラーメン屋さんがたくさん入った魅惑のエリア。
その中で、博多屋台味が楽しめる一幸舎へ。
オーソドックスなとんこつラーメンで、かなり辛い高菜が食欲をそそります。
保安検査後にある一蘭
保安検査後にあるので、搭乗時間ギリギリでも食べられるのが、個室ラーメンの一蘭。
これは間違いなく美味しいです。
乗り継ぎ特典でダイヤモンドプレミアラウンジへ
沖縄のサクララウンジも良かったですが、福岡空港のダイヤモンドプレミアラウンジはもっといい!
受付後、自動ドアを開けると、どーんとステキな廊下。
羽田空港の松の木もインパクトありますが、こちらもなかなかのインパクト。
ラウンジの広さは羽田に比べると断然狭いですが、ゆったりと席が配置されているので、ちゃんとくつろげます。
福岡空港は、羽田空港とはまた違うパンやおにぎりが置いてあるので、これまたどうしても手が出てしまう…。
ラーメンを食べたのにおにぎりセット…。
クラスJ
福岡から新千歳へは、ボーイング737-800なので、行きのボーイング777-200よりも小さい飛行機。
クラスJは20席の設定ですが、いつも満席で大人気。
プラス1,000円で座席が「78.7cm→96.5cm」に大幅アップするので当然ですね。
座席の間隔も十分で、前に足がつかないくらいゆとりがあります。
リクライニングとフットレストも付いています。
みんなあまり利用していませんけど。
十分広いクラスJですが、ファーストクラスと比べると窮屈に感じるのが悲しいところ。
しかも、一番長いフライトなのでなおさら。
修行が終わったらもう乗ることはないだろうファーストクラスですが、一度快適を覚えると体が贅沢になるのでまずいですね。
窓側席はトイレが心配
ついつい国内線でトイレに立たないだろうと思って、空いていれば窓側を指定してしまうのですが、クラスJでも隣の人が寝ていると途中で立つのは困難。
毎度トイレを心配しながら乗っていました(笑)
通路側に座ってもトイレに行くことはないんですけど、心理的に。
空弁が一番リズムがよかった
クラスJは、食事の提供はなしで、ソフトドリンクの提供のみ。
最初は、ラーメンを食べていたのですが、お昼には早い時間でいまいち体がついてこなかったので、後半は空弁に!
これが正解!
空弁のおかげで、フライト時間も短く感じるし、食事のタイミングもちょうどいい。
ただ、駅弁のようにあまり積極的ではないようで、福岡空港でも扱いは少し。
一番置いてあったのが、保安検査後のANAフェスタ。
2つ食べましたが、やっぱり明太子はうまい!
ふくやの明太子と鯛がどーんと入ったお弁当。
高菜と煮物も入って、なかなかです。
こちらはやまやの明太子。
牛タンとふくやの辛子明太子が絶妙。
新千歳空港から羽田空港へ
ファーストクラスチェックインからダイヤモンドプリミアラウンジへ
さて、三角跳び最後のフライト!
新千歳空港は1時間の乗り継ぎ時間がありますが、滞在時間は実質40分くらいと駆け足!
新千歳空港のファーストクラスチェックインもいい感じ。
新千歳空港のダイヤモンドプレミアラウンジは、個人的には一番好き。
紙飛行機のようなモチーフ。
大きさはさほど広くないので、混雑時は満席になることもありましたが、大抵はゆっくり利用できました。
個人的に好きな理由は、ラウンジから飛行機の離着陸が見られるから!
かなり目の前で飛行機が飛びます。
ここでの楽しみは、コーンスープにJAL特製カレーパン♩
11時を過ぎると、JAL特製ビーフカレーパンが登場するんです。
JAL国際線サクララウンジといえば、ビーフカレー。
それがカレーパンに。
かなりはまりました。
これを続けていたら、完全に太りますね(苦笑)
15時の便でもフルコースのお昼が提供される
新千歳空港から羽田空港へは、わずか1時間40分のフライト。
15時発の便でも、ファーストクラスではお昼が提供されます。
かなりしっかりとした和食で、ボリューム満点。
ANAプレミアムクラスだと同じ時間では、軽いサンドイッチと焼き菓子のセット程度。
確かに、フライト時間によって料金が変わるわけではないので、しっかりした食事が出てくれると嬉しい。
しかも味も美味しい!
ただ、いかんせん時間がイマイチ。
お昼は食べてしまっているし、おやつにしては多すぎる。
機内食を食べすぎると今度は夕食に響く。
やっぱり、ANAの軽い食事程度のほうが個人的にはいいかなと。
そんなわけで、後半はもったいないですが、機内食を断っていました。
もちろん、メニューが変わった時は食べてました(笑)
機内食を食べるとあっという間に東京に到着!
フライトが遅れるとアナウンスされる
最終日はフライトが遅れて、出発の45分前を切って新千歳空港に到着。
すると、飛行機から降りる前に機内アナウンス。
「東京羽田空港乗り継ぎのクマ様、飛行機を降りましたら地上係員にご連絡ください」
わざわざ博多から出発し、新千歳空港からの羽田空港乗り継ぎっておかしいですよね。
アナウンスされると、恥ずかしさが倍増します(笑)
ただ、ちゃんと乗り遅れないように対応してくれるので安心。
保安検査を受けることなく、制限エリアに入れてくれるので、預け荷物がなければ10分あれば乗り継げそうですね。
まとめ
ひたすら同じフライトを繰り返す修行は、正直しんどい!
しかも、食べてばかりなので太る。
ANAのSFCマイル修行は、全国のANAラウンジに行くべくほとんど同じフライトがなかったので常に新鮮で楽しい。
同じフライトだと空港内の景色も変わらず、しかも機内食が同じだったりするので、ひしひしと修行をしていると実感できます(苦笑)
効率的にFPOを稼げたのは良かったのですが、三角跳びよりも「羽田空港-那覇空港」の単純往復のほうが、楽だし、効率はよかったですね。