海外旅行の行き先を決めるのはどうしても迷ってしまって、なかなかきめられないですよね。
特に初めての海外旅行ならなおさら。
そんな時は、3つのポイントを押さえれば迷わず決められます。
海外旅行の行き先の決め方
海外旅行どこに行くか?
行きたいところに行くのがベスト。
でも、現実問題、休みの期間や予算の問題など制約も。
そのため、次の3つのポイントで行き先を決めると決めやすいです。
日数で行き先が絞られる
旅行日数はフライト時間や時差も含めて考える
1番の制約は日数。
日数で行き先はだいたい絞られます。
旅行日数が少ないのに、無理して飛行機のフライトが長いところに行ってしまうと、滞在時間が極端に少なくなり、疲れるだけの旅行になってしまいます。
例えば、6日間の旅行でも、フライト時間や時差を考えると観光日数は意外と少ないんです。
ハワイ旅行の一般的な旅行日数6日間だとこんなスケジュールになります。
6日間ですが、現地での宿泊は、4日間のみ。
1泊は機内での宿泊になるので、4泊6日の旅。
1日目は時差の関係で日本を夕方出て、同じ日の朝に到着します。
そのため、1日目は時差が辛い。。。
1日フルに観光できるのは実質、3日間のみ。
海外旅行だと国内旅行とは異なり、観光できる日数が大幅に減るので、旅行日数で行き先が絞られるんです。
旅行日数別におすすめのエリアはこんな感じです。
2日~3日
旅行期間が短いので、フライト時間が2~3時間程度の台湾、グアム、韓国、香港あたりがおすすめ。
日数が少なくても現地で十分遊ぶ時間が取れるので充実した旅行が可能です。
4日~5日
4日~5日あれば、5~6時間くらいのフライトがあっても十分観光の時間が取れます。
それでも、時差が少ない、タイ、シンガポール、ベトナム、カンボジアなどの東南アジアや中国あたりが無理なく楽しめるエリアです。
6日~8日
6日~8日くらいあれば、7時間を超える長時間のフライトや時差があっても楽しめます。
ハワイや、アメリカ・カナダなどの北米、フランス・イタリア・ドイツなどのヨーロッパまで足を伸ばせます。
9日~
9日以上あれば、どこへでも足を伸ばせます。
ヨーロッパ周遊やアフリカ、フライト時間が20時間近くある中南米までも。
時期を考えたほうが旅行が快適になる
東南アジアなら、雨季よりも乾季、ヨーロッパなら冬より春~秋など、国や地域によって観光のベストシーズンが存在します。
ベストシーズンに行くメリット・デメリット
ベストシーズンに行くメリットは、ずばり観光のしやすさ。
観光に適した時期や見頃の時期だからこそ、快適に楽しめます。
一方、デメリットは料金が高くなること。
オフシーズンの2倍~3倍することも。
オフシーズンに行くメリット・デメリット
オフシーズンに行くメリットは、料金の安さ。
また、空いているのでゆっくりできるというメリットもあります。
一方、デメリットは、場所によっては雨季で雨が多かったり、暑すぎたり、寒すぎたりと観光がしずらいことも。
オフシーズンに行くなら、事前にリサーチしておくと安心です。
例えば、冬のドイツはとても寒く、雪で道が悪かったですが、その分雪景色だからこその絶景が見れたりと、オフシーズンはオフシーズンで楽しめます。
月ごとのベストシーズンの旅行先
エクスペディアのHPに月ごとのベストシーズンの旅行先がまとまっていました。
エクスペディア「旅行時期にあわせたベストシーズンの旅行先は?」
目的で行き先を決定する
大体の行き先が絞られてきたら、最後の決め手は旅行の目的。
「JTB REPORT 2017 日本人海外旅行のすべて」によると、海外旅行の目的ベスト8は、こんな感じでした。
1位 食べ歩き
2位 買い物
3位 自然景観観光
4位 歴史文化観光
5位 美術館・博物館見学
6位 のんびり休息
7位 エステ・マッサージ
8位 スイミング・ビーチ・シュノーケリング
例えば、食べ歩きが目的なら台湾へ、自然景観観光が目的なら前から見たかったグランドキャニオンへ、歴史文化観光が目的なら歩けば遺跡にあたるローマへ、などといった感じで、自分の目的に合う行き先を絞っていきます。
旅行会社に置いてあるツアー旅行のパンフレットを眺めるとイメージし易いです。
まとめ
海外旅行の行き先は、3つのポイントで決めやすくなります。
日数 × 時期 × 目的 = 行き先
もちろん、ここに行きたい!という行き先があれば、弾丸であっても、オフシーズンであっても関係ありません。
行きたいという気持ちに勝るものはないです。