楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード。
3種類の楽天カードの特典&メリットを比較して、タイプ別におすすめのカードを選びました!
この年会費で、とにかく貯まるポイント、空港ラウンジ、プライオリティパスは魅力です。
いきなり結論!3種類の楽天カードはこんな方におすすめ
年会費無料で旅行をお得にしたい方は楽天カード
楽天カード がおすすめ。
カード概要
【カードブランド】
VISA、MasterCard、JCB、American Expressから選択
【年会費】
永年無料
【家族カード年会費】
永年無料
【特徴】
年会費無料でポイントがとにかく貯まる
楽天カードは、年会費が永久に無料で、ポイントがどんどん貯まるカード。
ポイント還元率が1%(100円=1ポイント)と高還元率。
さらに、楽天市場で3倍、楽天トラベルで2倍、定期的に実施しているキャンペーンを駆使すればさらにアップで、どんどん貯まります。
貯めたポイントを楽天トラベルなどで使えば、旅行でワンランク上の宿に泊まれたりと、お得にできますね。
楽天カードで旅行代金を支払う必要がありますが、年会費無料にも関わらず、海外旅行保険も無料でついてきます。
もはや選ぶ価値のない楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカード は2021年に改悪があり、楽天市場でのお買い物ポイント5倍が終了!
国内空港ラウンジも年2回に改悪済みなので、わざわざ年会費を払って持つ価値はありません。
年会費永年無料の楽天カードか、プライオリティパスが格安で付く楽天プレミアムカードのどちらかを選ぶべきです。
カード概要
【カードブランド】
VISA、MasterCard、JCBから選択
【年会費】
2,200円(税込)
【家族カード年会費】
550円(税込)
【特徴】
国内空港ラウンジ無料(年2回)
楽天ゴールドカードは、年会費2,200円(税込)で、国内空港(+ハワイと韓国)の空港ラウンジを無料で使える最安値カード。
混雑している空港内の待合スペースから解放されて、落ち着いた空間で、飲み物を無料で頂きながらゆっくりフライトまでの時間を潰すことができます。
年会費無料の楽天カードとの違いは、この空港ラウンジ無料なのですが、年2回までしか無料で使えないため、正直意味がない。
ポイントも楽天カードと全く同じなので、空港ラウンジが不要なら、楽天カードがおすすめ。
国内外の空港ラウンジを使いたい方はプライオリティパスありの楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード がおすすめ。
カード概要
【カードブランド】
VISA、MasterCard、JCB、American Expressから選択
【年会費】
11,000円(税込)
【家族カード年会費】
550円(税込)
【特徴】
プライオリティパスで世界900の空港ラウンジ無料(約43,890円相当)
選べるポイントアップコース
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)で、世界1,400ヶ所以上の空港ラウンジを無料で使える最安値カード。
プライオリティパスなら、お酒や軽食も無料の航空会社ラウンジも対象ラウンジに含まれているため、優雅にフライトを待つことができます。
ポイントは、楽天ゴールドカードよりもさらにパワーアップ。
3つのコースから自分に合ったポイントアップが受けられます。
- 楽天市場コース(楽天市場 火曜・木曜ポイント4倍)
- トラベルコース(楽天トラベル ポイント3倍)
- エンタメコース(楽天TV、ブックスポイント +1%)
海外旅行保険、国内旅行保険も自動付帯になるため、海外旅行・国内旅行におすすめのカード。
※一部利用付帯あり(楽天カードで旅行代金を支払うことで保険金額アップ)
楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードの比較
3種類のカードを比較するとこんな感じです。
年会費がアップする分、特典は楽天プレミアムカードが充実です。
優れている点はオレンジで表示しています。
楽天カード | ゴールド | プレミアム | |
年会費(税込) | 0円 | 2,200円 | 11,000円 |
家族カード年会費(税込) | 0円 | 550円 | 550円 |
ETC年会費(税込) | 550円 | 0円 | 0円 |
限度額(最高) | 楽天カード株式会社が審査し決定した枠 | ||
通常ポイント | 100円=1P | 100円=1P | 100円=1P |
楽天市場ポイント | 3倍 | 3倍 | 3倍(4倍 ※2) |
楽天トラベルポイント | 2倍 | 2倍 | 2倍(3倍 ※2) |
海外旅行保険 | 利用付帯 | 利用付帯 | 自動付帯(※4) |
国内旅行保険 | ー | ー | 自動付帯(※4) |
動産総合保険(※3) | ー | ー | 300万円 |
空港ラウンジ | ー | 国内28空港 海外2空港 年2回まで無料 | 国内28空港 海外2空港 |
プライオリティパス | ー | ー | 無料(年5回) 家族カードはなし |
ハワイ ワイキキ楽天ラウンジ | 無料 | 無料 | 無料 |
手荷物宅配サービス | ー | ー | 年2回(※2) |
国内宿泊優待サービス | ー | ー | あり(※2) |
※1:楽天市場コース選択時(毎週火曜と木曜)
※2:トラベルコース選択時
※3:動産総合保険とは、楽天プレミアムカードで購入した商品が90日以内に破損、盗難、火災等で壊れた場合、最高300万円まで補償してくれる保険
※4:一部利用付帯あり(楽天カードで旅行代金を支払うことで保険金額アップ)
楽天カードのメリット・特典
楽天カードのメリット・特典のうち、これは!というものを挙げると次の5つ。
- とにかく貯まる楽天ポイント
- 年会費が無料・格安
- 海外旅行保険
- 空港ラウンジ
- プライオリティパス
とにかく貯まる楽天ポイント(3券種)
楽天カードの最大のメリットは、とにかく貯まる楽天ポイントです。
通常のショッピング「100円=1ポイント」
これだけでも1%の還元率なので十分ですが、
楽天市場:楽天カード2倍、楽天ゴールド&プレミアム3倍
楽天トラベル:楽天カード2.5倍、ゴールド3倍、プレミアム3.5倍
楽天系のサービスをたくさん使う人なら、とにかくどんどんポイントが貯まっています。
年会費が無料・格安(3券種)
年会費は、他の一般カード、ゴールドカード(通常1万円以上)、プレミアムカード(通常5万円以上)に比べても格安。
楽天カード:無料
楽天ゴールドカード:2,200円(税込)
楽天プレミアムカード:11,000円(税込)
ただし、年会費が高いゴールドカードや、プレミアムカードに比べると、特典は必要最小限に限定されているのも事実です。
使わない特典のために、高い年会費を払うのはもったいない!
と考えるなら、通常よりも格安の年会費で、空港ラウンジやプライオリティパスが無料でついてくると考えれば、やはりお得ですね。
海外旅行保険(3券種)
3券種ともに、年会費が無料・格安ですが、海外旅行保険も無料です。
ただ、保険が付く条件に違いがあるので、注意が必要です。
- 楽天カード:利用付帯(ツアー旅行のみ対象)
- ゴールドカード:利用付帯(ツアー旅行のみ対象)
- プレミアムカード:自動付帯(一部利用付帯)
楽天カードとゴールドは、利用付帯といって、ツアー料金を楽天カードで支払ってはじめて補償が付くタイプです。
楽天カードと楽天ゴールドカードは、利用付帯でもさらにツアー旅行のみが対象。個人旅行やビジネス旅行では補償されなくなっているので、注意です。
ツアーを使わず、個人旅行が多い方は楽天プレミアムカード一択です
楽天プレミアムカードは、自動付帯なので、持っていれば自動的に保険の対象になるので、安心です。
楽天カード・楽天ゴールドカード
海外旅行保険(利用付帯)
補償内容 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害(ケガ)治療費用 | 200万円 |
疾病(病気)治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品(持ち物)損害 | 20万円 |
救援者費用 | 200万円 |
楽天プレミアムカード
海外旅行保険(自動付帯)
補償内容 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円(4,000万円) |
傷害(ケガ)治療費用 | 300万円 |
疾病(病気)治療費用 | 300万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
携行品(持ち物)損害 | 50万円(30万円) |
救援者費用 | 200万円 |
※()内の金額は、楽天プレミアムカードで旅行代金を支払わなかった場合
※()がないところは、全額自動付帯
国内旅行保険(自動付帯)
補償内容 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
傷害(ケガ)入院 | 日額5,000円 |
傷害(ケガ)手術 | 入院日額の5倍~10倍 |
傷害(ケガ)通院 | 日額3,000円 |
空港ラウンジ(ゴールド・プレミアム)
楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードは、国内28空港、海外2空港(韓国・ハワイ)の空港ラウンジが無料で利用できます。
日本全国の空港ラウンジが無料のクレジットカードでは、楽天ゴールドカードが最安値。
ただ、改定により無料は年2回までになってしまったので、年に2回以上利用するなら、楽天プレミアムカードのほうがお得。
国内空港は待合スペースも混雑しているので、飛行機に乗るまでの間、落ち着いたスペースで、無料のドリンクを飲みながら過ごせるのはとても快適です。
朝食の時間帯は、パンのサービスをしているラウンジもあります。
プライオリティパス(プレミアム)
プライオリティパスとは、世界1,400ヶ所以上の空港ラウンジが使えるパス。
楽天プレミアムカードは、無料でプライオリティ・パスを発行でき、年5回無料で空港ラウンジを利用できます。
ただ、家族カードには、プライオリティパスの特典が付かないのが残念。
夫婦でプライオリティパスを持つなら、それぞれ楽天プレミアムカードの発行が必要です。
プライオリティパスは、航空会社のラウンジも対象ラウンジに設定されています。
成田空港であれば、大韓航空のビジネスクラスラウンジが無料。
軽食はもちろん、ビールやお酒も無料。
グアムのプライオリティパスが利用できるラウンジでは、ランチやディナーになるくらいの軽食も提供されます。
国際線の場合は、2時間~3時間前には空港に到着するのが普通のため、空港内での待ち時間はかなり長め。
そんな時、プライオリティパスがあると、いつもの旅が優雅になります。
2025年 1月 1日(水)以降、海外ラウンジ利用年間5回まで無料に変更になりました
楽天ポイントはANAマイルに交換できる
楽天カードで貯めたポイントは、楽天市場や楽天トラベルなどで利用できるだけでなく、ANAマイルにも交換できます。
楽天ポイントは、有効期限1年のうちに1度でもポイントを獲得すれば、またさらに1年伸びるため、実質無期限にできます。
そのため、楽天市場や楽天トラベルをよく使う人なら、ANAマイルを貯めるサブカードとしても十分使えます。
期間限定ポイントは、ANAマイルへ移行できません。
期間限定ポイントは、楽天市場でのお買い物や楽天ペイで街中でのお買い物、楽天ふるさと納税で利用しましょう。
詳しくはこちら記事で↓
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楽天カードはANAマイル&JALマイルを貯めるサブカードに実は使える!人気の楽天カードの可能性を検証してみました
楽天カードのデメリット
ポイントが複雑
スーパーポイントアッププログラム(SPU)やポンカンキャンペーン、楽天スーパーセールでのポイントアップなど色々実施しています。
エントリーが必要なものがあったり、ゲットしたポイントの中には、期間限定ポイントがあったり。
結構複雑です。
お得に活用するには仕方ないのですが、その辺を理解して、うまく使うのがちょっと大変。
メールが大量
楽天カードを作ると、とにかく毎日メールが大量に届きます。
オトクな情報も含まれているのでやむを得ないのでしょうが、ちょっと多すぎ…
楽天e-NAVIでメール設定をすれば、いくらか減らすことができるのでカードを発行したら設定しましょう。
海外旅行保険は利用付帯
楽天カード、楽天ゴールドの海外旅行保険は、利用付帯なのはデメリット。
ただ、メインカードとして使うのであれば旅行代金をクレジットカードで支払うので、問題ないですね。
ANAマイルへの交換が面倒
期間限定ポイントでなければ、ANAマイルに移行できるため、楽天市場などでたくさん使う人は、ANAマイルに交換できるポイントがたくさんたまります。
ただ、ANAマイルを貯めるためのメインカードとして、楽天カードを使うのはちょっと面倒です。
- 1回あたりの単位 50ポイント(2ポイント単位)(25マイル)
- 1回あたりの上限 1,000ポイント(500マイル)
- 1カ月あたりの上限 20,000ポイント(10,000マイル)
1回あたりの移行上限が1,000ポイントなので、たくさんポイントを貯めてから交換しようと思うととても大変!
そのため、ANAマイルを貯めるメインカードとして使うのは厳しいですね。
公共料金等のポイント還元率が低い
2021年6月1日から公共料金等の楽天カード利用獲得ポイントが大幅ダウン。
通常は、「100円=1ポイント」と1%の合格点の還元率ですが、公共料金等に限っては、「500円=1ポイント」(0.2%)に大改悪されました。
還元率が低い支払いは、以下のものなので、これらの支払いには楽天カード以外の利用がおすすめです。
- 公共料金(電気、ガス、水道)
- 税金(国税、都道府県税など)
- 国民年金保険料
- Yahoo!公金支払い
詳しくは、公式HPへ。
楽天カードはどのカードブランドを選ぶべきか
楽天カードは、以下のカードブランドを入会時に選びます。
- MasterCard
- JCB
- VISA
- American Express
どれにしたらいいかちょっと迷いますよね。
おすすめは、「MasterCard」と「JCB」。
カードブランド別のおすすめはこのような感じです。
MasterCardがおすすめの方
こんな方は、MasterCardがおすすめ。
- はじめてのクレジットカード
- 海外旅行に行く機会が多い
- メインカードとして考えている
- 楽天カードのパンダ、FCバロセロナ、楽天イーグルスのデザインカードが欲しい方
MasterCardは、日本中、世界中どこでも利用できるクレジットカードブランドのため、安心して使えます。
JCBがおすすめの方
こんな方は、JCBがおすすめ。
- ハワイ、台湾、グアムなど日本人観光客に人気のエリアに行くことが多い
- 楽天カードのパンダ、FCバロセロナ、楽天イーグルス、ディズニーのデザインカードが欲しい方
JCBブランドを選択すると、ハワイ、台湾、グアムなど日本人観光客に人気の都市にあるJCBラウンジが利用できるようになります。
とくに、ハワイに行くなら、JCBはおすすめ。
関連記事:ハワイ旅行に持っていきたいおすすめのクレジットカード3選!ハワイ旅行をお得に豪華にできる
ただし、JCBブランドは、海外では利用できないお店が多いため、海外旅行に行く際は、VISAかMasterCardも持っていきましょう。
関連記事:【最新版】海外旅行に持って行くクレジットカードのおすすめはこれ!
VISAがおすすめの方
通常なら、VISAカードがおすすめなのですが、楽天カードでは色々な券面が選べるMasterCardがおすすめ。
パンダデザインならVISAでも選択可能です。
楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードなら、デザインはもともと選べないので、VISAもありです。
VISAも、日本中、世界中どこでも利用できるクレジットカードブランド。
American Expressは選ばない
2018年新登場しました。
楽天カードの特典にプラスして、「アメリカン・エキスプレス・コネクト」の特典付き。
「アメリカン・エキスプレス・コネクト」は、お買い物、コンサート、食事などの特典が受けられるのですが、正直まだ普段使いできる特典はなし。
MasterCardやVISAに比べ、利用できるお店も少ないため、まだ選択肢には入らないですね。
審査基準・届くまでの日数
審査基準
カード毎に審査難易度は変わります。
- 楽天カード:学生・専業主婦(主夫)の方でも申込み可能
- 楽天ゴールドカード:原則として20歳以上の安定収入のある方
- 楽天プレミアムカード:原則として20歳以上の安定収入のある方
楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードは、安定収入のある方となっていますが、専業主婦(主夫)の方はNGということではありません。
世帯収入を書く欄があるので、そこに収入のある家族の年収を書けば作ることが可能になります。
そのため、プライオリティパスを夫婦で使うなら、夫婦でそれぞれ楽天プレミアムカードを発行するなんて手もあります。
届くまでの日数
目安は、申込後1週間でカードが手元に届きます。
実際のカード発行の流れは、
6/20 カード申し込み
6/21 審査完了のメール
6/26 カード到着
実際は6日で届いたので、1週間みておけばいいですね。
実施中の楽天カードのキャンペーン
楽天カード
楽天ゴールドカード
楽天プレミアムカード
まとめ
年会費無料にこだわるなら、 楽天カード 。
国内空港ラウンジ、楽天市場の利用が多いなら、 楽天ゴールドカード 。
海外旅行で海外の空港ラウンジを使うなら、 楽天プレミアムカード 。
楽天カードは、年会費無料または格安にも関わらず、ポイントがどんどん貯まり、プレミアムなら空港ラウンジまで使えます。
しかも、海外旅行保険付き。
コスパに優れたカードです。