海外旅行の鉄則は多額の現金を持ち歩かないこと!
その時に役に立つのが、クレジットカードやプリペイドカードでの海外ATMでのキャッシングやお金の引き出し。
海外のATMだと難しいイメージがありますが、実はとても簡単!
しかも、両替レートも空港で両替するよりもお得。
そんな海外ATMの使い方と注意点についてまとめてみます!
海外旅行は多額の現金を持ち歩かないのが鉄則
多額の現金を持ち歩くとそれだけ、危険と隣り合わせになります。
しかも、現金は通常、海外旅行保険の補償の対象外。
全額泣き寝入りにならないためにも、手に持つ現金は少なめがおすすめです。
そんな時に役に立つのが海外ATM。
必要な時に必要な分だけ、現地通貨で引き出すことができます。
操作もやり方さえわかればとっても簡単です。
各クレジットカード・プリペイドカードの対応ATM
クレジットカードブランドにより、使えるATMが変わってきます。
もちろん、主要なクレジットカードブランドすべてに対応しているATMもあります。
VISAカード(ビザカード)
VISAのマーク又はPLUS(プラス)のマークのあるATMで利用できます。
MasterCard(マスターカード)
MasterCardのマーク又はCIRRUS(シーラス)のマークのあるATMで利用できます。
JCB(ジェーシービー)
JCBのマーク又はCIRRUS(シーラス)のマークのあるATMで利用できます。
一部カードはCIRRUS(シーラス)マークが無くなり、JCBマークのあるATMでしか利用できなくなっています。
カード裏面にCIRRUS(シーラス)マークがない場合はJCBマークのあるATMしか利用できないのでご注意ください。
American Express(アメックス)
アメックスのマークのあるATMで利用できます。
Diners club(ダイナース)
ダイナースのマーク又はpulse(パルス)のマークのあるATMで利用できます。
※PLUS(プラス)と似ていますが、pulse(パルス)は全く別物で、アメリカ・ハワイだけにあるブランドです。
ダイナースは、2009年まではCIRRUS(シーラス)に対応していましたが、現在は提携をやめているので、ダイナース又はpulse(パルス)のいづれかしか使えません
海外ATMの使い方
今回は、ファーストハワイアンバンクのATMを例にします。
他の国や通貨でも基本的な使い方は同じです。
形もどの国もだいたい同じです。
まず確認すべきところが、対応カードです。
今回利用したファーストハワイアンバンクのATMは、VISA、MasterCard、JCB、アメックス、ダイナースと国内主要ブランドはすべて対応していますね。
お手持ちのクレジットカードと同じマークがあれば利用可能です。
まずは、クレジットカード又はプリペイドカードを入れます。
※ATMによって順番が異なりますが、基本的な操作は同じです
英語圏以外は、最初に言語を聞かれるので、英語を選択しましょう(日本語が選択できるATMは見たことないです)
クレジットカード又はプリペイドカードの4桁の数字の暗証番号を入れます。
海外では盗撮されているケースもあるので、必ず暗証番号を入力する際は、手で隠して番号が見られないように入れましょう。
レシートが必要かどうか聞かれるので、Yesを選択します。
次に何をしたいのか聞かれます。
ここでは、お金を引き出すので、WITHDRAWALを選択します。
・TRANSACTION→取引
・WITHDRAWAL→引き出す
・BALANCE→残高照会
・TRANSFER→振り込み
続いて口座の種類を聞かれます。クレジットカードやプリペイドカードから引き出しするときはCREDITを選びます。
プリペイドカードもクレジットカードと同じ扱いになるので、CREDITを選びます。
・CHECKING→当座預金
・SAVINGS→預金
・CREDIT→クレジットカード
引き出したい金額をテンキーで入力します。
ATMによっては、20$、40$、80$、100$、120$、OTHERなどが画面に表示されて、そこから選ぶ形式のものもあります。
任意の金額を引き出したいときはOTHERを選び、金額を入力します。
今回の例では380ドル引き出します。
1回の引き出し金額としては多いですが、翌日の朝に300$現金で払う予定があったため、多くなっています。
通常はクレジットカード払いにしているため、手持ちは100$くらいにしています。
クレジットカードの場合はキャッシングになるので、限度額までは引き出すことが可能です。
一方、プリペイドカードの場合はチャージした金額以上は引き出せないため、引き出す金額に手数料を加えた金額がチャージした金額を超えないようにします。
ATM手数料の注意書きです。
今回は3.25$手数料がかかりました。
ATMによってはこの注意書きが出ずに、レシートを見たら引かれていたといったケースも多いです。
手数料にOKすると処理が進み。
お金が出てきます。
レシートアリを選択したので、レシートが出てきます。
何かあったときのために、レシートは保管しておきましょう。
晴れてお金を引き出せました。
慣れてしまえばとても簡単!
それでもどうしても操作が不安な場合は、JCBのサイトで練習することが出来るので、もしよろしければそちらも参考に!
JCB公式HP:ATMシミュレーター
海外ATMを使うときの注意点
海外でATMを使うときは、以下の点に注意したほうが良いです。
- ATMの周りの治安が悪くないか?
- 暗証番号入力では隠して他人に見られたり、盗撮されないようにする
- ATMからお金が出てきたらすぐに取り出す
- ATMによっては引き出せる金額が決まっている
- 相性の悪いATMがある
ATMの周りの治安が悪くないか?
夜間の人通りが少ないところや人がほとんどいない所だと、お金を下ろしたのを見て悪い人が近づいてくる可能性があるので、避けたほうが無難です。
可能であれば、ホテル内のATMや空港、ショッピングセンターなどのATMなど、建物の中のATMの方が安全度は高いです。
暗証番号入力では隠して他人に見られたり、盗撮されないようにする
クレジットカードやプリペイドカードの暗証番号は絶対に他人に知られないようにします。
そのために、暗証番号を入力する際は見えないようにする、操作方法がわからないからと言って、他人に手伝ってもらって暗証番号を見られたりしないようにするなど、配慮が必要です。
ATMからお金が出てきたらすぐに取り出す
都市伝説で海外のATMでお金を引き出そうとしたら、お金が吸い込まれてしまったというものがあります。
今まで何度も海外のATMを利用していますが、一度もそんなことはないです(笑)
ただ、長い時間お金を取り出さないでいるとセキュリティーの観点から扉が閉じたり、吸い込まれることは考えられるので、一応、ATMからお金が出てきたら、すぐに取り出したほうが良いかと…
ATMによっては引き出せる金額が決まっている
ATMによっては、1回に引き出せる金額が設けられている場合があります。
特にアジアの国では1回あたり200$程度までになっているATMも。
もし、1度やってエラーが出たときは、少ない金額で試すと下ろすことができるときがあります。
相性の悪いATMがある
まれにカードとATMの相性が合わない時があります。
何故か不明ですが。
そんな時のために、キャッシングや海外でお金を引き出せるカードは2枚用意しておいたほうが安心です。
こっちのカードは使えないけど、もう1枚は使えるといったことはあるので。
まとめ
海外ATMも使い方さえわかれば簡単!
クマとミーコは海外に行くときは外貨が余っていない限り、現地のATMで外貨を調達しています。
これまで、クレジットカードのキャッシングやプリペイドカードを使っての引き出しと色々使いましたが、両方ともやっぱり便利です。
事前にチャージしたりするのが面倒な方はクレジットカードのキャッシングがおすすめです。
帰国後すぐにキャッシングの返済をすれば利息もほとんど必要ないため、空港で両替するよりもお得なレートです。
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キャッシングに抵抗がある方は、プリペイドカードがおすすめです。
事前に入金しておく必要がありますが、入金した分以上は使えないので安心度はありますね。
マネパカードなら、交換レートもお得なのでクレジットカードよりもさらにお得なレートで交換できます。
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