今注目されている海外プリペイドカード。
外貨に対応したプリペイドカードなら、海外旅行中、必要な時に海外ATMでお金を下ろして使うことが出来るため、できるだけ現金を持ち歩きたくない海外旅行にぴったり。
実際にグアム旅行に行く際にマネパカードを使ってみたので、使い勝手についてレビューしてみます!
マネパカード利用の流れ
マネパカードは、外貨もチャージできるプリペイドカード。
プリペイドカードなので、クレジットカードと違い、事前にチャージしておいた金額の範囲内で、ショッピングやATMでお金を引き出して使います。
利用の流れは、まずはマネパカードに外貨をチャージ。
チャージが完了したマネパカードを海外旅行に持っていき、旅行先でショッピングに使ったり、海外ATMで外貨を引き出して使います。
実際のチャージの仕方は後半に書いています。
詳しいマネパカードについてはこちら↓
海外旅行の新しいお金の持って行き方!海外用プリペイドカードマネパカードはおすすめ!
マネパカードは他の外貨の両替に比べてお得なのか?
気になるのが、他の外貨の両替に比べてお得なのかどうかですよね?
実際にマネパカードを使うに当たり、他の両替方法とも比較してみました。
両替当日、他の両替方法を調べてみると、
三井住友銀行のレートは、104.43円。
でも、このレートは手数料が入っていないレートなので、一般人がこのレートでドルを買えることはないです。
各社このレートに手数料をプラスした金額でドルを売っています。
両替大手のトラベレックスは、1ドル106.76円。
旅行会社大手のJTBだと、1ドル107.13円(40,713÷380ドル)。
比べてみると一目瞭然。
銀行のレート:104.43円(参考値)
マネパカード:104.71円
トラベレックス:106.76円
JTB外貨両替:107.13円
1ドル買うのに必要な日本円なので、少ないほうが有利。
マネパカードが断トツに安いですね。
銀行のレートに比べても0.3円しか違わないので、手数料はかなり安いかと。
ATM手数料を考えてもマネパカードの方がお得ですね。
もし、ATM手数料も浮かすなら同じマネーパートナーズで外貨を日本の空港で受け取る方法もあります↓
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海外旅行のお金の持って行き方!コツを知らないと2,800円以上損します!
マネパカードへのチャージ方法
まずはマネーパートナーズに入金する
マネパカードにチャージするにはまずはチャージする分のお金をマネーパートナーズに入金する必要があります。
入金方法はFX口座の有無により別れています。
- FX口座を保有している→FX口座に入金する(即時入金可能)
- FX口座を保有していない→振込を行う(銀行営業時間なら2~3時間で入金可能)
クマはFX口座を保有しているため、FX口座に入金。
まずはFX口座のパターンを説明し、その次に振込の説明をします。
FX口座の場合
FX口座を持っている人はどうやらFX口座からの入金しかできないようです。
マネパカードのページから入金しようとしたらFX口座から入金してねのアラームが出ました。
そのため、まずは、FX口座の画面を開きます。
クイック入金を選択します。
入金元の金融機関を選び、入金先を「会員残高(未使用分)」とし、入金金額を任意の金額記載します。
三井住友銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、三菱東京UFJ銀行、住信SBIネット銀行、ソニー銀行なら、即時入金が可能です。
それ以外の銀行は振込対応になります。
クイック入金実行を押し、
自分の銀行のログイン画面が自動的に開くのでログインします。
銀行側で手続きが完了するとこのような確認画面が出てくるので、これでFX口座への入金は完了です。
FX口座にお金が入金されたら、次はマネパカードへ資金を動かします。
資産管理の「振替・移動」を選択します。
先程入金した会員残高(未使用分)から、マネパカードの未チャージ残高へ、任意の金額を振替します。
内容を確認し、実行ボタンを押すと、
マネパカードへの資金移動が完了で、これでマネパカードにチャージするための準備は完了です。
※今回、入金は4万円だったのに、40,799円となっているのは、たまたまFX口座に残っていた799円も一緒に未チャージ残高へ移動したからです。
FX口座を持っていない場合
FX口座を持っていない場合は、マネパカードのページへログインし、入出金のボタンを押し、カード専用振込口座を確認し、そこに振込します。
銀行営業時間内なら2~3時間で反映されるようです。
マネパカードに外貨をチャージする
先程入金した未チャージ残高を、外貨に変えてからマネパカードにチャージします。
両替ボタンを押し、交換したい外貨を選択します。
今回はグアムで使いたいので、USDを選択します。
なお、1枚のマネパカードに6通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル、日本円)すべて入金することが可能です。
例えば、ヨーロッパ周遊旅行でイギリスとフランスに行く場合、ポンドとユーロが必要になります。
そんな時、マネパカードにポンドとユーロを入れておけば両国に対応できます。
ただし、ポンドを引き出す時に、ユーロが余っているからといって、ユーロから引き出すことはできません。
通貨をまたいでの出金はできないので、必要な分、その通貨でチャージしておく必要があります。
両替したい金額を入力します。
両替後はそのままチャージを選択すると、すぐにマネパカードにチャージされます。
レートは刻々と変わっていくので、時間が立つと一度レート更新を押して、レートパネルが緑になっている状態でボタンを押します。
リアルタイムでレートが動いているので、その分実際のレートに乖離せず両替できるのは良い点ですね。
両替が確定し、マネパカードにチャージされます。
すぐにマネパカードの画面で確認するとまだ未チャージ残高のところに金額が???
でも、ちゃんと円→ドルに変わっていますけど。
「カード情報」のボタンを押すと上の写真の画面が出てくるので、ここで、チャージ残高を照会できます。
で、実際に照会してみるとしっかり、チャージされていました。
これでチャージは完了です。
その後、再度マネパカードのページを見たら、ちゃんと反映されていたので、画面反映までちょっと時間がかかるようです。
海外でのお金の引き出し方
マネパカードは海外でクレジットカードのように使ったり、海外のATMで外貨を引き出すことができます。
今回は外貨の現金を現地で調達するためにマネパカードを利用しました。
普通のショッピングは他のクレジットカードの方がポイント(マイル)が付くので、クレジットカード払いにしています。
海外ATMも使い方さえわかればとっても簡単。
実際の海外ATMでの引き出し方はこちら↓
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海外ATMのキャッシング&引き出しの使い方と注意点!クレジットカード・プリペイドカードで海外旅行を安全に
帰国後、マネパカードの残高照会をしたら、きちんと380ドル出金の明細が表示されています。
手数料は、2合計5.25ドル引かれています。
3.25ドルは、現地ATMの使用手数料。
2ドルは、マネパカードのATM手数料。
ATM手数料は5.25ドルと結構高いので、引き出す回数は少なくしたほうが良さそうですね。
まとめ
マネパカードは、できるだけ現金を持ち歩きたくない海外旅行にぴったり。
クレジットカードを使ったATMでのキャッシングとは異なり、事前に入金したお金を海外ATMで下ろすだけなので使い過ぎもありません。
マネパカードへの入金の手間がありますが、実際にやってみると旅行直前でも簡単にでき、便利。
海外ATMも簡単に使えるので、マネパカードはなかなか良いですよー。