ダイナースクラブカード&ANAダイナースカードのポイント制度が変更!
ダイナースはANAマイルの移行上限が半減し、ANAダイナースプレミアムカードは、ポイントがダウン。
どのような変更点があり、今後どのような対処がベストなのか、検討してみました!
ダイナースクラブカード&プレミアムの変更点
ダイナースクラブカード&ダイナースプレミアムカードの主な変更点は次の2つ。
- ANAマイレージクラブ移行上限改悪
- ポイント換算率の改悪
ANAマイレージクラブ移行上限改悪
ANAマイレージクラブへの年間の移行上限が半減。
【変更前】年間80,000マイルまで ⇒ 【変更後】年間40,000マイルまで
2018年12月21日のマイル移行申請分から変更になるので、大量にポイントを保有している場合は、早めの移行が◎ですね。
ダイナースはポイントが貯まりやすいカードなだけに残念。
ポイント換算率の改悪
従来より、特定の加盟店はポイント換算率がダウンしますが、その特定加盟店が2018年12月16日利用分から増加。
- ダイナースクラブカード
通常:100円=1ポイント
特定加盟店:200円=1ポイント - ダイナースプレミアムカード
通常:100円=2ポイント(2019年9月16日~は100円=1.5ポイント)
特定加盟店:200円=1ポイント
追加される特定加盟店は、
- 総合病院等大型病院
- 有料道路通行料金
- ETC利用料金
- 保険料
- プロバイダー等通信料
- 電話・携帯通話料
- 有料放送サービス
- カーディーラーにおける車両購入(※)
※プレミアムカードのみ変更で、100円=1ポイント
個人的には、ETC利用料金、プロバイダー等通信料、電話・携帯通話料のポイントがダウンするのは痛いですね。
以前から設定されている特定加盟店
- 電力会社
- 水道局
- ガス会社
- 税金
- NHK
- 国民年金保険料
- 医療用商材
ダイナースクラブカード&プレミアムの今後の戦略
ダイナースクラブカードは、ポイントが貯まりやすいカードなだけに、40,000マイルの交換枠では明らかに足りないですね。
特にプレミアムカードの場合は、「100円=2ポイント」も貯まるため、なおさら。
ANAマイレージクラブへの交換がメインだった方は、ANAダイナースカードへの切り替えの検討の余地ありですね。
ダイナースクラブカードとANAダイナースカードの特典の違いはほぼなし。
ANAダイナースでも、エグゼクティブダイニング、空港ラウンジ、ハワイでの特典、ポイント無期限、ダイナースポイントアップモールでのポイントアップなど同様の特典が受けられます。
年会費は、5,500円(税込)アップしますが、以下を考えれば元を取れるかと。
- ANAマイルへの移行上限なし
- カード更新毎に2,000マイルプレゼント
- 移行手数料無料(ダイナースクラブカードは年間6,600円(税込))
移行手数料を考えるとむしろANAダイナースのほうが安い。
クマも当初はダイナースクラブカードを保有していましたが、ANAメインで交換していたため、それならとANAダイナースカードに切り替えました。
ただし、ANAダイナースプレミアムカードは、今回ポイントの改悪(後述)が行われているので注意です。
それでもプレミアムカードホルダーに40,000マイルは明らかに足りないので、やはりANAダイナースプレミアムのほうがよさそうですね。
ANAダイナースカード&プレミアムの変更点
ANAダイナースカードの主な変更点は1点。
- ポイント換算率の改悪
ポイント換算率の改悪は、先ほどダイナースで説明したものと同じで、特定加盟店が増加し、「200円=1ポイント」になります。
一方、ANAダイナースプレミアムカードの主な変更点は2点ですが、これはインパクトが大きい!
- プレミアムボーナスポイントプログラムの改悪
- ポイント換算率の改悪
プレミアムボーナスポイントプログラムの改悪
ANAダイナースプレミアムカードの最強の特典「100円=2ポイント(2マイル)」が崩れ去りました。
2018年12月16日利用分から変更されます。
ANAダイナースは変更なしで「100円=1ポイント」、ダイナースプレミアムカードも変更なしで「100円=2ポイント」のまま
対象加盟店 | 現在 | 改定後 |
ANAグループ | 100円=2ポイント | 100円=2.5ポイント |
それ以外 | 100円=2ポイント | 100円=1.5ポイント |
ANAグループでの利用(ANA SKY WEBでの航空券購入、機内販売、ショッピングサイト「A-Style」)については、ポイントがアップ!
ANAの航空券をよく購入する方にとっては大きな改善。
一方、それ以外は、これまで「100円=2ポイント」の驚異のポイント獲得でしたが、「100円=1.5ポイント」にダウン。
それでも、「100=1.5ポイント」は維持。
ギリギリANAカード最強の称号は失わずに済みました。
現在クマは、ANAダイナースプレミアムカードのスーパーフライヤーズ会員ですが、今後も維持する予定です。
ANAダイナースカード&プレミアムの今後の戦略
ANAダイナースは、特定加盟店の追加だけなので、このまま持ち続けるのが正解ですね。
一方、ANAダイナースプレミアムカードは大きなインパクト。
それでも、変更後も「100円=1.5ポイント」&ANAグループで「100円=2.5ポイント」はANAカードの中で最強。
やはりこちらも、持ち続けるのが正解ですね。
まとめ
同時期にアメックスのANAマイル移行上限も同様に40,000マイルに。
これはANAとしては、ANAカードを作ってねということなのでしょうか?
改悪が続いているので、ここらで改悪がストップするのを願います。
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