ANAマイレージクラブとJALマイレージバンク比較

マイル入門

ANAとJALのマイル比較!貯めるならどっちのマイレージプログラムがおすすめ?

ANAマイレージクラブ(全日空)とJALマイレージバンク(日本航空)、どちらのマイレージプログラムでマイルを貯めるのがオトクなのか?

とても悩みますよね。

ANAとJALのマイレージプログラムは世界でもトップクラスの充実振り。

その分、ANAとJALどっちが良いか判断が難しい!

ANAとJALどちらのマイレージプログラムでマイルを貯めるのがおすすめか徹底比較していきます!

長文になってしまったので結論を最初に!

マイルを貯めやすいのはANA,マイルを使いやすいのはJAL

結論

マイルを貯めやすいのは、断然、ANAマイレージクラブ!

マイルを使いやすいのは、断然、JALマイレージバンク!

結局選びづらい結論ですね。

でもそれが事実…

旅マイルの結論は、

ANAマイレージクラブがおすすめの方

  • 旅行の計画を1年前に決められる方
    →予約開始と同時に予約できれば、チケットは取れるので、貯めやすさ重視
  • 行き先よりも、数多く特典航空券で旅行に行きたい方
    →行き先を絞らなければどこかは取れるので、貯めやすさ重視
  • 国内線の特典航空券を狙っている方
    →国内線はANAもJALも取りやすいので、貯めやすさ重視

JALマイレージバンクがおすすめの方

  • 旅行の計画は数ヶ月前~直前にならないと決められない方
    →マイルの使いやすさ重視
  • 必要マイルが多くても特典航空券を取りたい
    →JALは空席がある限り特典航空券を利用できる

ANAとJALのマイレージプログラムをざっくりと把握

ANAとJALのマイレージプログラムについては、それぞれ別記事でざっくり説明しているので、そちらを御覧ください。

ゼロからわかるANAマイレージクラブ入門講座!ANAマイルとは?まずはANAマイルをざっくり理解しよう!

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JALマイレージバンク入門!JALマイルの貯め方・使い方をざっくり理解しよう!

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比較するポイント

ハワイ・ホノルル空港のANAとJAL

ANAとJALのマイレージプログラムの比較は「貯める」と「使う」で比較してみます。

「貯める」の比較

「貯める」の比較は、3つで比較。

  • フライトマイル
  • クレジットカードのポイント
  • 提携ポイント移行

「使う」の比較

「使う」の比較は、以下の3つで比較。

  • 必要マイル数
  • 特典航空券のとりやすさ
  • 特典航空券以外の交換先

それでは、一つ一つ見ていきましょう!

フライトマイル比較ー貯める

ユナイテッド航空からの眺め

飛行機に乗ってマイルを貯めるフライトマイルの比較から!

とはいえ、ANAもJALもフライトマイルの計算はだいたい同じです。

「フライト区間のマイレージ×予約クラスごとの積算率」で計算されます。

それでは比較にならないので、フライトマイルの比較は提携航空会社で比較してみます。

提携航空会社とは、ANA又はJALと提携している航空会社で、ANAやJAL以外の飛行機に乗っても、提携しているところであれば、ANAやJALのマイルを貯めることが可能です。

ANA・JAL以外によく使う航空会社のマイルが貯まるほうを選んだほうが、もれなくマイルを貯められます。

ANAマイレージクラブ

スターアライアンスと呼ばれる航空連合に加盟しているため、主にスターアライアンスの航空会社のマイルを貯められます。

主な提携航空会社は、39社です。

  • ユナイテッド航空
  • エアカナダ
  • シンガポール航空
  • タイ航空
  • アシアナ航空
  • エバー航空
  • エアチャイナ
  • ルフトハンザ
  • オーストリア航空
  • ニュージランド航空 他 合計39社

JALマイレージバンク

ワンワールドと呼ばれる航空連合に加盟しているため、主にワンワールドの航空会社のマイルを貯められます。

主な提携航空会社は、20社です。

  • アメリカン航空
  • ブリティッシュ・エアウェイズ
  • エールフランス
  • フィンエアー
  • カンタス航空
  • ジェットスター・ジャパン
  • カンタス航空
  • キャセイパシフィック
  • カタール航空
  • エミレーツ航空 他 合計20社

フライトマイル比較の結果

フライトマイルの貯まり方は、ANAもJALもほぼ同じです。

あとは、よく使う提携航空会社がどちらにあるかで選ぶという感じですね。

例えば、フランスが好きという方は、エールフランスを使う機会があるでしょうし、タイが好きならタイ航空を使う機会があるといった感じで。

アライアンスの詳細は「アライアンスとは?マイレージプログラムを選ぶうえで知っておきたい3大アライアンスの加盟航空会社と特徴!」へ。

アライアンスとは?
アライアンスとは?マイレージプログラムを選ぶうえで知っておきたい3大アライアンスの加盟航空会社と特徴!

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フライトマイル比較

フライトマイル比較は、引き分け!

ANA・JAL以外によく使う航空会社があれば、そちらを優先すると◎

クレジットカードのポイント比較ー貯める

ANA機着陸 羽田空港

実は、マイルを貯めるコツは、フライトマイルではなく、クレジットカードのポイント!

陸マイラー(飛行機に乗らずにマイルを貯める人)にとっては、マイルを貯める原動力です。

ANAマイレージクラブ

ANA一般カードゴールドカード以上
入会キャンペーン20,000マイルなど10万マイル超えも
毎年カード更新でもらえるマイル1,000マイル2,000マイル~1万マイル
ポイント還元率(※)100円=1マイル100円=1~1.5マイル
ポイントの有効期限
(マイルの有効期限と合算後)
2年(合計5年)3年~無期限(合計6年~無期限)
年会費(税込)2,200円~15,400円~
移行手数料(税込)5,500円又は6,600円無料
マイルアップするお店セブンイレブン・楽天市場など

ANAカードの特徴は、

  • 入会キャンペーンが充実している
    クレジットカード入会で、ハワイ往復や国際線ビジネスクラス分のマイルがもらえる
  • ANAカードを保有しているだけで毎年ANAマイルがもらえる
    JALカードの場合は飛行機に乗らないともらえない
  • マイルの有効期限を2年~無期限に伸ばせる
    クレジットカードのポイントとして貯めてから、ANAマイルに移行することで伸ばせる
  • ANAマイルを貯められるクレジットカードが豊富

ANAの特徴は、飛行機に乗らない方でもマイルが貯めやすいこと。

そのため、陸マイラー(飛行機に乗らずしてマイルを貯める人)には、ANA人気。

現在実施中のANAカードのキャンペーンまとめは、「ANAカード入会キャンペーンまとめ!今お得なANAカードの入会キャンペーンはこれだ!」へ。

ANA取材
【2024年12月版】ANAカード入会キャンペーンまとめ!今お得なANAカードの入会キャンペーンはこれだ!

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セブンイレブンや楽天市場をよく使うなら

ANAカードを持っていると、セブンイレブンやENEOSでの利用で、ANAカードで貯まるポイントとは別に、200円=1マイルプラスで貯まります。

ANAマイレージモール経由で楽天市場を利用すると、こちらも200円=1マイルプラス。

もちろん、同時に楽天ポイントも貯められます。

楽天市場やセブンイレブンをよく使うなら、ANAマイルが貯まりやすいですね。

おすすめのANAカード

おすすめのANAカードの選び方詳細は「マイルが良く貯まるおすすめのANAカードは?失敗しないANAカードの選び方!」へ。

ANAカードのおすすめはこれ!
マイルが良く貯まるおすすめのANAカードは?失敗しないANAカードの選び方!【2024年版】

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JALマイレージバンク

JAL一般カードゴールドカード以上
入会キャンペーン5,000マイルなど30,000マイルなど
毎年カード更新でもらえるマイル1,000マイル~
JAL搭乗が条件
2,000マイル~
JAL搭乗が条件
ポイント還元率(※)100円=1マイル100円=1~1.25マイル
ポイントの有効期限
(マイルの有効期限と合算後)
0年(合計3年)0年~無期限(3年~無期限)
年会費(税込)2,200円~17,600円~
移行手数料等(税込)4,950円無料
マイルアップするお店イオン・ファミリーマートなど

JALカードの特徴は、

  • JALカードの入会キャンペーンは渋め
  • JALカードツアープレミアムのオプション(2,200円(税込))を付けると、ツアーや割引運賃でも100%マイルが貯まる
    通常ツアーや安いチケットの場合は50%~70%しかフライトマイルが貯まらない
  • JAL便に毎年乗る方なら、JALカードを持っているだけでマイルがもらえる
  • マイルの有効期限が伸ばせない
    JALカードではないが、マリオットアメックスプレミアムを使えば無期限にできる

JALのクレジットカードのポイントは、JAL便に乗る人にはマイルが貯めやすくできています。

逆に言うと、乗らない人にとってはちょっと貯めづらいですかね。

JALカードのポイントは即JALマイルに貯まるため、ANAカードのように長い期間で貯められない。

唯一、そのデメリットを埋められるのは、「マリオットアメックスプレミアム」。

マリオットアメックスプレミアムを使えば無期限にJALマイルを貯められるので、JALマイルを貯めるなら、必携。

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マリオットボンヴォイアメックス入会キャンペーン!JAL・ANAマイルが無期限に&ホテルでVIP待遇

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イオン・ファミリーマートをよく使うなら

JALカードオートチャージでマイル2重取り

JMB WAON(JALのマイルが貯まるWAON)なら、いつもの食料品や生活雑貨のお買い物で最大「200円=7マイル」(100円換算なら3.5マイル)貯まります。

普通の生活でどんどんマイルが貯まっていきます。

イオンによくお買い物行くなら「JAL」が断然有利ですね。

JMB WAONについては「JALマイルはJMB WAONがカギ!近くにイオンがあるならJALマイルを貯めなきゃ損!」へ。

JAL747模型
JALマイルはJMB WAONがカギ!近くにイオンがあるならJALマイルを貯めなきゃ損!

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おすすめのJALカード

おすすめのJALカードの選び方詳細は「JALカードのおすすめはこれ!JALマイルを無期限に貯める方法も!」へ。

JALカードのおすすめはこれ!JALマイルを無期限に貯める方法も!
JALカードのおすすめはこれ!JALマイルを無期限に貯める方法も!【2024年版】

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クレジットカードのポイント比較の結果

ポイント

  • 長くじっくりマイルを貯めたい → ANA
  • 入会キャンペーンでどんとマイルを貯めたい →ANA
  • イトーヨーカドー・セブンイレブンでよく買い物をする → ANA
  • イオン・ファミリーマートでよくお買い物をする → JAL
  • 飛行機を使う機会が多い → JAL

クレジットカードのポイント比較

クレジットカードのポイントは、キャンペーンも豊富で期限も長くできるANAが有利!

提携ポイント移行の比較ー貯める

JAL機 離陸 羽田空港

マイルに移行できる提携ポイントが多ければ、それだけ楽にマイルを貯めることが可能になります。

ANAマイレージクラブ

Tポイント、楽天ポイント、ナナコポイントなどから、ANAマイルに交換できます。

提携ポイントは多数あるので、代表的なものだけ。

  • 楽天ポイント 2ポイント=1マイル
  • Tポイント 500ポイント=250マイル
  • ナナコポイント 500ポイント=250マイル
  • メトロポイント 100ポイント=90マイル

メトロポイントを除き、マイルに交換すると半分くらいになってしまいす。

とはいえ、特典航空券に交換できれば、数十万円する航空券になるため、マイルに交換した方がおトクのことが多いです。

Tポイントや楽天ポイントは、クレジットカード払いでもポイントが貯まるんですよね。

そのため、クレジットカードのポイントをゲットしながら、Tポイントや楽天ポイントが貯められます。

ちりも積もればですね。

他にもたくさんポイントが交換できるので公式サイトをチェック。

ANA公式HP:ポイント交換

JALマイレージバンク

PontaポイントやdポイントをJALマイルに交換できます。

ANA同様、半分くらいにはなってしまいます。

提携ポイントは多数あるので、代表的なものだけ。

  • Pontaポイント 2ポイント→1マイル
  • dポイント(ドコモ) 5,000ポイント→2,500マイル
  • エポスポイント(マルイ) 500ポイント→250マイル

JALはほとんどのポイントが、マイルに交換すると半分に。

ポイント移行だとなかなか貯まりづらいですね。

提携ポイント移行比較の結果

提携ポイント移行の比較

提携ポイント移行はANAが有利

貯めるの比較結果

ポイント

  • フライトマイル → どちらも同じ
  • クレジットカードのポイント → ANA
  • 提携ポイント移行 → ANA

マイルの貯めやすさ比較

マイルを貯めやすいのは、ANA!

必要マイル数比較ー使う

ANA 全日空飛行機

特典航空券を交換するのに必要なマイル数を比較してみます。

必要なマイル数が少ないほど、貯めないといけないマイル数が少なくて済むので有利です。

赤:有利 青:不利です。

ANAマイレージクラブ

 ANAエコノミープレエコビジネスファースト
国内短距離10,000
~15,000
国内中距離12,000
~18,000
国内長距離14,000
~21,000
国内長距離217,000
~11,500
韓国12,000
~18,000
25,000
~33,000
ハワイ35,000
43,000
53,000
~61,000
80,000
~90,000
120,000
~160,000
シドニー37,000
~50,000
54,000
~67,000
65,000
~80,000
ニューヨーク40,000
~55,000
62,000
~77,000
100,000
~110,000
150,000
~200,000
ロンドン45,000
~60,000
67,000
~82,000
110,000
~120,000
165,000
~220,000

※通常期の往復必要マイル数
※国内短距離:東京ー大阪など 国内中距離:殆どの路線 国内長距離:東京ー那覇など 国内長距離2:東京ー宮古など

JALマイレージバンク

 JALエコノミープレエコ
(国内クラスJ)
ビジネスファースト
(国内ファースト)
国内Cゾーン12,000
~47,000
14,000
~44,000
27,000
~54,000
国内Eゾーン16,000
~79,000
19,000
~82,000
40,000
~81,000
国内Fゾーン18,000
~89,000
22,000
~93,000
44,000
~88,000
国内Gゾーン20,000
~102,000
26,000
~107,000
48,000
~120,000
韓国(ソウル)15,000
~86,000
36,000
~118,000
60,000
~80,000
グアム20,000
~123,000
45,000
~188,000
72,000
~100,000
バンコク25,000
~202,000
50,000
~229,000
80,000
~349,000
100,000
~130,000
ハワイ40,000
~263,000
60,000
~268,000
80,000
~578,000
100,000
~140,000
シドニー36,000
~246,000
50,000
~250,000
80,000
~578,000
100,000
~130,000
ニューヨーク50,000
~448,000
65,000
~406,000
100,000
~1,004,000
140,000
~200,000
ロンドン45,000
~342,000
70,000
~363,000
110,000
~882,000
160,000
~220,000

※通常期の往復必要マイル数
※国内Cゾーン:東京ー大阪など 国内Eゾーン:東京ー札幌など 国内Fゾーン:東京ー沖縄など 国内Gゾーン:東京ー石垣など
※下段は特典航空券PLUS適用時の最大値

通常期の必要マイル数は、エコノミークラスの特典航空券に関しては、ANAもJALもほぼ同じ結果に。

一方、ビジネスクラスとファーストクラスは面白い結果ですね。

ANAはビジネスクラス有利、JALはファーストクラス有利。

また、プレミアムエコノミーは、人気のハワイはANAが有利。

それ以外はJALが有利。

ANAとJALの大きな違い

  • JAL国際線特典航空券PLUS

JALは、座席に空席がある限り特典航空券を取得できる「JAL国際線特典航空券PLUS」があります。

これまでは、特典航空券枠が埋まると空席待ちしかできませんでしたが、「JAL国際線特典航空券PLUS」が導入されてから、空席があれば必要マイルを増やせば特典航空券が取得できるようになりました。

表は上限値なので上限ほどの追加マイルはプラスされませんが、それでも結構強烈な追加マイルなので、いざ特典航空券PLUSが表示されたときは予約をするか否かかなり悩みます。

たくさんマイルを保有していれば、特典航空券は取りやすいのでおすすめ。

必要マイル数比較の結果

ポイント

  • エコノミークラスを狙う → どちらも同じ
  • ビジネスクラスを狙う → ANA
  • ファーストクラスを狙う → JAL
  • 必要マイルが多くても特典航空券を取りたい → JAL

必要マイル数比較

必要マイル数はANAもJALも引き分け

特典航空券のとりやすさ比較ー使う

成田空港に駐機中のJAL

せっかくマイルが貯まっても肝心の特典航空券が取りづらければ意味がありません。

特典航空券のとりやすさについて国内線と国際線に分けて見てみましょう。

国内線

国内線の特典航空券の予約開始は、

  • ANA
    1年に2回、夏ダイヤと冬ダイヤごとに一斉スタート
  • JAL
    330日前

ANAは、夏ダイヤ(3月最終日曜日~10月最終日曜日直前の土曜日)なら1月下旬発売。

冬ダイヤ(10月最終日曜日~3月最終日曜日直前の土曜日)なら8月下旬発売。

JALは、330日前。

どちらも予約開始はかなり早いです。

ただ、国内線は1日何往復もしているので、比較的直前でも取りやすいです。

試しに直近の土日の東京ー那覇、東京ー札幌などの主要路線を検索したところ、

ANA、JALどちらも行きの午前便はないけど、午後便はある。

帰りも午後便はないけど、午前便はある。

といった感じでANAもJALも取ることは可能。

国内線の特典航空券なら、両者引き分け。

国際線

国際線の特典航空券の予約開始と期限は、

  • ANA
    355日前の午前9時から第一区間出発の96時間前まで
  • JAL
    360日前の午前10時から第一区間出発の48時間前まで

やはり、国際線のとりやすさが大事。

特典航空券の満足度は海外旅行の方が高いですからね。

国際線の特典航空券は、ANAもJALも約1年前から予約スタートです。

普通のサラリーマンで1年前に旅行の計画を立てて、予約するのはなかなか至難の業ですよね。

ハワイ、バンコク、ロンドン、ニューヨークと空席状況を検索してみました。

さすがに、GWやお正月はANAもJALもちょうどよい日にちは全滅。

直前のキャンセルを狙うしか無い状況ですね。

でも、超繁忙期を除けば、JALの方が特典航空券の空きが多い!

やはり、ANAは入会キャンペーンやポイント移行でマイルが貯めやすい分、特典航空券の競争率も高くなってしまっているのでしょうね…

ネットエイジアが実施した「ビジネスパーソンの旅のテクニックに関する調査」でも、6年連続で日本航空(JAL)が全日本空輸(ANA)より特典航空券が取りやすいと回答した人が多かった。

出典:TRAICY

調査結果でもJALのほうが6年連続で取りやすいとなっており、やはりJALのほうが取りやすさは有利。

特典航空券のとりやすさの比較結果

ポイント

  • 国内線 → どちらも同じ
  • 国際線 → JALの方が断然取りやすい

特典航空券のとりやすさ

特典航空券はJALの方がとりやすい!

特典航空券の柔軟性比較ー使う

ここでは、特典航空券を無事取れてからの使いやすさを比較。

早い段階で特典航空券を取得してしまうと、思わぬ予定変更で日程を変更したり、キャンセルしなければいけないときも。

そんなとき、変更・キャンセルができるかどうかはとても重要。

国内線

  • ANA国内線
    日程・時間変更:OK
    払い戻し:OK(3,000マイル)
  • JAL国内線
    日程・時間変更:不可
    払い戻し:OK(1,000円(税込))

ANAは日程・時間変更OK!

ただし、区間変更などはできません。

払い戻しに関しては、ANAはマイルでお支払い。

一方、JALは日程・時間変更すら不可。

変更したい場合は手数料を支払って払い戻しをしてから再度予約が必要。

空港に早く到着して、早めの便に振り替えすらJALはできないので、柔軟性は明らかにANA。

※どちらも払い戻し時にマイルの有効期限が切れている場合は、失効になります

国際線

  • ANA国際線
    日程・時間変更:OK
    払い戻し:OK(3,000マイル)
  • JAL国際線
    日程・時間変更:不可
    払い戻し:OK(3,100円(税込))

ANAは、国際線も日程・時間変更OK!

一方、JALは国際線に関しては、日程・時間変更不可。

一旦払い戻しをする必要があります。

どちらも、区間変更などはNG。

払い戻しに関しては、国内線と同じで、ANAとJAL違いがあります。

※どちらも払い戻し時にマイルの有効期限が切れている場合は、失効になります

特典航空券の柔軟性の比較結果

ポイント

  • 国内線 → ANAのほうが使いやすい
  • 国際線 → ANAのほうが使いやすい

特典航空券の柔軟性

特典航空券はANAのほうが予約変更には便利

特典航空券以外の交換先比較ー使う

ホノルル空港に駐機するJAL

ANAもJALも貯めたマイルの有効期限は、3年です。

3年以内に特典航空券に交換できない場合、マイルは無くなってしまいます。

3年以内にマイルが貯まらなかったり、仕事や家族の事情で飛行機に乗って旅行に行けないときもあります。

そんな時、特典航空券以外に交換できる術があったほうが有利。

というわけで、特典航空券以外の交換先比較です。

※もちろん、マイルは特典航空券で使うのが、お得です

ANAマイレージクラブ

ANAの特典航空券以外の交換先はとてもたくさん種類があります。

特典名最低交換内容
ANA SKY コイン1~ANA SKY コインへの交換
提携ポイントへの交換10,000~提携ポイント1万円分~
楽天ポイント、Tポイント、楽天Edy、iD、メトロポイント、スタバなど
ANAカード会員限定特典3,000~工場見学・コンサート等参加
ANAご利用券10,000~ANAご利用券への交換
ANAショッピングポイント1~ANAショッピング A-styleで1円
ANAセレクション10,000~商品と交換
レストラン・ホテル利用10,000~レストラン食事券・ホテル宿泊券へ交換

おすすめは、ANA SKY コインと提携ポイントへの交換です。

ANA SKY コインに移行することにより、有効期限を1年伸ばせます。

「1マイル=1円」としてANA航空券の購入やツアー旅行に使えます。

1マイルから移行&利用でき、無駄なく利用できる点が評価できます。

ANA SKY コインについてはこちらの記事で↓

ANA SKY コインの賢い使い方&貯め方
ANA SKY コインの賢い使い方&貯め方!実は、ANAマイルよりも使いやすい!?

また、旅行に行く予定がなければ、こちらも「1マイル=1円」相当ですが、楽天ポイントなどに交換できます。

JALマイレージバンク

JALもANAに負けじ劣らず多彩です。

特典名最低交換マイル内容
e JALポイント10,000航空券、ツアー旅行に充当できる電子クーポン
15,000円分
JALクーポン10,000航空券、ツアー旅行、ホテルで使えるクーポン
12,000円分
WAONへの交換10,000WAON10,000円分に交換
パートナー特典3,000~Ponta、dポイント、Amazonなどの他社ポイントに交換
JALミニマイル特典2,000~ギフトやクーポンに交換
JALとっておきの逸品10,000~ギフトと交換

ただし、ANA SKY コインのように1マイルから交換できないため、端数のマイルは無駄になりがちです。

ただ、e JALポイントは加算があると有効期限がさらに1年延長できるので交換後の柔軟性は高いです。

提携ポイントは、WAONやdポイントなど、ANA同様、10,000マイル=1万円で交換できるので同じですね。

特典航空券以外の交換先の比較結果

ポイント

  • 1マイルも無駄にしたくない → ANA
  • 楽天ポイント、Tポイント派 → ANA
  • WAON、dポイント派 → JAL

特典航空券以外比較

特典航空券以外の交換先は、1マイルから交換できるANAが有利!

使うの比較結果

ポイント

  • 必要マイル数 → どちらも同じ
  • 特典航空券のとりやすさ →JAL
  • 特典航空券の使いやすさ比較 →ANA
  • 特典航空券の柔軟性 →ANA
  • 特典航空券以外の交換先 →ANA

この5つで1番評価すべきは、特典航空券のとりやすさ。

結論は、

使うの比較

マイルを使いやすいのは、JAL!

旅マイル読者の方へのアンケート結果

ANAとJALどちらがマイルを貯めやすいのかアンケート結果

ANAとJALどちらのマイルを貯めている方へのアンケート。

ANAとJALどちらのマイルのほうが貯めやすいのかアンケートを取った結果は、やはりANAのほうがマイルを貯めやすいという結果に。

ANAとJALどちらがマイルを貯めやすいのかアンケート結果

続いて国内線特典航空券の取りやすさ。

こちらはJALのほうが取りやすいと感じている方がやはり多いですね。

ANAとJALどちらがマイルを貯めやすいのかアンケート結果

一方、国際線はどうか?

国際線もやはりJALのほうが取りやすいと感じている方が多いです。

ANAはマイルが貯めやすく、JALはマイルが使いやすいというのはやはり多くの方が感じている結果になりました。

ANAとJALどちらがマイルを貯めやすいのかアンケート結果

最終的にANAとJALどちらのほうが使いやすいのか?

アンケート結果は僅差でANAのほうが使いやすいという結果になりました。

アンケートの結果

ポイント

  • マイルを貯めやすい → ANA
  • マイルを使いやすい → JAL

アンケート結果のまとめ

使いやすいマイレージプログラムはANA

2023年8月に旅マイルメルマガ読者向けにアンケートを実施した結果です。

ANAとJALどっちが貯めやすく使いやすい? アンケート結果まとめ
ANAとJALどっちがマイルを貯めやすく使いやすい?上級会員の恩恵は?アンケート結果

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まとめ

冒頭にも記載しましたが、結論は、

結論

マイルを貯めやすいのは、断然、ANAマイレージクラブ!

マイルを使いやすいのは、断然、JALマイレージバンク!

旅マイルの結論は、

ANAマイレージクラブがおすすめの方

  • 旅行の計画を1年前に決められる方
    →予約開始と同時に予約できれば、チケットは取れるので、貯めやすさ重視
  • 行き先よりも、数多く特典航空券で旅行に行きたい方
    →行き先を絞らなければどこかは取れるので、貯めやすさ重視
  • 国内線の特典航空券を狙っている方
    →国内線はANAもJALも取りやすいので、貯めやすさ重視

JALマイレージバンクがおすすめの方

  • 旅行の計画は直前にならないと決められない方
    →マイルの使いやすさ重視
  • 必要マイルが多くても特典航空券を取りたい
    →JALは空席がある限り特典航空券を利用できる

編集後記

この記事書くのに凄く時間がかかりました。

その理由は、特典航空券のとりやすさ比較。

特典航空券の検索をしていると妄想旅行に旅立ってしまって、なかなか元の世界に戻れなかったから(苦笑)

やっぱり自分で作る旅は楽しいですね。

うーーんヨーロッパ周遊旅行とかアジア周遊旅行とか計画したい!

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