「海外旅行にはいくら日本円を持っていく?」
その検討ちょっと待った!
多額の日本円を持っていくと、「両替で損&盗難の危険増加」とあまり良いことがないんです。
今回の旅行先はスリ多発地帯のイタリアローマ。
盗まれても海外旅行保険で保証されない現金を多額に所持するのは明らかに危険。
どんな風にお金を持っていったか見ていきます!
お金の持って行き方のおすすめはこれ
すでに別記事でお金の持って行き方を紹介済みなので詳細はそちらに譲ります。
今回もおすすめ通りの戦略でお金を持って行きました。
1.クレジットカードをメイン利用!
2.現金はマネーパートナーズの外貨両替で調達し持って行く!
※今回は手持ちのユーロがあったので調達はなし
3.現金が足りない場合は、海外ATMでクレジットカードでキャッシング!
お金の持って行き方の記事:海外旅行のお金の持って行き方!コツを知らないと2,800円以上損します!
メインはクレジットカード
クレジットカードが使えるところでは基本クレジットカード払いを利用。
そのため、今回は4枚持参。
正直4枚は多め。
参考記事:海外旅行にクレジットカードは何枚持っていく?保有ブランド別おすすめ枚数!
ラインナップはこんな感じ。
カード名 | カードブランド | |
1 | ダイナースクラブカード | ダイナース |
2 | 三井住友VISAゴールドカード | VISA |
3 | MileagePlusセゾンカード | VISA |
4 | 東京スカイツリー東武カード | JCB |
現在、メインはダイナースクラブカード。
マイルが貯まるし、空港ラウンジ、スーツケースの宅配、充実した海外旅行保険が付いているので外せない。
ダイナースクラブカードの弱点はVISAのように全てのお店で使えるとは限らないこと。
そうなるとやっぱりVISAが必須。
予備も含め、VISAは2枚に。
JCBはパスモ搭載で東京に出るための定期が載っているのでやっぱり持っていくことに。
そのJCBもホテルから近かったJCBプラザを利用でき重宝。
現地でのクレジットカードの持ち歩き
観光中も4枚持ち歩くのは多い。
盗難や強盗にあって貴重品全てを盗まれるリスクもある。
そんな訳で緊急用にVISAカード1枚はスーツケースに入れ、鍵をかけて部屋に置いていました。
※安ホテルだと部屋のものが盗まれるケースもあるので置くなら慎重に(仮に盗まれてもすぐにクレジットカード会社に連絡すれば被害は最小限に抑えられます)
緊急用に置くならキャッシング枠有りのVISAカードがおすすめ。
全て盗まれてクレジットカード1枚だけになってもATMで現金を引き出せるので安心なんです。
それ以外の3枚はこの記事頭の写真のチェーン付きの財布に入れて持ち運び。
日本から持って行く現金
外貨はいくら持っていく?
以前フランスに行った時のユーロの余りが200ユーロ弱あったので、日本での外貨の調達はなし。
一応いつも5万円分くらいの現地通貨を持っていくのですが、クレジットカード払いがほとんど使える国なら200ユーロあれば足りるくらいなので両替を頼まずにいました。
でも残念なことにホテル間の送迎はクレジットカード不可とのことで往復で105ユーロは確実に現金払いになるので明らかに足りない。
今回足りない現金はキャッシングでゲットすることにしました。
日本円はいくら持っていく?
いつもの通り日本円現金で2万円持って行きました。
この2万円は一応持っていくだけで、両替することはないです。
海外での両替は本当に割りが合わないので。
日本円ゼロでもいいのかもしれませんが、日本で何かあるかもしれないので念のため。
こんなことも
今回は1万円札2枚で用意。
羽田空港の搭乗口にある自動販売機で機内持ち込み用のお水を買おうとしたら。。。
電子マネー非対応。。。
もう察しはついたと思いますが自動販売機で一万円は使えず。。。
ちょっとした小銭くらいはあっても良かったかなと。。。
現地での現金調達はキャッシングで
ホテルの送迎代を払うと手持ちは100ユーロ切ってしまうので事前にユーロを調達しておくことに。
フランスのシャルルドゴール空港で乗り継ぎの時、ちょうど搭乗口の近くにATMがあったので、キャッシング。
海外ATMでのキャッシング方法
キャッシングはいたって簡単。
①自分が持っているクレジットカードのマークを確認
赤字で囲んであるのがそのマーク。今回は「PLUS」と「Cirrus」が使えるATMでした。
②ATMに①と同じマークがあるかを確認
③クレジットカードを差し込む
④暗証番号を入力
⑤英語を選択
⑥画面の指示に従ってボタンを押す
⑦引き出したい金額を選択
⑧お金を受け取る
画面の流れを事前に確認するならVISAのオフィシャルサイトにデモがあるのでそちらで。
今回は最初100ユーロ下ろすつもりでしたが、画面に出てきたのが200ユーロからだったので思わず200ユーロをぽちり(汗)
本当は「OTHER」を選択して100と入れれば良かったんですが、後ろに人が列をなしていたので焦りました。。。
結局、1度のキャッシングだけで、40ユーロくら余って終わったので良しとします。
キャッシングの手数料は高い?
なんかキャッシングというと手数料が高いイメージがありますが実は帰国してすぐに返済すればクレジットカード決済よりも手数料が安い。
もちろん現地や空港での両替とは比較にならないくらい安い。
キャッシング手数料は空港や街での両替に比べ断然安い
三井住友VISAカードでのキャッシング手数料はこんな感じでした。
【元金】
200ユーロ☓139.329円=27,865円
【手数料】
27,865円☓18%☓26日/365日≒356円
【繰り上げ返済後のトータル】
27,865円+109円=27,974円
手数料は1日でも早く返済すれば安くなります。
帰国後すぐに繰り上げ返済したので8日分の手数料109円で済みました。
ちなみに三井住友VISAの海外キャッシングの場合はネットでの繰り上げ返済は出来ず、カスタマーセンターに電話する必要がありますが、簡単なので問題なしです。
クレジットカード払いよりも実は安い
同じ日のレートを見ると「1ユーロ=141.601」。
ということでもし200ユーロクレジットカードでショッピングしたとすると、
200ユーロ☓141.601円=28,320円。
若干ですが、346円キャッシングの方が安い結果に。
両替と比べると断然安い
ローマテルミニ駅の両替のレート。
円をユーロに替えるなら「1ユーロ=153.351円」!!
さらに別途20%の手数料を求められるケースも。
もし20%の手数料を含めると、、、
200ユーロ☓153.351円☓20%=「36,800円」。
キャッシングと比較すると8千円以上の差が。。。
キャッシングというとなんだか高いイメージがあるけど、実際はお得という結果です。
※ただし、借りすぎてすぐに返せないと手数料がどんどん高くなってくるので、くれぐれも注意を
まとめ
200ユーロ利用の場合でこんなに差が。
レート | 必要な日本円 | 差額 | |
クレジットカードキャッシング | 139.329円 | 27,974円 | 0円 |
クレジットカード払い | 141.601 | 28,320円 | +346円 |
日本円を両替 | 153.351円 | 36,800円 | +8,826円 |
意外にかかる両替手数料で損しないためには、
1.クレジットカードをメイン利用!
2.現金はマネーパートナーズの外貨両替で調達し持って行く!
3.現金が足りない場合は、海外ATMでクレジットカードでキャッシング!
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