グアム旅行に行く人にとってチップは悩ましいもの。
日本人には馴染みがないので、すごく難しいし、分かりづらい。
チップなんてやめてチップも含めて請求してくれればいいのに!と思ってしまいますよね?
そんなチップも自分の中で決まりを設けておけば簡単!
チップが嫌だからレストランはやめておこうとかにならないように、チップのルールを自分で決めて、もっとグアム旅行を楽しみましょう!
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初めてのグアム旅行をもっと楽しむためのお役立ち情報【目次】&グアム旅行記【目次】
グアムはチップを意識しなくても大丈夫
結論から!
グアムはさほどチップを意識しなくても大丈夫!
基本的にチップが必要なところは事前にサービス料といった形で含まれて請求されてきます。
そのため、チップを意識しなくても大丈夫。
恐らく、チップに慣れない日本人のためにグアム側が進化し、事前にチップを請求するところが増えたからでしょう。
とはいえ、タクシーやホテルでチップを渡す機会はあるので、チップが必要な場面はおさえておいて、お互い気持ちよくしましょう!
グアムのチップ一覧表
チップの必要な場面と目安を一覧にするとこんな感じです。
なお、渡すチップは硬貨ではなく、必ずお札で渡しましょう。
場面 | 内容 | 金額 |
交通 | 空港送迎(専用車)での荷物出し入れ | 荷物1個 $1 |
タクシー | 料金の15% | |
シャトルバス | 不要 | |
ホテル | ベルマンが部屋に荷物を持ってきた場合 | 荷物1個 $1 |
ホテルマンにタクシーを依頼した場合 | $1 | |
ベッドメイキング | 1泊 $2 | |
ホテルで追加備品を持ってきてもらった時 | 不要 | |
朝食代込プランでのホテルの朝食 | 不要 | |
ホテルのクラブラウンジの利用 | 0でも問題ないが、帰りがけに$1~$2置くとスマート | |
駐車場 | バレーパーキングで車を預けた時 | 不要 |
バレーパーキングで車を持ってきてもらった時 | $2〜3 | |
レストラン | 高級レストラン | 20%(サービスチャージの記載がある場合は不要) |
普通のレストラン | 15%(サービスチャージの記載がある場合は不要) | |
ミールクーポンを利用した場合 | 不要(別料金でドリンクを頼んだ場合はドリンク代の15%) | |
セルフサービスのレストラン | 不要 | |
バーやクラブ | ドリンク1杯ごと注文:不要 まとめて会計:15% (サービスチャージの記載がある場合は不要) | |
その他 | オプショナルツアー | 料金にチップが含まれている場合:不要 料金にチップが含まれていない場合:ガイドに10% |
スパ・エステ・マッサージ | 15%(サービスチャージの記載がある場合は不要) |
チップはグアムで必要なもの
日本人に馴染みのないチップなので、なんで渡すのか腹落ちしていないと、ついつい渡さなくてもいっかとなってしまうもの。
どうせならなんでチップを渡すのか理解して気持ちよく渡したいですよね。
チップは生活の糧の一部
グアムでサービス業に従事している人にとってチップはお給料の一部。
チップをもらうこと前提に給料は安く設定されていることも。
なのでチップをちゃんと渡さないと生活の糧が無くなってしまう。
多くチップをもらうためにサービス向上をして所得を増やしていく感じですかね。
レストランやホテルなどを利用する際には、チップ代も込みで予算を組んでチップは渡すもの、と考えておくと損した気持ちにはならないですよ。
チップのスマートな渡し方のコツ
そのチップの渡した方ダサいかも!
チップを渡すために洋服の下やカバンの中に仕舞い込んだお財布をゴソゴソ取り出す。
ビリビリとジッパーを開ける音をさせながら財布から紙幣を出し、枚数を数えてチップを渡す。
その間、チップをもらう人も待ちぼうけになるので、お互いに気まずい感じに。
すごいダサいですよね?
何を隠そうクマの海外旅行デビューの時のチップの渡し方です。。。
スマートにチップを渡すコツは事前準備!
チップは事前にポケットに忍ばせておく
海外の方を観察していると皆さんポケットにあらかじめ少額紙幣が入っているんですよね。
ポケットからさっと取り出し、すっと握手するかのように手を差し出してスマートに渡しているじゃありませんか!
そんなスマートな渡し方を目指すべく1ドル札を2枚セットにして折ったセットを3セット(6ドル)くらいポケットに入れておき、いざという時はさらっと渡してました。
そうするだけで一気にスマートな渡し方が出来るようになります!
周りの現地の方を真似るのもあり
色々な国に行きましたが、チップの渡し方は国や地域によって本当に様々。
一番手っ取り早くスマートに渡すコツは、現地の方の真似をすること。
するとスムーズに渡すことができます。
(もし、周りに日本人やアジア人観光客しかいない場合は難しいですが)
お会計間際の現地の方を見ているとテーブルで決済して、そこでチップを渡しているのか?
テーブルにチップを置いていくのか?
はたまたチップは渡さないのか。
結構観察しているとわかりますよー。
笑顔と感謝の言葉を忘れずに
海外の方を観察していて気持ちのいい渡し方だったのが、笑顔でサンキューといいながら渡している姿。
チップを渡すのはお礼なのだから「笑顔&サンキュー」が1番あっています。
ポケットに用意したチップをスマートに取り出し、「笑顔&サンキュー」で渡せば好感度の高いスマートなチップの渡し方ですね。
チップが必要な場面と目安の金額
チップは正直正解がないので目安の金額の目安としてみて下さい。
とはいえ、毎回悩むのは大変なので自分の中でこの場合はいくら渡すと決めておくと楽になりますよー。
あとチップは硬貨はNGです。必ず紙幣で渡しましょう。
それでは具体的に見ていきましょう!
交通のチップ
空港送迎(専用車)での荷物出し入れ
ツアーの場合は不要です!
これはあくまで、個人手配で空港送迎を頼んだ場合についてです。
日本から多いのが事前に空港送迎を予約して料金も払い済みになっているケース。
この場合は、料金も日本で支払い済みなのでお金のやり取りは発生しませんが、ドライバーさんによるスーツケースの出し入れが発生するため、チップは必要になります。
チップを渡すタイミング
渡すタイミングはホテルに到着し自分のスーツケースをシャトルバンから降ろして受け取るタイミング。
金額の目安
相場は荷物1個につき1ドル。
スーツケース2個を預けたら2ドル。
タクシー
タクシーは運賃の15%はもちろん、荷物の出し入れについてもチップが必要になります。
チップを渡すタイミング
目的地に到着しトランクの荷物を受け取るタイミング。
金額の目安
タクシー料金の15%プラス荷物1個につき1ドル。
仮にタクシー料金が55ドルでスーツケースが2個なら、
50ドル×15%+2ドル=59.50ドル
細かい小銭を含めて支払うとこなれた感が出ないので切り上げて60ドル支払うのがスマート。
タクシーで大きいお金を出してお釣りをもらうのは結構難易度が高いです。
ありえないですがチップ込みだと思われるので。
語学力に自信がなければある程度細かい紙幣を用意しておいてお釣りなしが安心です。
シャトルバス
赤いシャトルバスのような巡回バスではチップは不要です。
ホテルでのチップ
荷物を運んでもらった場合
ホテルにシャトルバンやタクシーで乗り付けるとベルマンが荷物をホテルの入り口で引き取り、引換券をくれます。
荷物を渡す時はチップは不要です。
チップを渡すタイミング
フロントでチェックインする際にその引換券を渡します。
チェックイン完了後、部屋でしばらく待っていると部屋に荷物を持ってきてくれます。
荷物を部屋に運び入れ終わった時にチップを渡します。
金額の目安
荷物1個につき1ドルです。
※ホテルによっては、そのようなサービスがなく、自分で荷物を運びます。
その場合は、チップは不要です。
タクシーを呼んでらった場合
グアムは流しのタクシーがないので、ホテルなどで呼んで貰う形になります。
ベルマンなどにタクシーを呼んでもらったらチップが必要です。
チップを渡すタイミング
タクシーが目の前に到着し、ベルマンにこちらにどうぞと案内されたタイミング。
金額の目安
1ドル
ベットメイキングへのチップ
チップを渡すタイミング
朝、観光又はチェクアウトするため部屋から出る時に置きます。
枕銭だからと枕の下に入れず、わかりやすく感謝の言葉(Thank you)を書いたメモを添えてベットの上やベットのサイドボードの上に置いておくとスマートです。
金額の目安
1泊2ドル。
連泊だろうが1泊だろうがチェクアウトの日だろうが毎日置いています。
掃除する人は毎日違う可能性もあるので毎日置いた方が良いかなと考えています。
ホテルで追加備品を持ってきてもらった時
悩むところですよね。
通常の足りないものを持ってきてもらった場合は不要ですが、無理言って持ってきてもらった場合などは、1ドル~2ドルくらい渡したほうがスマートです。
朝食代込プランでのホテルの朝食
料金を支払わない朝食(ホテルプランに含まれている)の場合は、サービス料も含まれているので、チップは不要です。
※仮に含まれていないなどの記載がある場合は、5ドルくらい置いておきましょう
ホテルのクラブラウンジの利用
クラブラウンジの利用では、ほとんどがセルフサービスなので不要でも問題はないようですが、片付けなどはしてもらうことになるので、1ドル~2ドルチップを机に置いたほうがスマートです。
駐車場でのチップ
バレーパーキングでのチップ
バレーパーキングとは車でホテルやレストランの玄関に乗りつけて車の鍵を預けて係りの人に駐車場に停めてもらうサービスのことです。
デュシタニホテルなど、一部のランクの高いホテルではバレーパーキングが存在します。
一方、自分で駐車場に車を停めるのを、セルフパーキングと呼びます。
セルフパーキングは、チップは不要です。(駐車料金は必要ですが)
チップを渡すタイミング
車を預けるときはチップを渡す必要はないです。
車のエンジンを付けたまま車を預けます。
その際に引換券をもらいます。
チップは車を返してもらう時に払います。
まずは引換券をスタッフに渡すとしばらく待っていると車を持ってきてくれます。
たいてい運転席の扉を開けて待っていてくれるのでそこでチップを渡します。
金額の目安
1回3ドル。
ホテル宿泊の場合は別に駐車料金も取られるのにさらにチップも必要。。。
レストランでのチップの渡し方
セルフサービスでないレストランに行くとチップが必要になります。
ハンバーガーショップでも、席まで運んできてくれるお店の場合は、チップが必要になります。
一方、フードコート、マクドナルド、バーガーキングなどのファーストフード店、自分で商品を運ぶタイプのカフェ、お弁当屋さんなどレジで商品を受け取り、自分で席まで持っていくセルフサービスタイプは、チップ不要です。
ただ、グアムのレストランのほとんどが事前にチップが伝票に含まれているので楽ちんです。
サービスチャージ料がすでに取られている場合は、チップは不要になります。
更にチップを払ってしまうとチップの2重払いになってしまうので、もらった伝票をチェックしましょう。
グアムのレストランのレシート例
パンケーキで有名なI HOPのレシートです。
10% SVC(サービスチャージ)が含まれているので、チップは不要です。
10%なので、良心的ですね。
グアムでも1番人気で予約が取れないプロアのレシートです。
こちらはGRATUITY(グラチューイティ(心付け))が取られており、チップは不要です。
レストランでは、人数が多くなるとサービスチャージの金額が高くなるのが一般的です。
タモンにある人気のパンケーキ屋のクラックドエッグのレシートです。
お金を払ったときは気づきませんでしたが、改めて見てみるとサービスフィーが10%取られているのに、チップは含まれていませんと書いてある…
???
この場合はチップを追加で渡すべきなのか、日本人だから事前にチップを含めたのか不明ですが、30.75ドルでクレジットカードを切ってもらい、特に何もなかったので、きっと「チップは含まれていません」という記載は気にしなくて良さそうです。
チップを渡すタイミング
チップを渡すタイミングは食事を食べ終わりお会計をするとき。
具体的な渡し方は、支払い方によって変わってきます。
レストランの料金は結構な金額になるので、食事代と合わせてチップもクレジットカード払いがおすすめ。
あまり多額の現金を持ち歩くのは本当に危険です。
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グアムへのお金の持って行き方は?グアム旅行に現金はいくら持っていく?
クレジットカードでのチップの払い方
チップが必要なお店は食事中又は食事が終わる頃に金額が書かれた伝票をテーブルに持ってきます。
この辺は日本と同じですね。
食べ終わったらテーブルにすわったまま店員さんを呼んでクレジットカードで払いたい旨を伝えます。
「クレジットカードプリーズ」で通じます。
そしたら、伝票にチップの金額を記載して店員さんに渡すと、チップの金額も含めてクレジットカードを切ってくれます。
現金でのチップの渡し方
レストランで現金でチップを渡す場合もクレジットカードの時と流れは同じ。
レシートを貰ったらそこに決めたチップの率を掛けて端数切り上で支払えばOK。
もし仮に細かい紙幣が手元に無ければお店の人にお願いすれば両替してくれます。
金額の目安
グアムのレストランは、ほとんどが10%のチップが事前に含まれていました。
そのため、計算してチップを払う機会はなかったので、楽ちんでした。
ハワイやアメリカ本土では、レストランでのチップは高級なレストランなら20%、普通のレストランなら15%と決めて払っていました。
高級なレストランの定義が難しいところですが、目安としては一人80ドル以上のお店かなと。
まとめ
チップって一律の決まりがなく、あくまで気持ちなので本当に難しいですよね。
今でも、この金額であっていたのか?あげるべきだったのか?結構悩んでしまいます。
でも、そんなことを気にしていたらグアム旅行が楽しくない!
一覧表を目安に金額を決めて笑顔で感謝を込めて渡せばばっちり!
もちろん、サービスに不満がある場合は、チップは不要です。
チップはあくまでも感謝の気持ちですからね。
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