パスポート5年と10年

はじめての海外旅行

海外旅行に行くのにパスポートは5年と10年どっちがおすすめ?

海外旅行に必須のパスポートですが、パスポートを作る時に5年用と10年用どちらか選ぶ必要があります。

値段はさほど変わらないものの、5,000円くらい変わってくるのでどっちが良いか考えてしまうことも。

そんなわけで、今回は、パスポートは5年と10年どっちがおすすめか考えてみました!

パスポートには、5年用と10年用がある

パスポートには、5年用(紺色)と10年用(朱色)があります。

手数料も10年用と5年用で5,000円変わります。

種別申請方法手数料
10年有効旅券窓口申請16,300円
オンライン申請15,900円
5年有効旅券窓口申請11,300円
オンライン申請10,900円
5年有効旅券(12歳未満)窓口申請6,300円
オンライン申請5,900円

※2025年3月24日から料金が改定され、オンライン申請のほうが安くなりました

20歳未満の方は5年用

年齢によって作れるパスポートが異なります。

20歳未満・・・5年用のみ
20歳以上・・・5年用、10年用選択できる

20歳未満の方はそもそも10年用が作れないので、5年用で決まりですね。

20歳以上の方は10年用がおすすめ

20歳以上の方は、5,000円の差がありますが、10年用がおすすめです。

5,000円で5年有効期限が伸びるので、1年あたりの手数料は、5年用で2,200円、10年用で1,600円と10年用のほうがお得かと。

それに、パスポートの更新は、平日の昼間に行く必要があったりと、手間と時間がかかります。

ただ、クマとミーコも学生のときは、20歳を超えていたものの、5,000円でも安いほうが良いので5年用で作っていましたね。

その時のお金を重視するなら5年用もありですね。

今回しか海外旅行に行かないかもしれない方

ロイヤルハワイアンホテルワイキキビーチ沿いピンクパラソル

今回しか海外旅行に行かないかもと思っている方は、手数料が安い5年用がお得な感じがします。

でも、一度海外旅行に行くとまた行きたい!と思うもの。

しかも、LCC(格安航空)がたくさん飛んでいるので、今や国内旅行に行くよりも海外旅行のほうが安いケースも。

5,000円で5年有効期限が伸びるなら10年用のほうが結局お得かもしれませんね。

氏名や本籍地が変わる予定がある方

カハラホテルビーチ散歩

結婚などで氏名や本籍地(県が変わる場合のみ)が変わると、今使っているパスポートは、そのままでは使用できなくなります。

以下のどちらかを行う必要があります。

  • 新たにパスポートを取得する(5年用10,900円 or 10年用15,900円)
  • 残存有効期間同一申請をする(5,900円)

新たにパスポートを取得する

新たにパスポートを取得する方法です。

この場合は、古いパスポートの有効期限の残りにかかわらず、新しいパスポートの有効期限となります。

5年用(10,900円)なら5年、10年用(15,900円)なら10年です。

今持っているパスポートの有効期限が5年より短ければ記載事項変更を5,900円でするよりも、新たにパスポートを取得し直したほうが安くすみます。

残存有効期間同一旅券申請をする

5,900円(オンライン申請の場合)の手数料を払って申請すれば、今持っているパスポートと同じ有効期限で、新しいパスポートを発行することができます。

変更とはいえ、新しい旅券番号でパスポートが発行されます。

まだパスポートを取得したばかりで有効期限が多く残っている場合は、こちらのほうがお得になります。

ただ、パスポートの有効期限が6ヶ月を切っている場合は、国によっては入国できないこともあるので、新規取得のほうが良いです。

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結局どっちがいいの?

結婚の予定がある方は、5年用と10年用悩むところですよね。

5年用にして、氏名や本籍地が変わった時に新たにパスポートを作るか。

10年用にして、残存有効期間同一旅券申請するか。

個人的には、10年用にして残存有効期間同一旅券申請が良いかと。

以前は今持っているパスポートを訂正するという方法だったので、見栄え的に新しいパスポートを取得したほうが良かったのですが、現在はどちらの方法でも新しいパスポートを発給してくれますので。

海外にたくさん行く人も追加手数料が必要

パスポートのスタンプ

パスポートには、査証欄と呼ばれる入国審査や出国審査の時にスタンプを押してもらうページがあるのですが、査証欄が一杯になると、そのパスポートは使えなくなります。

海外を飛び回る方は査証欄がすぐに一杯になるので、5年のパスポートを作るという方もいらっしゃるのかもしれませんが、そんな特別な方以外はそこまで気にしなくても良いかと。

5年用なら、34ページ、10年用なら50ページあるので。

しかも1ページに2回~3回くらいの入出国スタンプを押してもらえるので、よほどのことが無い限り心配無用ですね。

※ビザなどを貼った場合は1ページ占領されるので、ビザが必要な国によく行く方はすぐに減ってしまいます

こちらも2つ方法があります。

  • 新たにパスポートを取得する(5年用10,900円 or 10年用15,900円)※オンライン申請の場合
  • 残存有効期間同一旅券を取得する(5,900円円)※オンライン申請の場合

残存有効期間同一旅券を取得する

2023年5月より査証欄増補は、不正防止の観点から廃止されました。

査証欄が無くなりそうなときは、残存有効期間同一旅券申請で既存のパスポートと同じ有効期限の新パスポートを作れます。

料金も、書面申請6,300円、オンライン申請5,900円と新たに取得するよりも低価格で取得可能。

そのため、10年で作っておいて、査証欄が足りなくなったら残存有効期間同一旅券申請すればOKです。

まとめ

パスポートは、5,000円の差があれど、平日昼間に行く手間などを考えれば、10年用の方がお得と考えています。

20歳未満の方・・・5年用!
20歳以上の方・・・10年用がおすすめ!

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