JCBプラチナを手にして、実際にコンシェルジュデスクを使ってみました!
27,500円(税込)で、24時間365日秘書サービスが利用できるなんて…
JCBプラチナのメリット・デメリット、入会キャンペーンについてまとめてみました。
JCBプラチナはコンシェルジュデスクが使えるコスパ最強カード
JCBプラチナ は、JCBオリジナルシリーズのプラチナカード。
年会費27,500円(税込)、家族カード1枚無料で、コンシェルジュデスクが使えるコスパ最強カード。
通常、コンシェルジュデスクが使えるクレジットカードは、年会費が10万円を超すカードが多い中、破格です。
しかも、招待を待たずして、自分から申し込むことができるのも魅力。
JCBオリジナルシリーズの最高峰、「JCBザ・クラス」に次ぐ、ステイタスを有するカードです。
JCBプラチナ入会キャンペーン
JCBプラチナのコンシェルジュデスク
24時間年中無休で対応してくれる秘書
コンシェルジュデスクとは、秘書サービスのこと。
例えば、こんなことをお願いできます。
- 大事な人の誕生日だから、それにふさわしいレストランの提案・予約
- 予算一人3,000円以内で美味しい焼き鳥が食べられる居酒屋のリサーチ・予約
- テレビで見かけた女優さんが身につけているアクセサリの手配
- 世界一周旅行の手配
- 人気コンサートチケットの手配
実際にコンシェルジュデスクに頼んでみた
ちょうどお客様との打ち合わせの予定があり、駅チカの落ち着いて打合せができるスペースが必要に。
いつもなら、自分で調べて禁煙で、スペースが広いお店を口コミを見ながら時間をかけて探す場面。
そこで、JCBプラチナのコンシェルジュデスクに電話して探してもらうことにしました。
24時間受け付けてくれるので、22時と遅い時間でしたが、電話できるのがありがたい。
フリーダイヤルに掛けると0コールで電話に出てくれました。
話を始める前に、まずは、カード番号と名前を伝えて、本人確認。
それ以外にも希望する雰囲気などを聞かれ、明日のお昼ころまでにご返事しますとのことで、依頼が完了しました。
翌日のお昼に、折り返しの電話があり、なかなか落ち着いた打ち合わせスペースがない駅にも関わらず、予約可能なお店までピックアップしてくれました。
急ぎの場合は、電話での回答が早いそうですが、回答までの時間があれば、メールでの回答も可能とのことでした。
普通なら調べるのに意外と時間が取られてしまうところ、電話ひとつで丸投げできるのは、とても助かります。
本当のお金持ちなら、本物の秘書がやってくれるのでしょうが、そうでないなら、クレジットカードの秘書サービスはありがたいですね。
コンシェルジュデスクは、一度手にすると手放せないサービス。
JCBプラチナのメリット・特典
JCBプラチナのメリット・特典はたくさんありますが、これはいい!というのを挙げると次の7つ!
- コンシェルジュデスクが利用できる
- グルメ・ベネフィット
- JCBプレミアムステイプラン
- プライオリティ・パス & 国内空港ラウンジ
- JCB Lounge 京都 & USJ JCBラウンジ
- 国内・海外航空機遅延保険
- 国内・海外旅行保険
コンシェルジュデスクは前述の通り、最大の特典。
それ以外についてもみていきます。
グルメ・ベネフィット
グルメ・ベネフィットとは、有名レストランで所定のコースメニューを2名以上で利用すると、1名無料になるサービス。
コース料理は、レストラン毎に決まっていますが、8,000円くらいのコースから、30,000円のコースもあるので、普段はなかなか行けない、高級レストランで、お得に食事を楽しむことができます。
JCBプレミアムステイプラン
JCBプレミアムステイプランとは、ホテルと旅館の優待サービス。
ホテル編と旅館編に分かれており、日本全国の人気のホテルや旅館で、
- 優待価格での宿泊
- 客室のアップグレード
- 朝食サービスやエグゼクティブラウンジ無料
- 銘酒や銘菓のプレゼント
などの特典が受けられます。
プライオリティ・パス & 国内空港ラウンジ
プライオリティパスとは、世界1,400ヶ所以上の空港ラウンジが利用できるパスのこと。
通常なら、年会費249ドル(約27,000円)必要ですが、JCBプラチナなら、無料で発行できます。
残念ながら、プライオリティ・パスは、本会員のみが対象で、家族カードには付きません。
同伴者は、1回2,200円(税込)で利用できます。
それに加え、国内41空港ラウンジとハワイのラウンジが無料で利用できます。
JCB Lounge 京都 & USJ JCBラウンジ
JCBプラチナなら、「JCB Lounge 京都」や「USJ JCBラウンジ」が利用できます。
これまでは、JCBゴールドしか持っていなかったので、これでようやく特別なJCBラウンジが利用できます。
「USJ JCBラウンジ」なら人気アトラクション「ザ・フライング・ダイナソー」を待たずして乗れる特典も。
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国内・海外航空機遅延保険
航空機遅延保険とは、飛行機に関するトラブルをカバーしてくれる保険です。
4つのケースについて、国内線・国際線問わず補償してくれる充実ぶりです。
国内線までカバーするカードの保険は少ないので、さすがプラチナカードですね。
- 飛行機が欠航や遅延した場合
食事代を2万円まで補償 - 飛行機の遅れで乗り継ぎに失敗した場合
ホテル宿泊費や食事代を2万円まで補償 - 預けた荷物が手元に届くのが6時間以上遅れた場合
生活必需品購入費用を2万円まで補償 - 預けた荷物が紛失してしまった場合
洋服代、生活必需品購入費用を4万円まで補償
国内・海外旅行保険
JCBプラチナでは、本会員、家族カード会員だけでなく、その家族まで海外旅行保険で補償してくれる充実ぶりです。
補償金額も、一番必要なケガや病気も1,000万円まで補償してくれるので、別途海外旅行保険に入る必要が無いくらい補償が厚いです。
しかも、自動付帯なので、JCBプラチナを持っているだけで、自動的に補償されます。
海外旅行保険については、完璧ですね。
【海外旅行保険】自動付帯
本会員・家族会員 | 家族特約 | |
死亡・後遺症 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
ケガによる治療費 | 1,000万円限度 | 200万円限度 |
病気による治療費 | 1,000万円限度 | 200万円限度 |
賠償責任 | 1億円限度 | 2,000万円限度 |
携行品の損害 | 100万円限度 | 50万円限度 |
救援者費用 | 1,000万円限度 | 200万円限度 |
【国内旅行保険】自動付帯
死亡・後遺症 | 最高1億円 |
入院 | 日額5,000円 |
手術 | 5,000円×10~40倍 |
通院 | 日額2,000円 |
JCBプラチナのデメリット
年会費27,500円(税込)で、コンシェルジュデスクが付く、コスパ最強カードですが、デメリットもあります。
- Oki Dokiポイントのマイルへの交換が弱い
- 海外で利用できないお店が多い
Oki Dokiポイントのマイルへの交換が弱い
このデメリットは、マイルを貯めている人にとっては、残念。
ANA、JAL、デルタスカイマイルに交換可能なのですが、
1ポイント=3マイル(1,000=3マイル)
マイルが貯まるカードの合格点は、「100円=1マイル」なので、マイルを貯めるためのクレジットカードとしては、物足りないですね。
ポイント制度については、後述しますが、マイル移行以外であれば高還元率。
海外で利用できないお店が多い
JCBカード最大のデメリットは、海外で使えないお店があること。
JCBは、日本発のカードブランドなので、まだまだ世界での普及度は十分でないです。
ただ、海外旅行でJCBが使えないのかというと、実は、海外旅行で活躍するんです。
ハワイ、グアム、台湾など日本人観光客に人気のある国で、かつ、日本人観光客が多く行くお店では、JCBカードが普通に利用できます。
しかも、支払に使えるだけでなく、JCBカードを提示するだけで、割引やプレゼントをもらえたりします。
また、JCBラウンジやJCBデスクで、日本語でレストラン予約や現地ツアーをお願いすることもできたりと、海外旅行にあると嬉しい特典が豊富。
海外旅行に行くなら、JCBプラチナに、VISAかMasterCardのカードを1枚プラスすれば、安心です。
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【2024年版】海外旅行に持って行くクレジットカードのおすすめはこれ!
JCBプラチナのポイント制度(Oki Dokiポイント)
ポイントを貯める(還元率)
JCBプラチナは、JCBオリジナルシリーズのため、Oki Dokiポイントが貯まります。
1,000円=1ポイント(海外利用分は2倍)
1,000円単位だと、1,000円未満の利用では損してしまうのでは?
と思ってしまいますが、ポイントは、1ヶ月分まとめた金額で計算されるため、1回1,000円未満の利用でも無駄になりません。
ポイントの価値は、
1ポイント=5円なので、ポイント還元率は0.5%
正直、ポイント還元率1%欲しいところなので、ちょっとポイントは力不足?
と思わせておいて、JCBプラチナをメインカードにした場合は、ポイント還元率がアップします。
JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)
「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」とは、JCBカードを一定額以上利用するとボーナスポイントがもらえる、サービスのこと。
金額に応じて、以下のボーナスがもらえます。
年間利用金額 | ランク | ボーナス | 還元率 |
300万円以上 | ロイヤルα(アルファ)PLUS | 70%アップ | 0.85% |
100万円以上 | スターα(アルファ)PLUS | 60%アップ | 0.8% |
50万円以上 | スターβ(ベータ)PLUS | 30%アップ | 0.65% |
30万円以上 | スターe(イー)PLUS | 20%アップ | 0.6% |
年100万円以上利用する方なら、0.8%、さらに年300万円以上利用するなら、0.85%と合格のポイント還元率に近づいてきます。
ポイントアップ
- JCB ORIGINAL SERIESパートナー店
- Oki Doki ランド
2つのポイントアップのルートがあるので、実店舗でも、ネットショップでも、ポイントが2倍~20倍にアップします。
加盟店も、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングなどのネットショップや、セブンイレブン、イトーヨーカドー、スターバックスなど普段使いできるお店がたくさん。
特に、Amazonは、両方に加盟しているため、3倍(ポイント還元率1.5%)!
どんなお店がはいっているかは、こちらを↓
結局、ポイントは貯まりやすいの?
結論は、JCBプラチナのポイントは、メインカードとして利用するなら、貯まりやすく、高還元率!
ポイント制度がややこしいので、結局、ポイントが貯まりやすいのか、貯まりにくいのか分かりづらいのが難点。
年間100万円以上利用して、特に、ポイントアップが受けられるネット通販の利用が多いなら、軽く1%の還元率は超えます。
実は、ポイントが貯まりやすいカードなんです。
もっとシンプルならわかりやすいんですけどね。
ポイントの有効期限
獲得月から5年間
一般カードは2年間なので、JCBプラチナは、3年有効期限が伸びています。
無期限ではないですが、少ないポイントから使うことができるので、交換さえ忘れなければ、ポイント失効はないでしょう。
ポイントを使う
ポイントの使い道は、ポイント移行や、家電製品、ディズニーやUSJチケット、商品券などとにかく豊富。
ただ、すべてがお得な使い道ではなく、ポイントの価値は、
1ポイントの価値=3円~6円(0.3%~0.6%)
せっかく貯めたポイントなので、できればお得な交換先に交換したいところ。
損をしない&使い勝手の良い、交換ルートを挙げるとこちら。
1ポイント単位ならこれ
Oki Dokiポイントは、嬉しいことに1ポイントから交換可能です。
1ポイント単位でお得に交換できるものをピックアップするとこの2つ。
- Tポイント
1P ⇒ 4Tポイント or 1P ⇒ 5Tポイント(らくらく自動移行コースの場合) - Amazon
1P ⇒ 3.5円相当でショッピングに充当
Tポイントは、「らくらく自動移行コース」と呼ばれる、Oki Dokiポイントを自動的にTポイントに移行するコースを選択すれば、「1P=5円」相当で交換可能なんですが、逆に言うと、Tポイント以外には交換できなくなります。
Amazonはポイント価値は3.5円と低めですが、手軽に使えるのが魅力です。
200ポイント~ならこれ
200ポイント以上あれば、5円近い価値で利用できます。
- ビックカメラ
1P ⇒ 5ビックポイント - 楽天
1P ⇒ 4楽天ポイント - WAON
1P ⇒ 4WAONポイント
1,400ポイントあれば一番オトク
個人的におすすめが1,400ポイント貯めること。
1,400ポイントあれば、5円以上の価値で交換できます。
- ディズニーリゾート1Dayパス
1,400P ⇒ 7,400円相当(5.2円) - ユニバーサル・スタジオ・ジャパン1Dayパス
1,400P ⇒ 7,600円相当(5.4円)
レジャーチケットに交換すれば、もらってうれしい、使って楽しいので、いいですよね。
ギフトカード&キャッシュバック
ギフトカードやキャッシュバックにも交換できます。
ギフトカードなら、1,050ポイントから交換でき、4.7円~4,9円。
- 1,050ポイント ⇒ JCBギフトカード5,000円(4.7円)
- 2.050ポイント ⇒ JCBギフトカード10,000円(4.8円)
- 3,050ポイント ⇒ JCBギフトカード15,000円(4.9円)…
キャッシュバックなら、1,000ポイントからなら、4.5円でキャッシュバックを受けられます。
- 500ポイント~ 1ポイント ⇒ 3円キャッシュバック
- 1,000ポイント~ 1ポイント ⇒ 4.5円キャッシュバック
マイル交換はちょっと残念
マイルへの交換は、3社に交換可能。
【交換先】
ANA(全日空)
JAL(日本航空)
デルタ航空
【交換レート】
1P ⇒ 3マイル
【交換単位】
500P以上1ポイント単位で、移行手数料は無料
他のマイルカードは、1,000円の利用で、10マイルに交換できるため、交換レートは悪いですね。
ただし、1マイルの価値は2円~3円なので、他のマイルカードでマイルを貯めているなら、それと合わせてOki Dokiポイントも、マイルに交換するのは、ありですね。
マイルを貯める目的なら、マイルカードをメインに使ったほうがお得です。
ANAマイルを貯めるなら→マイルが良く貯まるおすすめのANAカードは?失敗しないANAカードの選び方!
JALマイルを貯めるなら→JALカードのおすすめはこれ!JALマイルを無期限に貯める方法も!
デルタスカイマイルを貯めるなら→デルタアメックスゴールドの入会キャンペーン!上級会員ゴールドメダリオン自動付帯は魅力的過ぎ!
JCBザ・クラスへの登竜門
JCBカードの最高峰は、「JCBザ・クラス」(JCB THE CLASS)。
正直、JCBプラチナの登場で、差は、ディズニーリゾートのラウンジと、25,000円相当のメンバーズセレクションくらい。
それでも欲しい、JCBのブラックカードを目指すなら、JCBプラチナで決済額を積み上げて、利用実績を作ることから。
JCBザ・クラスとの差やインビテーションについてはこちらの記事にまとめています。
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JCBプラチナ登場でJCBザ・クラスへの道のりに変化!ゴールド、ザ・クラスとの違いは?
JCBプラチナの審査・審査難易度
JCBプラチナの審査と審査難易度はこちらの記事にまとめています。
-
JCBプラチナの審査基準は?JCBゴールドからのアップグレードで入手!
まとめ
JCBプラチナは、24時間365日対応してくれる秘書が、年会費27,500円(税込)で無料でついてくる。
しかも、家族カード1枚無料。
やはり、コンシェルジュデスクがついて、この年会費は、最強の高コスパカード。
おまけ JCBプラチナ特典一覧
券種 | プラチナ |
年会費(税込) | 27,500円 |
家族カード | 1枚無料 |
Oki Dokiポイント | 1,000円=1P |
Oki Dokiボーナスアップ | 最大70% |
ポイント有効期限 | 5年 |
コンシェルジュ | ◯ |
メンバーズセレクション | - |
JCB Lounge 京都 | ◯ |
USJ JCBラウンジ | ◯ |
空港ラウンジ | ◯ |
プライオリティ・パス | ◯ |
JCBプレミアムステイプラン | ◯ |
ザ・クラスダイニング | - |
グルメ・ベネフィット | ◯ |
ダイニング30 | ◯ |
海外旅行保険 | ◯ |
国内旅行保険 | ◯ |
ゴルファー保険 | - |
券種 | プラチナ |