成田空港へのアクセス(行き方)はバス・電車・車どれがいいのか?
どれもメリット・デメリットがあるのでこれ!という決め手に欠けますよね。
成田空港は遠いだけあって、どうやって行くか調べるとどれも結構、交通費がかかります。
かといって、料金だけで選んで、不便では元も子もない…
そんなわけで成田空港へのアクセスはどれが良いのか調べてみました!
成田空港へのアクセス
成田空港へのアクセス(行き方)は、大きく分けて3つ!
- バス
- 電車
- 車
もちろん、これ以外にタクシー、ハイヤー、ヘリとかお金を払えばいくらでも便利で楽な手段はありますが、仕事かよほどのお金持ちでないと選択肢に入らないため、検討からは外しています。
比較する時のポイント
旅行で成田空港に行く時の大事なポイントが荷物!
普通に成田空港に行くだけなら、どのルートでも問題ないのですが、旅行、とりわけ海外旅行だとスーツケースの方が多いかと。
スーツケースを持ちながらの移動は想像以上に大変です。
階段しかないときの絶望感。
満員電車にスーツケースを持ちこむときの周りの白い目。
雨の日の外歩き。
料金も大事だけれど、楽かどうかも大事なポイントです。
バス・電車・車の比較
まずは、3つの特徴を比較してみます。
やはりバスが一番格安だけど、時間が早いのは電車、大人数なら車といったところでしょうか。
バス | 電車 | 車 | |
料金 | 1,300円~3,100円 | 1,320円~3,020円 | 3,000円(高速・ガソリン)+駐車場1日500円~ |
所要時間 | 75分~ | 36分~90分 | 60分~ |
確実性 | 道路事情により時間が前後 | 時間に正確 | 道路事情により時間が前後 |
メリット | ・料金が安い ・バス停が近いなら乗り換えなしなので楽 | ・時間が正確 ・早い | ・人数が多いと一番安い ・子どもがいる場合、車は楽ちん |
デメリット | ・渋滞のリスクあり ・時間が読めないため早い便を利用する必要がある | ・人身事故で遅れるリスクあり ・スーツケースがあるとホームでの乗り換えが不便 | ・渋滞・事故のリスクあり ・帰りは疲れているとドライバーは辛い |
※料金は参考に東京駅からの料金目安
バス
バスといえば、リムジンバスが一番に思いつきますよね?
現在は、LCC(格安航空会社)の成長で、格安バスも運行を始めています。
成田空港行きのバスとして有名なのが、2つ。
- リムジンバス(東京駅発 3,100円)
- エアポートバス東京・成田(東京駅発 1,300円)
リムジンバス
バスの最有力候補が、リムジンバス。
東京駅だけでなく、都内の主要ヶ所・主要ホテル、神奈川県、千葉県、埼玉県と各地から出ているのでやっぱり便利。
クマが住んでいる埼玉の片田舎ですらリムジンバスが発着しています。
バス停が近くにある方なら、リムジンバス一本で行けるのでとにかく便利です。
なんせ、重いスーツケースを駅で転がしてエレベーター、エスカレーターを探しながら歩く必要がなくなりますので。
バスにスーツケースを預ければ、あとは成田空港で受け取るだけです。
ただし、2,450円~3,600円と料金としてはお高めです。
その分、快適度は高いです。
座席の間隔は広く、車内も空いているので、快適な乗車ができます。
エアポートバス東京・成田
エアポートバス東京・成田は、東京の複数ヶ所と⇔成田空港路線。
東京駅、銀座駅、東雲車庫、東雲イオン前、大江戸温泉物語、鍛冶橋駐車場にバス停があります。
料金は、リムジンバスに比べると2,000円近く安い!
もし、東京駅へのアクセスが良い方なら有力な候補です。
値段が安い分、座席の間隔はリムジンバスに比べると狭く、満席になることも。
事前にインターネット予約がおすすめ。
2021年2月末までは片道1,000円でしたが、2021年3月1日から1,300円に値上げされています。。。
バスまとめ
バスの利点は、各地に出ているので、自宅に近いところにバス停がある可能性が高いこと。
もし、自宅の近くの駅にバス停があるなら、バスは最有力候補。
重たいスーツケースを持って電車に乗り、乗り換えをしなくて済むので、料金が多少高くても楽です。
もし、東京駅から近いならTHEアクセス成田でわずか1,000円なので、一番の有力候補ですね。
- リムジンバス
※楽天ポイントを貯めている方は、楽天トラベル経由での予約がポイント5倍なのでおすすめ。 - 楽天トラベル(予約すると100円安くなります)
- エアポートバス東京・成田
バスと聞くと渋滞に巻き込まれて遅れるイメージがありますが、今は渋滞情報の共有が進み、概ね予定通りに到着できますが、事故渋滞など回避できない場合もあるので、余裕を持って空港に到着できる時間のバスを選びましょう。
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電車
成田空港行きの電車は大きく5つ!
- 京成スカイライナー
- 京成アクセス特急
- 京成快速特急・特急
- JR成田エクスプレス
- JR快速エアポート成田
一覧で見たほうが早いので一覧表にしました。
所要時間 | 料金 | 出発駅 | 座席 | |
スカイライナー | 36分(日暮里) | 2,470円 | 上野・日暮里 | 指定 快適シート |
アクセス特急 | 52分(日暮里) | 1,240円 | 上野・日暮里・都営浅草線 | 自由 在来線シート |
快速特急・特急 | 70分(上野) | 1,030円 | 上野・日暮里・都営浅草線・船橋経由 | 自由 在来線シート |
成田エクスプレス | 53分(東京) | 3,020円 | 東京・品川・新宿・大宮・大船等多数 | 指定 快適シート |
快速エアポート | 88分(東京) | 1,320円 | 東京・錦糸町・船橋・千葉等多数 | 自由 在来線シート |
一番早いのは京成スカイライナーですね。
一方、東京だけでなく、埼玉・神奈川・千葉もカバーし、発着駅が多くて便利なのが成田エクスプレス。
京成線
早いのに、安い。
日暮里駅へのアクセスが良い人はおすすめです。
- 急いでいる又は快適に行きたい場合 → 京成スカイライナー
- 安く早く行きたい場合 → アクセス特急
と、使い分けができるのも◎です。
山手線利用なら日暮里がおすすめ
スカイライナー・アクセス特急どちらも上野・日暮里駅を利用できますが、山手線利用の方なら、日暮里駅がおすすめ。
京成上野駅は、JR上野駅から結構離れているので、移動に不便です。
スーツケースを持っていると10分以上はかかります。
ホームが並んでいる日暮里乗り換えがおすすめです。
JR
JRなら、成田エクスプレスがおすすめ。
快速エアポート成田は料金が安いものの、いかんせん時間がかかり過ぎます。
成田エクスプレスは、座席の間隔はとても広く、スーツケースを預ける専用棚もあり、快適な車内です。
ただし、成田エクスプレスは高い…
京成スカイライナーよりも600円弱高いのでうーんといった感じですよね。
それでも、埼玉県民のクマにとっては、日暮里止まりではなく、池袋まで行ってくれるので、山手線に乗るストレスを考えるとつい使ってしまいます。
N’EX往復きっぷなら18%オフ
そんな高い成田エクスプレスも前日までに往復分のチケットを購入すれば東京区間で約18%オフの4,940円(片道換算で2,470円)で購入できます。
N’EX往復きっぷと呼ばれるものです。
N’EX往復きっぷなら、京成スカイライナーと同じくらいで済みますね。
ただし、前日までに購入が必要なのでご注意を。
帰国便の座席指定が不安ですが、事前に座席指定をしないで、帰国時に券売機で座席指定を取ることができるので安心です。
N’EX往復きっぷ:JR公式HP
電車まとめ
日暮里駅へのアクセスが良い方なら、京成スカイライナー、京成アクセス特急がおすすめです。
日暮里駅へのアクセスが悪い方や、神奈川・埼玉の方は成田エクスプレスがおすすめです。
車
家族で成田空港に行くなら、交通費だけでが1万円を超してしまうことも。
3人~4人以上だと自家用車の方が安いですね。
特に小さい子どもがいる場合は、なおさら車の方が楽。
ここでポイントになってくるのが駐車場。
駐車場については、別記事で検討します。(鋭意作成中)
最大のデメリットは、帰国時運転して帰るのが辛いこと。
時差ボケがあったりすると本当にしんどいです。
くれぐれも安全運転で!
東京在住で家族4人とかならタクシーもありかも
東京在住の方なら、成田空港までの均一運賃の設定があります。
それでも16,000円~+高速代なのでかなりお高め。
庶民にはお高い料金です。
もし、興味がある方は、成田空港のHPに料金表が載っています。
まとめ
おすすめは、こんな感じです!
- 成田空港行きのバス停が近い方:リムジンバス
- 東京駅へのアクセスが良い方:エアポートバス東京・成田
- 日暮里駅へのアクセスが良い方:京成スカイライナー 又は 京成アクセス特急
- 神奈川・埼玉・千葉・品川方面からアクセスする方:JR成田エクスプレス(N’EX往復きっぷ利用)
今回の旅行は、成田空港から11時出発の便。
3時間前に空港到着を考えると8時成田空港着。
そうなると、4時台の自宅最寄り駅から出発するリムジンバスか6時台の自宅最寄り駅出発の京成スカイライナー。
やっぱり成田空港は遠い…
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