海外旅行や国内旅行に行く際に必要になるのが、スーツケース。
一度買うと、なかなか買い替えないものなので、慎重に選びたいところ。
前回の旅行中に、ミーコの安いスーツケースは、車輪が壊れ、ただの重たい箱に。
旅行先でスーツケースが壊れると悲劇です。
次回の旅行のため、慎重にスーツケースを選ぶべく、スーツケースの選び方についてまとめてみました!
スーツケースを選ぶポイントは3つ!
スーツケースを選ぶポイントは、次の3つ!
- スーツケースの大きさ
- スーツケースのタイプ
- スーツケースの値段と性能
この3つのポイントをおさえれば、あなたに合ったスーツケースが見つけられます。
スーツケースの大きさ
スーツケースは、旅行の泊数で選ぶのが一般的。
だいたい、10リットルで1日分/1人。
なので、大きさの目安はこんな感じです。
サイズ | 目安 | おすすめ |
30L | 2泊~3泊 | 国内旅行メインの方 |
40L | 3泊~4泊 | |
50L | 4泊~5泊 | |
60L | 5泊~6泊 | 海外旅行メインの方 |
70L | 6泊~7泊 | |
80L | 7泊~8泊 | |
90L | 8泊~9泊 | |
100L | 9泊~10泊 |
国内旅行がメインの方におすすめの大きさ
国内旅行がメインの方なら、泊数も少なめ&荷物も少ないと思うので、30Lのスーツケースがおすすめ。
30Lクラスは、機内持ち込み可のスーツケースが多いですしね。
国内旅行なら、スーツケースは機内に持ち込んでしまったほうが時間も短縮できるし◎。
最近安さで人気のLCC(格安航空会社)は、預け荷物が有料なので、なおさら機内持ち込みできるのが重要になります。
国内旅行におすすめの大きさ:30L
海外旅行がメインの方におすすめの大きさ
海外旅行がメインの方なら、泊数が少なくても、何かと荷物も増えがち&お土産も増えがちなので、60Lのスーツケースがおすすめ。
60Lのスーツケースは、大きさも絶妙で運びやすさもちょうどよい。
また、泊数が多いからといって、60L以上のスーツケースを買ってしまうと、大きすぎて運びづらいし、重いし、保管しづらいの3重苦。
クマも体の大きい男性ですが、60Lのスーツケースでちょうどよい感じです。
女性なら、60Lよりも大きいものだと重い&持ち運びずらいので、60L以下がおすすめです。
ちなみに、今使っているスーツケースも60Lですが、普通に9泊のハワイ旅行や6泊の冬のヨーロッパ旅行も問題なしです。
お土産用のスペースが心配な時は、スーツケースの上にサブバックを乗っけて対応しています↓。
海外旅行におすすめの大きさ:60L
スーツケースのタイプ
スーツケースのタイプで、見るべきポイントは、3つです。
- スーツケースの素材
- スーツケースの開閉方法
- スーツケースのキャスター(車輪)
スーツケースの素材(ハードケース or ソフトケース)
スーツケースの素材には、2つあります。
- ハードケース
- ソフトケース
ハードケース
特徴はこんな感じです。
○ 軽量なものが多い
○ しっかりとした鍵が付いたものが多い
○ 雨に強い
○ 中身に衝撃が伝わりづらい
○ 右と左両方に分けて荷物を入れられるので荷造りしやすい
× 一度閉めると荷物の出し入れがしづらい
× 両開きなので荷物の出し入れにスペースが必要
× 閉じる時に片側を持ち上げる必要があるので重い
× 傷やへこみが付きやすい。最悪割れる
日本人は、スーツケース=ハードケースのイメージが強く、海外旅行ではかなりの割合でハードケースの人が多いです。
クマも何も考えなしに、海外旅行用はハードケースになっています。(スーツケースを見に行くとハードケースが多いのでついつい)
ソフトケース
布地と言われると強度が心配になりますが、強度はまったく問題ないです。
特徴としては、こんな感じです。
○ 小さいポケット付きもあり、荷物の出し入れがしやすい
○ 片開きなので荷物の出し入れに省スペース
○ 中身がはじける恐れはない
○ スーツケースを閉じ易い
○ スーツケースが割れる心配がない
× 中身に衝撃が伝わりやすい
× 片側にしか荷物を入れられず、下になった荷物が取りづらい
× 鍵が付いていないものが多い
× 雨がちょっと心配
海外ではソフトケースが主流です。
しかも、黒のソフトケース。
ソフトケースのスーツケースも小さいのは使っていますが、移動中ちょっと荷物を出したり入れたりできるので、やっぱり便利です。
ハードケース・ソフトケースどちらが良いか?
正直、どちらも一長一短があるので、好みで選んでよいかと。
どちらを買っても失敗はないです。
結局どちらを選んでも、先に壊れるのは、キャスター(車輪)やキャリバー(ハンドル)です。
なので、本体がハードでもソフトでも強度には差がありません。
いつもハードケースだったので、今回は、ソフトケースのスーツケースに挑戦もありかなと考えています。
ハードケース・ソフトケースは好み
スーツケースの開閉方法(フレームタイプ or ファスナータイプ)
ソフトケースは、みなファスナータイプなので選択の余地がないですが、ハードケースは2種類あります。
- フレームタイプ
- ファスナータイプ
フレームタイプ
上の写真のような感じで2か所でロックするタイプです。
○ 形が変わりづらいので中身を衝撃から守ってくれる
○ 荷物を詰めすぎても上から押さえれば結構入る
× 重量はファスナータイプに比べ重い
× 途中で荷物の出し入れはできない(全開にしないといけない)
ファスナータイプ
最近よく目にするのが、このファスナータイプ。
ぐるっと一周ファスナーでスーツケースを閉じます。
○ ちょっと開けて荷物の出し入れができる
○ フレームタイプよりも値段が安い
× 閉じる時にファスナーを一周させないといけないので面倒
× 荷物がぱんぱんだとファスナーが閉まらない
× 中身に衝撃が伝わりやすい
× ファスナーから水が染み込む(安物でなければ大丈夫)
個人的には、頑丈なフレームタイプが好み。
ちょっと無理しても押し込めば入る安心感がフレームタイプにはあるんですよね。
ソフトケースの場合は、ファスナータイプ一択なので仕方ありませんね。
頑丈を求める方:フレームタイプ
軽さと安さを求める方:ファスナータイプ
スーツケースのキャスター(車輪)(2輪 or 4輪)
- 2輪
- 4輪
2輪
あまり見かけませんが、たまに2輪のスーツケースもあります。
とても使いずらいので、2輪のスーツケースはやめましょう。
混雑しているところでは、スーツケースを引いて持ち歩くと危険なので、体の横を転がした方が良い場面があります。
そんなとき、2輪では不可能です。
4輪
4輪のスーツケースが基本です。
4輪
スーツケースの値段と性能
スーツケースの値段と性能は見事に一致しています。
高いものは、やはり性能がいいです。
軽く5万円~10万円以上するRIMOWA(リモワ)は、軽くて丈夫でかっこよくて皆が憧れるスーツケースです。
一方、安いものは、1万円切るものもありますが、どこか性能が劣る部分があります。
高いスーツケースが買えるのに越したことはありませんが、お財布との相談が必要ですよね…
やっぱり、安いのに性能が良いもの!が欲しい!
最低限、この3つのパーツ性能だけ譲らなければ、1万円~3万円でも安くても良いものが見つかります。
- キャスター(車輪)
- 鍵
- キャリーバー(ハンドル)
キャスター(車輪)
キャスター(車輪)は、スーツケースの命。
持っていたスーツケースも旅行中に車輪が壊れて、ただの箱になりました。
車輪は、日本製がおすすめ。
日本製の中でも、「HINOMOTO」(日乃本錠前)のマークが入った車輪なら間違いなし。
実際に製品を見れるなら、転がり具合や回転のしやすさを確かめるとなお良いです。
車輪を固定できるストッパー付きのスーツケースが売っていますが、便利です。電車に乗った時など、ストッパーをしておくとスーツケースがコロコロ勝手に転がっていく心配がなくなります。
鍵
鍵も壊れやすいパーツ。
開け閉めして、すっと鍵が鍵穴に入らないスーツケースは避けましょう。
それと、鍵が、TSAロックと呼ばれる鍵かチェックしましょう。
TSAロックでないと、アメリカ行きでは鍵がかけられないので、不便です。
写真のようなひし形のマークが入った鍵です↓。
TSAロックについての詳細はこちら↓
海外旅行のスーツケースに鍵を掛ける?TSAロックとは?TSAロックは本当に必要?
キャリーバー(ハンドル)
キャリーバー(ハンドル)とは、スーツケースの取っ手のこと。
意外とキャリーバーも壊れやすい部分。
スムーズに出し入れができるか、ちょうどよい高さか確認しましょう。
中には、ハンドルをどの高さでも固定できる便利なタイプがあります。
やっぱり、好きな高さで変えられる方が、使い易いです。
スーツケースの選び方まとめ
【国内旅行におすすめのスーツケースのタイプ】
- 大きさ:30L(機内持ち込みサイズが望ましい)
- タイプ:ソフトケース
- 車輪:4輪で日本製の車輪
【海外旅行におすすめのスーツケースのタイプ】
- 大きさ:60L
- タイプ:ソフト又はハードケース(お好みで)
- 車輪:4輪で日本製の車輪
- 鍵:TSAロック付き
おまけ① 機内持ち込みサイズ
機内持ち込みサイズはこのようになっています。
大体30Lクラスが機内持ち込み可が多いです。
100席以上の飛行機:115cm以内(高さ55cm × 幅 40cm × 奥行き25cm)
100席未満の飛行機:100cm以内(高さ45cm × 幅 35cm × 奥行き20cm)
※離島便などマイナー路線でなければ通常100席以上の飛行機です
おまけ② ボストンバックは?
最近は、国内旅行でもスーツケースを持つ人が増えてきているので、ボストンバックは少数派ですかね。
初めてクマとミーコがアメリカに行った時はボストンバック。
当時は20代前半なので、若さで乗り切れたものの、1週間分の荷物を入れたボストンバックは、とんでもなく重い。
それ以来、旅行はスーツケース。
今でも国内旅行で、車でお出かけならボストンバックも使いますが、電車や飛行機利用なら間違いなくスーツケースですね。
やはり、キャスター付きのスーツケースは楽です。
おまけ③ スーツケースはレンタルという選択肢も
1度しか海外旅行に行かないだろうということなら、わざわざ買っても保管場所に困るだけですよね。
それなら、スーツケースのレンタルという選択肢もありです。
リモワ、サムソナイト、エースなど普通に買うと5万円以上するブランドスーツケースが、1週間借りても5,000円~6,000円くらいで借りられます。
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