アメックスやダイナース、JCBをメインカードにしている人にとって、最大の悩みが決済できないお店があること。
どうしてもメインカードとは別に、「VISA」か「MasterCard」ブランドのサブカードが必要になるんですよね。
5つのサブカードの条件から、アメックス・ダイナース・JCBのサブカードはどれが良いか厳選してみました!
サブカードの条件
サブカードといっても候補がたくさんあるので、まずはサブカードの条件を考えてみました。
- VISA、MasterCardブランドであること
- 年会費が無料又は手頃であること
- 海外旅行保険が自動付帯で付いてくること
- 持っていて何かメリットがあること
- 持っていて恥ずかしくないカードであること
VISA、MasterCardブランドであること
アメックス・ダイナース・JCBの欠点を補うサブカードなので、世界中どこに行ってもほぼ使える、VISA(ビザ)かMasterCard(マスターカード)ブランドは必須です。
日本国内は、アメックス・ダイナース・JCBで決済できないお店もだいぶ少なくなり、年に数回程度の出番。
しかし海外は、まだまだVISAかMasterCardしか使えないお店が多いので、必須ですね。
年会費が無料又は手頃であること
年会費も大事なポイント。
アメックスやダイナースは年会費が高額なので家計のことを考え、サブカードの年会費は抑えたいもの。
もちろん、無料が一番ですが、他の特典も考えたら有利な場合もあるので、手頃であればOKとしています。
海外旅行保険が自動付帯で付いてくること
アメックス・ダイナース・JCBの保有者は海外旅行に行くことが多いかと。
3ブランドともトラベル系の特典に優れているカードですからね。
そうなると海外旅行保険が欲しいところ。
死亡保険以外は複数のクレジットカードを持っていれば、合算して補償を受けることができます。
一番利用頻度が高い、ケガや病気の治療費の補償は多ければ多いほど望ましい。
メインカードの海外旅行保険にサブカードの海外旅行保険を加えれば、補償が手厚くなります。
-
海外旅行保険付き年会費無料クレジットカード2選!カードと保険の組み合わせが一番お得で安心!
ただ、海外旅行保険が付いているだけではダメで、次のポイントが押さえてある必要があります。
- 自動付帯
カード利用がなくても保険が付いてくる - ケガ・病気の治療費用が充実
発生する可能性が一番高いのが治療費用 - キャッシュレス診療対応
海外の病院でお金を払わなくてよい。カード会社から直接支払い
持っていて何かメリットがあること
ここから先は、好みですが、持っていて何かメリットがある方がいいですよね?
特典や優待、ポイント還元率などサブカードだけど、尖ったメリットがある。
メリットも大事な選ぶポイント。
持っていて恥ずかしくないカードであること
これは完全におまけですね(笑)
でも、メインカードが使えない時にさっと出すものなので、見栄えが良いカードのほうがいいですよね?
個人的には、結構重視しています。
条件を満たすサブカード
すべてを完璧に満たすサブカードは、残念ながら今のところ見当たらない。
その中で、5つの条件のうち、4つ以上満たすサブカードはあるので、現時点はこの2枚がベストかと。
エポスカード
エポスカード は、サブカードでは必ず名前が挙がる優れたクレジットカードです。
年会費無料にこだわるなら、最有力。
- VISA、MasterCardブランドであること → ○ VISA
- 年会費が無料又は手頃であること → ○ 年会費無料
- 海外旅行保険が自動付帯で付いてくること → ○ 治療費用充実
- 持っていて何かメリットがあること → ○ 全国10,000店舗で優待
- 持っていて恥ずかしくないカードであること → ◯ シンプル
年会費無料でありながら、海外旅行保険で一番重要な傷害・疾病治療費が200万円、270万円と充実。
また、海外旅行保険だけでなく、年4回マルイで10%オフ、全国のレストラン、富士急ハイランド、ユナイテッド・シネマなど全国10,000店舗で優待が受けられます。
デメリットを挙げるとすれば、家族カードが発行できなこと。
主婦(主夫)や学生でも申し込めるカードなので、一人1枚持つことでこの問題はクリアーにはなりますね。
カードのさらに詳しい記事はこちら↓
-
エポスカードは海外旅行の強い味方!充実の海外旅行保険と割引特典!
ライフカード「旅行傷害保険付き」
ライフカード「旅行傷害保険付き」 は、かなり貴重な海外旅行保険自動付帯のクレジットカード。
- VISA、MasterCardブランドであること → ○ VISA、Mastercard選択可能
- 年会費が無料又は手頃であること → ○ 初年度無料、2年目以降1,375円
- 海外旅行保険が自動付帯で付いてくること → ○ 治療費用充実
- 持っていて何かメリットがあること → ○ LIFE DESK(日本語サービス)で海外旅行をサポート
- 持っていて恥ずかしくないカードであること → ◯ シンプル
初年度年会費無料、2年目以降も1,375円(税込)と手頃な年会費で持つことができます。
海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードはなくなりつつある中、ライフカード「旅行傷害保険付き」は自動付帯。
ポイントは年50万円以上使わないとポイント倍率が上がっていかないので(最大2倍)、使用金額が少ないとポイント還元率が低いのがデメリット。
三井住友カードゴールドNL
三井住友カード ゴールド(NL) は、銀行系ゴールドカードかつ、ナンバーレスで安心。
- VISA、MasterCardブランドであること → ○ VISA
- 年会費が無料又は手頃であること → △ 5,500円(1年間に100万円以上決済で翌年度以降年会費無料)
- 海外旅行保険が自動付帯で付いてくること → × 保険は利用付帯
- 持っていて何かメリットがあること → ○ コンビニやレストランで高還元率
- 持っていて恥ずかしくないカードであること → ◯ ゴールドカード
ゴールドカードで年会費が5,500円(税込)かかりますが、1度でも1年間に100万円以上決済で翌年度以降年会費ずっと無料に。
100万円決済が必要になるものの、ゴールドカードで年会費無料で安心感のあるカードで、見栄えもいい。
海外旅行保険は利用付帯かつ、補償金額も怪我や病気100万円と力不足ですが、それを上回る見た目が惹かれます。
また、コンビニやレストランで高還元率なのも嬉しいポイント。
まとめ
アメックス、ダイナース、JCBは特典とポイントに優れたカードなんですが、どうしてもサブカードが必要なクレジットカード。
年会費無料を優先するなら、 エポスカード 。
家族カード発行したいなら、 ライフカード「旅行傷害保険付き」 。
見た目重視なら、 三井住友カード ゴールド(NL) 。
参考 候補カードのスペック一覧
エポスカード | ライフカード「旅行傷害保険付き」 | 三井住友カード ゴールド(NL) | |
---|---|---|---|
カードブランド | VISA | VISA、Mastercard、JCB | VISA |
年会費(税込) | 無料 | 初年度無料 1,365円 | 5,500円 ※無料化可能 |
家族カード年会費(税込) | なし | 440円 | 1枚無料 |
付与条件 | 自動付帯 | 自動付帯 | 利用付帯 |
死亡保険 | 500万円 | 2,000万円 | 2,000万円 |
傷害疾病治療費 | 傷害200万円 疾病270万円 | 200万円 | 100万円 |
賠償責任保険 | 2,000万円 | 2,000万円 | 2,500万円 |
携行品損害 | 20万円 | 20万円 | 20万円 |
救援者費用 | 100万円 | 200万円 | 150万円 |
家族特約 | なし | なし | なし |
キャッシュレス診療 | あり | あり | あり |
メリット | 年会費無料・保険充実 | 保険自動付帯・家族カードあり | ゴールドカード |
デメリット | 家族カードがない | ポイント還元が低い | 条件達成まで年会費がかかる |
【こちらの記事も読まれています】
アメックスプラチナ・ダイナースプレミアム・JCB ザクラス狙うならどれ?3枚の比較と取得する方法!
海外旅行&国内旅行におすすめのゴールドカード&プラチナカード!特典で旅が一気に快適になる
アメリカンエキスプレス(アメックス)とダイナースを徹底比較!結果どちらを選んだか!