アメリカン・エキスプレス・カードとダイナースクラブカード。
両方ともゴールドカードよりもステイタスの高い「プラチナカード」や「ブラックカード」を有する世界的にステイタスの高いクレジットカード。
プラチナカードやブラックカードは年会費が高額だったり、インビテーション(招待)が必要だったり。
それゆえにステイタスが高い。
なかなか手に入らないものだと欲しくなるのが人間の常(笑)
プラチナカードやブラックカードを目指す!となった時に庶民ができることは、申込可能な最上位のクレジットカードを保有すること。
アメックスなら アメリカン・エキスプレスⓇ・ゴールド・プリファード・カード 、ダイナースなら ダイナースクラブカード 。
利用履歴を磨き、晴れてインビテーションを受けたり、アップグレードを申請することで、プラチナカード・ブラックカード保有者になれます。
そこで悩むのがアメリカンエキスプレスカードがいいのか、ダイナースクラブカードがいいのか?
これは本当に悩みました!
アメックスとダイナース両方を比較して悩んで選択した結果です!
比較するクレジットカード
アメリカンエキスプレスカード(アメックス)、ダイナースクラブカード(ダイナース)ともに提携カードを複数発行しています。
今回は「プラチナカード」へのインビテーションも狙っての選択。
そのため、提携カードではないプロパーの「 アメリカン・エキスプレスⓇ・ゴールド・プリファード・カード (アメックス)」と「 ダイナースクラブカード (ダイナース)」の比較をしていきます!
プロパーカードとは、ブランドが直接発行しているクレジットカードのこと。そのブランドの顔とも言われるブランドを代表するカード
なお、クマは「旅行好き」&「陸マイラー」なので、旅行で役に立つのか?マイルは貯まりやすいかに重点を置いて選びました。
そんなわけで、次の8大比較で白黒つけます!!
- 年会費の比較
- ステイタスの比較
- カードが使えるお店の比較
- ポイントの貯めやすさ比較
- マイルの移行のしやすさ比較
- 海外旅行保険の比較
- 空港ラウンジ・荷物宅配サービス比較
- レストラン特典比較
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年会費の比較
無料クレジットカードが多いこのご時世にどちらも庶民には高過ぎる年会費です。
毎年の年会費比較
すべて税込 | アメックス | ダイナース |
---|---|---|
本会員 | 39,600円 | 24,200円 |
家族カード | 2枚無料(3枚目以降は19,800円) | 5,500円 |
ETCカード | 0円(新規発行手数料935円) | 0円 |
合計 | 39,600円 | 29,700円 |
毎年かかる年会費はダイナースの方が安いですね。
ただ、アメックスゴールドプリファードは、カード更新時に以下の特典がもらえます。
- フリー・ステイ・ギフト(高級ホテル無料宿泊特典(1泊9万円相当のホテルも))
- トラベルオンライン1万円クレジット
「フリー・ステイ・ギフト」(無料宿泊特典)は、マリオットやオークラニッコーホテルズ、ニューオータニホテルズ、ロイヤルパークホテルズなど名だたるホテルから好きなホテルを選んで1泊無料で宿泊できる特典。
ホテルによって1泊の値段は変わりますが、うまく使えば1泊9万円するホテルに泊まれるので、これだけで年会費の元を取ることができます。
ただ、カード更新と年間200万円以上の決済がフリーステイギフト獲得の条件になるので注意。
「トラベルオンライン1万円クレジット」は、アメックストラベルオンラインで使える1万円分の電子クーポン。
この2つの特典を加味すると、アメックスのほうが実質は安い。
マイルを移行した年の追加費用
クレジットカードで貯めたポイントを、航空会社のマイルに移行するとします。
すると、先ほどの年会費とは別に次の費用が発生します。。。
すべて税込 | アメックス | ダイナース |
---|---|---|
ANA以外への移行手数料 | 0円 | 6,600円 |
ANAへの移行手数料 | 5,500円 | 6,600円 |
アメックスもダイナースも一度登録すると毎年請求されます。
アメックスは、ANA以外の移行手数料は無料!
ANAへ移行する場合は毎年5,000円必要になります。
移行手数料はアメックスの有利。
年会費比較の結果
本会員+家族カード1枚、ANAへのマイル移行を前提に年会費を合計するとこのような感じに。
すべて税込 | アメックス | ダイナース |
---|---|---|
本会員 | 39,600円 | 24,200円 |
家族カード | 0円 | 5,500円 |
ANAへの移行手数料 | 5,500円 | 6,600円 |
合計 | 45,100円 | 36,300円 |
フリーステイギフト | △90,000円 | ー |
トラベルオンライン1万円クレジット | △10,000円 | ー |
差し引き合計 | 0円 | 36,300円 |
トータルでは、アメックスゴールドプリファードのほうが8,800円(税込)高い結果に。
もし、家族カードが不要ということであれば14,300円もダイナースのほうが安いです。
ただ、先程も説明したフリーステイギフトとトラベルオンラインを加味するとアメックスゴールドプリファードは実質無料になるので、アメックスのほうが断然安い。
もし仮に年200万円の決済をせず、フリーステイギフトがもらえなかった場合もトラベルオンライン1万円クレジットはもらえるので、実質年会費は35,100円となり、わずかにダイナースよりも年会費は安くなります。
年会費の比較
ステイタス比較
アメックスとダイナースどちらのほうがステイタスがあるか見ていきましょう。
高い年会費を払うならそれに見合ったステイタスも欲しいですよね。
券面比較
アメックスゴールドプリファードは、ゴールドカードですがメタルカード(金属製)。
しかも、色もゴールド。
ダイナースは従来のプラスティック製。
そして色はシルバー。
年会費的には同等ですが、やはり金属製でしかもゴールドの券面には敵いません。
認知度
ステイタスとは、社会的信用や身分をあらわすもの。
そのため、認知度が高くないと社会的信用や身分をあらわせませんよね。
認知度が高いのは、間違いなく、ダントツにアメックスゴールドプリファード!
ダイナースは、ブランド自体を知らない人も多いです(涙)
お店でダイナースを出した場合
こんなやりとりは日常茶飯事です。
お店でアメックスゴールドプリファードを出した場合
明らかにダイナースのときとは反応が違います。
そのくらいダイナースはマイナーです。
ゴールドカードやプラチナカードは誰でも持てる時代。
だけど、世間一般の認識は違います。
券面がゴールドに輝いていると金持ちに見えます。
その点、アメックスゴールドプリファードの券面はメタルカードだし、わかりやすいゴールド。
一方、ダイナースはシルバーのため見た目は普通。
インパクトゼロです。
個人的にはゴールド!というと出しづらいのでシルバーが好きですが。。。
とはいえ、周りにわかってもらえなければステイタスがあるとは言えないので、ステイタスを求めるなら断然アメックスです。
プレミアムカード比較
冒頭にも書きましたが、アメックスやダイナースを持つ動機の一つにプラチナカードやブラックカードを持ちたい!というのがあるかと。
クマもまさにそんな一人です。
というわけでプレミアムカードを比較です。
アメックスは4ラインナップ。
カード名 | クラス |
---|---|
アメリカンエキスプレスグリーンカード | ノーマル |
アメリカンエキスプレスゴールドプリファードカード | ゴールド |
アメリカンエキスプレスプラチナカード | プラチナ |
センチュリオンカード | ブラック |
ダイナースは、2ラインナップ。
カード名 | クラス |
---|---|
ダイナースクラブカード | ゴールドカード |
ダイナースクラブプレミアムカード | プラチナよりのブラック |
ブラックカードと呼ばれるのは、「センチュリオンカード」と「ダイナースクラブプレミアムカード」の2つ。
ただし、アメックスのセンチュリオンのプレミアム度が高すぎて、ダイナースプレミアムはプラチナカードに置付けされることが多いです。
センチュリオンカードは庶民には持つことや見ることすらままならないので、狙うのは「アメックスプラチナ」と「ダイナースプレミアム」。
アメックスプラチナとダイナースプレミアムの比較
アメックスプラチナ | ダイナースプレミアム | |
---|---|---|
年会費 | 165,000円(税込) | 143,000円(税込) |
家族カード | 4枚まで無料 | 無料 |
インビテーションの難度 | 直接申し込み可能 | 利用実績を積めば庶民でもインビ取得可能 |
ポイント | 国内:100円=1ポイント 海外:100円=3ポイント | 国内:100円=1.5ポイント 海外:100円=2ポイント |
海外旅行保険(治療費用) | 最高1,000万円 | 最高1,000万円 |
プライオリティパス | プレステージ無料 | プレステージ無料 |
ホテル上級会員 | マリオットボンヴォイ・ゴールドエリート ヒルトン・オナーズゴールド会員 プリンスホテル プラチナメンバー クラブ・カールソンPremiumステータス | 一休ダイヤモンド会員 プリファード ホテルズ&リゾーツ エリート |
航空会社上級会員 | なし | なし |
ホテル無料宿泊 | あり | なし |
誕生日プレゼント | あり | あり |
クマは現在、「アメックスプラチナ」と「ANAダイナースプレミアム」を保有していますが、ダントツに「アメックスプラチナ」のほうが満足度が高いです。
表の比較だと温度感が伝わらないですが、とにかく「アメックスプラチナ」はずば抜けています。
金属製のとにかくかっこいい券面で、ホテルの上級会員資格や朝食無料や部屋アップグレードのホテル優待など満足度がとても高いです。
ポイントなら、ダイナースプレミアムはのほうが「100円=1.5ポイント」と貯まりますが、アメックスプラチナの満足度を上回るほどの魅力がない。
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ステイタス比較の結果
ステイタスなら認知度も抜群でメタルカード、センチュリオンという別世界のカードを保有しているアメックス。
アメックスプラチナの満足度もずば抜けています。
ステイタスの比較
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カードが使えるお店の比較
アメックスもダイナースも、VISAやMasterCardに比べると加盟店数が少ないのがネック。
アメックスもダイナースもJCBと業務提携しているため、どちらも国内では困ることはあまりないです。
問題は海外。
アメックスは、庶民的なお店だと使えないお店が多いです。
一方、ダイナースは、アメリカやハワイでは「DISCOVER」と提携しており、ほとんどのところで利用できるので断然有利。
ただ、それ以外の国ではアメックスよりも使えないお店が多い印象。
それを補うように、ダイナースの場合は、無料でMasterCardブランドのコンパニオンカードが発行できます。
ポイントはダイナースクラブカードの半分になりますが、世界中で問題なく使えるのは強み。
アメックス | ダイナース | |
---|---|---|
国内 | JCBとの提携でほぼ使える | JCBとの提携でほぼ使える |
ネットショップ | ほぼ使える | 主要なネットショップでは使えるが、ときおりダイナースのみNGのお店も コンパニオンカードを使えばほぼ使える |
海外 | 使えないお店も多いが、比較的使える | アメリカは99%使えるが、ヨーロッパ・アジアは使えないお店多数 コンパニオンカードを使えばほぼ使える |
追加カード | なし | MasterCardのコンパニオンカード |
利用可能店舗比較の結果
国内のお店で使う分には差がありませんが、海外では使えないお店も。
ダイナースは、MasterCardブランドのコンパニオンカードを発行できるのはとても大きい。
ステイタスの比較
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ポイントの貯めやすさ比較
ステータスカードとはいえ、やっぱりお得でなければ使う意味がありません。
ポイントの還元率
まずは、ポイント還元率。
ポイント還元率とは、100円のショッピングをしたときに何ポイントもらえるかどうか。。
アメックス、ダイナース共に
なので還元率は引き分け。
100円のカード利用で1ポイント貯まり、1ポイントは1マイルに交換可能です。
ちなみに「100円=1マイル」はマイルを貯めるメインカードとして使うことができるボーダーラインのレートです。
ポイントアップの比較
通常のカード利用だとどちらも「100円=1ポイント」。
アメックス、ダイナースもボーナスポイントを獲得できるので、それが勝負の分かれ目。
アメックスゴールドプリファードの場合は「ボーナスポイントプログラム」。
ダイナースの場合は「ダイナースクラブポイントモール」。
ボーナスポイントプログラム
メンバーシップ・リワード・プラス自動加入(無料)で、ボーナスポイントプログラムに登録すれば、以下の加盟店での利用が3倍に!
3倍なので、なんと「100円=3ポイント」。
Amazonがボーナス対象で、しかもポイント3倍なのは大きい。
Amazonとヨドバシカメラがあればなんでも揃うので、そこでのお買い物がすべて3倍ですからね。
ヤフーショッピングやJAL航空券(HP経由)、H.I.S.(HP経由)も3倍になるのも嬉しい。
ダイナースクラブポイントモール
ダイナースはヤフーショッピング、楽天、一休.com、エクスペディア、じゃらん、Apple storeなどなど挙げきれないくらい、普段使うサイトでのお買い物でポイントアップが可能!
なので庶民にも使いやすい!
一番よく使う楽天市場は「5,000円ごとに25ポイント」なので、通常ポイントも入れて100円換算にすると「100円=1.5ポイント」。
1.5倍になるものの、アメックスゴールドプリファードのAmazon3倍に比べるとちょっと物足りないし、5,000円単位なので取りこぼしが多い。
ヤフーショッピングも1.5倍なので、アメックスゴールドプリファードの半分。
ただ、ダイナースクラブポイントモールの魅力はボーナス対象店舗の多さ。
色々なお店でポイントアップするのは魅力。
中には5,000円=475ポイントという大盤振る舞いも。
ポイントの貯めやすさ比較の結果
基本ポイントは同じであるものの、ポイントアップであれば、日常的に使えるAmazonで3倍のアメックス有利。
ポイントの貯めやすさの比較
マイルの移行しやすさ比較
ポイントが貯まっても航空会社のマイルに交換して、旅に出れなければ意味がない!
トラベル&エンターテイメントに強いカードと呼ばれているだけあって両カード複数の航空会社のマイレージプログラムにポイント移行可能!
しかもアメックスもダイナースもカードのポイントは無期限!
(アメックスゴールドプリファードはポイントアップに必要なメンバーシップ・リワード・プラスに自動加入(無料)なので無期限)
期限を気にせず、しかも複数のマイレージプログラムに交換出来るのは陸マイラーにとってはかなりの魅力!
普通は期限あり&移行は1社のみなので。
アメックスもダイナースも魅力の一つ。
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交換可能な航空会社
アメックスは15社、ダイナース5社の航空会社に交換可能。
交換できる航空会社数ではアメックス優勢。
旅マイルでおすすめしているマイレージプログラム5社が入っているか比較してみましょう!
旅マイルおすすめのマイレージプログラムはこちら。
マイレージプログラム | アメックス | ダイナース |
---|---|---|
全日空(ANAマイレージクラブ) | 1,000P=1,000マイル 年間上限40,000マイル | 1,000P=1,000マイル 年間上限40,000マイル |
日本航空(JALマイレージバンク) | 2,500P=1,000マイル 上限なし | 2,500P=1,000マイル 上限なし |
ユナイテッド航空(マイレージプラス) | × | 2,000P=1,000マイル 年間上限120,000マイル |
デルタ航空(スカイマイル) | 1,250P=1,000マイル 上限なし | 2,000P=1,000マイル 年間上限120,000マイル |
ブリティッシュエアウェイズ (エグゼクティブクラブ) | 1,250P=1,000マイル 上限なし | × |
ANAマイルへの移行は引き分け
アメックスもダイナースもほとんどの方が、ANAマイルへ移行しているかと。
そのANAへの交換レート及び、年間移行上限4万マイルは同じ。
どちらも同じ条件なので、引き分け。
JALマイルへ移行できるが現実的でない
アメックス、ダイナースどちらもJALマイルへの移行が可能。
ANAとJAL両方に交換できるのは大きい。
ただ、交換レートは「100円=0.4マイル」相当と悪いので、たくさんポイントが貯まっていて、ANAマイルへの移行だけではまかないきれない人向けですね。
それにしても、移行レートが悪いので、やはり候補には挙げにくい。
ANAやJAL以外はアメックスが断然有利
勝負は、それ以外のマイル。
結論から言うと、アメックスが断然有利。
アメックスは「100円=0.8マイル」相当とまだ使えるレートで、デルタ航空やブリティッシュエアウェイズのマイルに交換できるのが嬉しい。
ブリティッシュエアウェイズなら、JAL国内線特典航空券にも交換できるので、日本人でも使いやすいです。
一方、ダイナースはユナイテッドやデルタ航空に交換できるものの、「100円=0.5マイル」相当。
かなりレートが悪化するので交換するにはもったいない。
正直、ダイナースでANAマイル以外に移行するのは損。
マイル移行で考えるとアメックスのほうが確実に有利。
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マイルの移行しやすさ比較の結果
ANA、JALマイル以外の移行レートの差から、アメックスが断然有利。
マイルの移行しやすさの比較
海外旅行保険比較
海外旅行に強いカードであるには、海外旅行保険がどのくらい付帯しているのかも大きなポイント!
特に注目すべきは一番利用頻度が高いのに補償が薄い傷害・疾病治療費用。
ただ、前提として、
- アメックスゴールドプリファード
利用付帯 - ダイナースクラブカード
利用付帯
アメックス、ダイナースともにカードで旅行代金を支払わないと海外旅行保険の対象になりません。
以前はカードを持っているだけで適用される自動付帯だったのですが、アメックスは2021年、ダイナースは2025年4月から利用付帯に変更。
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本カード会員の場合
アメックス | ダイナース | |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 1億円 | 1億円 |
傷害・疾病治療費用 | 300万円 | 300万円 |
賠償責任 | 4,000万円 | 1億円 |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 |
救援者費用 | 400万円 | 300万円 |
航空便遅延費用補償 | 2万円〜4万円 | なし |
※記載額はすべて最高額
家族カードの場合
アメックス | ダイナース | |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 5千万円 | 1億円 |
傷害・疾病治療費用 | 300万円 | 300万円 |
賠償責任 | 4,000万円 | 1億円 |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 |
救援者費用 | 400万円 | 300万円 |
航空便遅延費用補償 | なし | なし |
※記載額はすべて最高額
家族特約(カード保有者の家族で家族カードを持っていない人)の場合
アメックス | ダイナース | |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 1千万円 | なし |
傷害・疾病治療費用 | 200万円 | なし |
賠償責任 | 4,000万円 | なし |
携行品損害 | 50万円 | なし |
救援者費用 | 300万円 | なし |
航空便遅延費用補償 | なし | なし |
※記載額はすべて最高額
海外旅行保険比較の結果
一番大事な傷害・疾病治療費用は同じ。
ダイナースもアメックス同様利用付帯になったのでどちらも同じに。
アメックスのメリットといえば、カードを持っていない家族も補償の対象であるところ。
子どもなど家族カードを持たない家族がいる場合は、旅行代金をアメックスで支払うほうが有利に。
家族が多くなれば当然家族カードを持っていない家族も増えるのでこれは大きな強み!
海外旅行保険の比較
国内旅行保険はダイナースの方が充実
アメックス | ダイナース | |
死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 1億円 |
入院 | なし | 日額5,000円 |
手術 | なし | 5~20万円 |
通院 | なし | 日額3,000円 |
※共にクレジットカードの利用が条件
※記載額はすべて最高額
空港ラウンジ・荷物宅配サービス比較
空港ラウンジと荷物宅配サービスも海外旅行では大きなポイントです。
こちらはアメックスゴールドプリファード、ダイナース共に充実していますが若干の差があります。
空港ラウンジ
アメックス | ダイナース | |
---|---|---|
国内空港ラウンジ | 回数制限無し | 回数制限無し |
国内空港ラウンジ同伴者 | 1名無料 | 有料 |
海外空港ラウンジ | プライオリティパス 年2回無料(以降35米ドル) | ダイナースオリジナル 年10回無料(以降3,500円) |
海外空港ラウンジ同伴者 | 有料 | 有料 |
ラウンジ数 | 世界1,400ヶ所以上 | 国内外1,300ヵ所以上 |
航空会社ラウンジ有無 | あり | あり |
家族カード | 利用可能 | 利用可能 |
アメックスゴールドプリファード、ダイナースどちらも国内空港ラウンジは回数制限無しで無料で利用できます。
アメックスゴールドプリファードが有利な点は、国内空港ラウンジでは、同伴者1名も無料であること。
国内空港メインで使うなら、アメックスゴールドプリファードのほうが有利。
一方、海外空港メインで使うなら、アメックスゴールドプリファードは年2回と少ないのに対して、ダイナースは年10回と十分な利用回数が確保されています。
海外旅行をメインに考えるなら、ダイナースですね。
-
空港ラウンジ同伴者無料のクレジットカードを探しているならアメックスがおすすめ!
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荷物宅配サービス
アメックスもダイナースもスーツケース等の手荷物お届けのサービスが付いています。
結構スーツケースをコロコロ転がして電車に乗るのは大変なので助かるサービスです。
ダイナースは、帰国時のみで年間2個まで。
一方アメックスゴールドプリファードは出国時、帰国時共に利用可能で1回1個にはなりますが、回数制限はなし。
行きも帰りも楽チンなアメックスゴールドプリファードの勝利です。
※アメックス:海外への出発時、指定の場所から手荷物1個無料、海外からの帰国時に空港から指定の場所まで手荷物1個無料
※ダイナース:海外からの帰国時、空港から指定の場所まで手荷物年2個無料
空港ラウンジ・荷物宅配サービス比較の結果
ダイナースもアメックスゴールドプリファードも一長一短。
空港ラウンジと荷物宅配どちらに重きを置くかにもよりますが、海外空港ラウンジの回数を重視するならダイナースかな~。
空港ラウンジ・荷物宅配サービスの比較
レストラン特典比較
最後はレストラン特典比較。
人生を楽しむなら高級レストランも楽しみたいところ。
アメックスもダイナースもレストランを楽しむ特典が用意されています。
アメックス | ダイナース | |
---|---|---|
高級レストラン2名で1名無料 | ゴールド・ダイニング by 招待日和 | エグゼクティブ ダイニング |
ポケットコンシェルジュ | 20%オフキャッシュバック | ー |
子供向けレストラン特典 | ー | Family Table |
レストランイベント | ー | レストランウィーク |
アメックスもダイナースも高級レストランの所定のメニューを2名以上で利用すると1名分が無料になる特典はあり。
さらに、ダイナースには、子ども料理が無料になるFamily Tableや、季節ごとにお得な一律料金で高級レストランを楽しめるレストランウィーク特典もあり。
しかし、アメックスゴールドプリファードの登場で新たに日本全国本当に信頼できる名店を集めたレストラン予約サイト「ポケットコンシェルジュ」で20%キャッシュバック(毎年最大1万円)受けられる特典が登場。
これによりアメックスも以前に比べると盛り返してきましたが、やはりレストラン特典はダイナース一択。
レストラン特典比較の結果
レストランで困らないようにという起源を持つダイナースが、レストラン特典は勝利。
ステイタスの比較
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アメックスとダイナースの両方所有は意味あるのか?
比較をしていると強く思うのが、悩むくらいなら両方持っちゃう?という誘惑・・・
ただ、個人的には両方所有はもったいないと考えています。
理由は次の5つから。
- 庶民には2枚分の高額年会費はかなりの負担(年間6万円以上)
- アメックスとダイナースのカード特典がどちらも似たり寄ったりなので、どうしてもカード特典が重複してしまう
- 1枚でも庶民には使いきれないカード特典
- プラチナカードやブラックカードを目指すなら、決済を1枚のクレジットカードに集中させるべき
- 高額年会費のカードを2枚持つなら、カード特典が被らない別のクレジットカードを選ぶべき
といいつつ、クマは2枚持ちしていましたが(汗)
現在は、共にカードランクを上げて、アメックスプラチナ、ANAダイナースプレミアム→ANAアメックスにダウングレードを保有しています。
(ダイナースは、プレミアムに突撃する際にANA提携に切り替え)
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まとめ
結果は、
7大比較 | アメックス | ダイナース |
---|---|---|
年会費の比較 | ○ | |
ステイタスの比較 | ○ | |
カードが使えるお店の比較 | ○ | |
ポイントの貯めやすさ比較 | ○ | |
マイルの移行のしやすさ比較 | ○ | |
海外旅行保険の比較 | ○ | |
空港ラウンジ・荷物宅配サービス比較 | ○ | |
レストラン特典比較 | ○ | |
合計 | 5 | 3 |
結果はアメックスゴールドプリファードの勝利!
この記事は2015年に記事を公開してから何度も書き直して現在に至りますが、当初は拮抗していたものの、2024年アメックスゴールドプリファードの登場で一気にアメックスが優位に。
どちらもいいカードなのですが、アメックスのほうが知名度が高く、特典も一気に充実。
最後のトドメはメタルカードになったこと。
これにより明らかにアメックスゴールドプリファードを選んだほうが満足度は高いです。
一方、ダイナースであれば、レストランイベントが多いので、レストランを楽しみたいなら今でもダイナース。
どの切り口にするかで結果は変わりますが、旅行という観点から見ると、今はアメックスがおすすめです。
コスパもよく、旅行でも使えて、なによりアメックスブランドのステイタスの高さは随一。
-
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