飛行機の座席なんてどこでも同じでしょ?
そう思うかもしれませんが、国際線なら長いもので13時間を超えるフライトも!!
国内線だって、快適に過ごしたい!
飛行機の座席の選び方で、快適度が変わり、その後の観光にも影響が出るので、飛行機の座席は慎重に選びましょう!
座席指定するなら窓側?通路側?
座席指定するなら景色が楽しめる窓側がいいんじゃない?
という声が多いかもしれませんが、フライト時間でおすすめが変わってきます。
- 国内線 & 3時間未満の国際線のおすすめ → 窓側の席
- 3時間以上の国際線のおすすめ → 通路側の席
国内線 & 3時間未満の国際線のおすすめは、窓側の席。
理由は、フライト時間が短くトイレに立つこともないので、景色が楽しめる窓側がおすすめです。
3時間以上の国際線のおすすめは通路側の席。
なぜ3時間以上の国際線は通路側なのか?
エコノミークラスの場合、座席間隔が狭いため、人が座っている席を横切るのは至難の技。
エコノミークラスだと男性が座るとこんな感じで、ピッチピチ。
席を立ってどいてもらうか、またいで通らないといけないという大きなデメリットがあります。
国際線の場合、景色を楽しめるのは離陸・着陸のときくらいしかなく、ほとんどの時間、窓を閉めているので案外景色は楽しめなかったりします。
通路側のメリット
- トイレに行きやすい
好きな時にトイレに行き、体を少しでも動かせる - 上の棚に入れた荷物を出しやすい
荷物を足元には小さいバックしか置けないので、人によっては上の棚の荷物を出し入れする
通路側のデメリット
- 寝ているときに通路を歩く人にぶつかられ、起きてしまうことがある
ただでさえ、狭くて寝ずらいのに結構マイナスです - 窓側の人がトイレのとき、席を立たなければいけない
長いフライトでも2~3回くらいが普通なので、そこまで気にならない
窓側のメリット
- 壁にもたれて寝ることができる
結構いい感じで寝ることができます(笑) - 寝ることを邪魔されずに済む
自分のスペースが作れるので - 窓の外を見られる
先ほども書きましたが、国際線の場合は、そんなにメリットじゃないかも。
窓側のデメリット
- トイレに行くのにとても気を遣うのと、タイミングを見計らう必要がある
自分のタイミングを逃すのは、かなりのストレスなので、最大のデメリットです - 上の棚の荷物を取れない
最初に必要なものを出しておけば問題なし
席は前のほうと後ろのほうどちらがいい?
前がおすすめです。
理由は2つ!
到着後飛行機から早く出れる
別にそんなにあせって出なくてもいいんじゃない?
と思われるかもしれないですが、国際線の場合、到着すると入国審査をパスする必要があります。
エコノミークラスの最後のほうに飛行機を出ると長蛇の列の後ろになり、結構時間をロスします。
機内食が選べる
エコノミークラスでも、機内食を2種類から選べることが多いです。
えっ!と思うかもしれませんが、通常、前の座席から、ほうから肉と魚どちらがいいか聞いていきます。
大体どちらかに人気が偏り後ろのほうになると人気メニューがなくなり、何も聞かれずに残っているほうが提供されます。
機内食は唯一の楽しみなので、ここは好きなほうを選びたい!
その他にも
前のほうが事故にあったときに生存率が高い!?
後ろはエンジンの後ろはうるさい!?
後ろは団体客が多い!?
なんとも怪しい情報もありますが、個人的には気にしていません。
非常口前の座席は英語が話せないとだめ?
非常口前の座席の魅力はズバリ足元が広いこと。
前に座席がないため、ビジネスクラス並みに広いです。
ANAでは何度か利用しましたが、エコノミークラスの料金で足を伸ばして寝られるのはとても幸せです。
前に荷物が置けないことと、結構寒いというデメリットがありますが…
ただ、ANAやJALなどの日系以外の航空会社だと、「英語が喋れる」ことという条件がついているところがあります。
そのため、私のように英語がちょっとという方は避けたほうがよいでしょう…
ペアならここがおすすめ
2人なら、配列によってはプライベートな空間を作れます。
2-4-2、2-3-2の座席配列なら
迷いなく窓側から2席で決まりです。
完全にプライベートな空間を作ることができ、誰にも邪魔されません(笑)
3-4-3、3-3-3の座席配列なら
中央の島の通路側から2席で決まりです。
他人である3人目の人は通常反対側から出て行くため、通路側に座っていても相方以外の人が横切ることがありません。
ビジネスクラス・ファーストクラスにも快適じゃない席がある
ビジネスクラスやファーストクラスなら、エコノミークラスとは違い、どこの席に座っても快適。
それでも、トイレの近くやギャレーの近くだと落ち着かないなど悪い席も存在します。
せっかくいいクラスに乗るのだから、妥協したくないですよね。
このあと紹介する自分が乗る飛行機ごとのオススメシートを見て選んだほうが、絶対にいいです。
また、ビジネスクラスなら、座席番号が早いほう(ビジネスクラスまでしかない飛行機なら1Aとか)が、通常早くサービスを受けられます。
ビジネスクラスは座席数も多いので、後ろの方だとサービスが遅くなる傾向にあります(時々逆のケースもあり)。
早く機内食を食べて、ゆっくり眠りたいなら、座席番号が早い席を選ぶのもありですね。
ファーストクラスまでいくと食事のタイミングも自由なので、もはや関係ないですね。
飛行機の座席を選ぶならSeat Guruがお勧め!
さて、実際に座席指定しようと思うと、シートマップを見ながら悩むものです。
それに答えてくれるのが、「Seat Guru」という航空会社、飛行機の種類ごとにおすすめの座席を検索することができるサイトです。
英語のサイトですが、見方さえわかれば簡単におすすめを見つけることができます。
自分の搭乗予定の飛行機のシートマップを探すには便名から検索する方法が一番簡単ですのでそちらをご紹介します。
コードシェア便にも対応していますのでとても便利です。
Seat Guruでシートマップを便名から検索する方法
ステップ1 搭乗予定の便名を見つけよう
まずは航空会社のHP等で搭乗予定の便名を調べます。
便名は、予約画面の途中に表示される便名や時刻表から調べることができます。
ANAの時刻表の場合、このような記載です。
この場合ですと「2」が便名になります。
JALの時刻表の場合、このように記載してあります。
「786」が便名になります。
ステップ2 Seat Guruでステップ1で調べた便名で検索する
先ほど時刻表で見つけた、JALのハワイホノルル行きの便を試しに検索してみます。
Seat Guruへアクセスします
Seat Guruへアクセスする
Find Seat Mapsにある Airline,Flight #,Dateを入力します
View map を押します
座席表が表示されます
Seat Guruで飛行機のお勧めの座席の決め方
Seat map keyの見かた
緑色 Good seat
おすすめの座席。足元が広い。
でも、だいたい空いていることは少ない…
空いていれば即決!
黄色 Be Aware - See comments
あまりおすすめ出来ない座席。
トイレやギャレーに近くうるさい等
赤 Bad seat
選んではいけない座席。
リクライニングができない、トイレやギャレー(機内のキッチン?)に近くうるさい等
緑色と黄色 Mixed Review
おすすめの部分とおすすめできない部分両方ある席。
足元が広いけど、トイレやギャレーに近くうるさい等
無色 Standard seat
普通の座席。青色はたいてい空いていないため、ここから選ぶことがほとんどです。
あとは個人の好みで通路側、窓側、前方・後方を選ぶとよいでしょう!
ギャレー Galley
飛行機のキッチンのようなもので、そこに機内食やドリンクを置いてあります。
キャビンアテンダントの方が良く出入りするため、近いと落ち着かないこともあります。
トイレ Lavatory
トイレに近い席だと、トイレの音やトイレ待ちの列ができた時にかなり気になります。
トイレに近い席は、おすすめしません。
バシネット Bassinet
バシネットとは、赤ちゃん用のベットのことです。
赤ちゃんがいらっしゃる方が、バシネットが設置できる席を確保できれば、無料でベットが借りられるのでフライトがかなり楽になります。
クラス毎の座席の情報
Pitch・・・座席の前の広さ
Width・・・座席の幅の大きさ
Seating details・・・シートの倒れる角度、その他の情報
これらはすべてインチで記載されているため、センチに直す場合は、1インチ2.5センチで計算しましょう。
上記エコノミークラスのシートピッチは、34インチなので86センチになります。
一番大事なのはやはりシートピッチ(座席の前の広さ)です。
数センチ違うだけで、快適度がまったく変わってきます。
標準サイズは79センチなので、86センチは広い方です。
まとめ
国内線のおすすめの席は、窓側の前方。
国際線のおすすめの席は、通路側の前方。
ぜひ、快適なフライトで楽しい旅に!
次のページは、ツアーと格安航空券の時の座席指定についてです。
国際線の座席指定をツアーや格安航空券でもする方法!隣同士を確保したい!
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